360度カメラは将来性はともかく現在は…?(2021年8月現在)

この記事は、大幅なデザイン変更前に書かれたものですので、レイアウトが崩れている可能性があります。ご了承ください。

 今回はかなり雑談めいていますが、オンラインでミーティングについて。オンラインミーティングのメリットはもちろん、移動時間を削減できますし、手軽に集まれることです。一方、ミーティングの中身としては、ネットワークの状態がよかったとしても、環境設定次第では参加者の表情がみえなかったり、発言がこもったりして聞きにくかったり、そういう問題は起きやすくなります。

 オンラインミーティングの形式は、コンサルタントの立場で参加するときは、私がホストになって参加して、クライアント側は、次の3パターンのどれかに当てはまります。

  • クライアント全員個別にパソコン等からそれぞれ参加する。
  • クライアント全員が会議室に参集して1アカウントから参加する。
  • クライアントの一部が会議室で参加し、一部は自宅等から個別にログインする。

 私個人の感覚では、一番オンラインミーティングの質が高いのは1のパターンだと思っています。たまにネットが落ちてしまう人もいますが、回復をまって聞き直すこともできますし、個別対応できるので、比較的会議自体の質は保たれやすいと思っています。2と3のパターンで、会議室から参加されている場合は、マイクとカメラの質と設置方法に大きく影響を受けます。

 マイクの問題は、利用しているマイクの基本性能が、会議室の広さ・参加者数をカバーしていない場合がほとんどという印象です。あまり推奨人数を意識しないで、購入している方が結構多くて、見た目が据え置き型ならできるだけ安価な品をと考えて調達している方もおられます。適切なマイクを採用している企業さんであれば、マイク問題は比較的クリアできているかなというのが私の印象です。

 一方、カメラ問題は結構根深いなと思っています。正直、声が聞こえればある程度質は担保できるので、カメラにそこまで予算をかけたくないという企業さんも多いと思います。中小企業は、コロナ禍前はオンライン会議自体もかなり限定的に行なわれていて、あまり画質にはこだわっていなかった企業さんも多いので、当社のように対話を大切にするリモートミーティングをやろうとすると、表情がみえなくて色々と試行錯誤をしながらやっています。

 そういう意味では、最近CMでも流れているMeetingOWLのような360度カメラは将来性を感じます。360度取りつつも、発言者と会議室全体をパノラマ画で切り分けて投影してくれるのは、非常に魅力を感じます。私自身はまだ未使用ですが、知り合いに聞くと、まだまだ性能面では思ったように動いてくれないことが多いとか。

 一方、バーチャル空間上にオフィスをつくるような流れもありますし、今後のリモートワークがどのように進んでいくのか楽しみでもあり、しっかりついて行かないと仕事が減るなとも思っているところです。

 いずれにしても、最近は各ツールの実態に対して、やや誇大だなと思える宣伝やレビューも見受けられるので、そのあたりは気をつけながらチェックしていきたいと思っています。

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