デイトレーダーが経済指標を読み取る方法 | FXで儲ける技術 12ヶ月で+9999PIPS稼ぐ!

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今の経済は結構混乱しています
いまだかつてないほどの
ボラティリティが高まっていて
激しさを増しています

それの良い面としては
いろんな取引のチャンスが
あることを意味しています

相場が動かないほど
つまらないものはないですから
動けば動くほど楽しくなるというやつです

マイナス面としては
ボラティリティ自体が
大きなリスクがある事です
うまく波に乗れないトレーダー達は
恐怖を感じるでしょうし
以前よりもトレードのレベルが
高くなっています

でもこれからお伝えする
経済指標に対する姿勢を
理解していれば大丈夫です

さて今私たちが直面しているのは
高いインフレです
これからさらに
不況が深刻化する可能性があります

そして
「良い」と見なされている経済のニュースが
なぜか否定的な反応を受けることもあります
もちろん逆の場合もそうです

そこで相場の環境をよりよく理解するために
重要なことをお伝えします


1 – FOMC レートの決定

米連邦準備制度理事会(FRB)の
パウエルおじさん議長によると
軟着陸ソフトランディングはかなり難しいです。

まあそらそうでしょう
お金をばらまくだけばらまいた後
その始末をつけるのに苦労しています

レベルの高いトレーダーは
FRB がインフレを抑えるためには
経済を崩壊させる必要があると感じ始めています。
上手くいかないなら
ブッ壊しちゃいましょうということです
この方が楽かもしれませんね

FRBのお偉いさん達はインフレを鎮めるために
金利をコントロールすることに躍起になっています

色々な意見はありますが
セントルイス連銀のブラード総裁おっさんによると
金利が 5% ~7% まで
上がる必要があると考えているそうです

FOMC 金利の決定は
市場を動かす可能性があります

いいえ可能性がありますどころではなく
100パー近く動きます
大変重要な指標です
したがって金利の発表については
必ず経済のカレンダーでチェックして下さい!

2 – CPI、PPI、 PCE

消費者物価指数は
先月において
消費者が買う物の値段が
どんだけ上がったんですかー?
ということです

PPI は、先月の製造業のインフレ率で
いくぶん先行指標です。

企業が商品の価格を上げると
それを作るコストが
いずれ消費者にのしかかることになるからです

PCE はFRB が好むインフレ指標です。
GDP のカテゴリに近いです。

いろいろ難しい英語の文字列がありますが
これらの指標が発表されたら
前の月と比較しましょう
もしCPIやPPIの数字が低くなったら
インフレがピークに達しているという印象を
投資家に与えます
しかし次の数ヶ月で
その数字が再び上昇することもあります

これは歴史を振り返ってみると
1970 年代を通じて発生しています

そのため次のパターンには注意してください
---------------------
たとえば、1970 年から 1972 年にかけて、CPIと インフレ率は

 5.8% と 3.3% になり、緩和の兆しを見せています

しかし、1973 年と 1974 年には 6.2% と 11.1% に跳ね上がりました

短い期間での数値の低下はそれがおさまったという意味ではなく

さらにその次に跳ね上がる可能性があります
---------------------

だから報道では一喜一憂することを言いますが
それを鵜呑みにしてはいけません

3 – 仕事のデータ
失業する人が減ったと聞けば
ほとんどの人は良い事だと思うかもしれません
しかし株式市場はなぜか下がります
それは、FRBが経済を「減速」させようとしているからです

パウエルおっさん議長は 9 月に
失業率は低下するのではなく
上昇する可能性があると伝えていました
まぁ株式市場が下がっているわけです
これらのことからFRBは経済を減速させようとしています

つまりこのシナリオでは
FRB の引き締め政策は
まだ効果を発揮していないことを示しています


4 – 消費者信頼感指数つーのは
次の2つことがわかります

1.消費者や企業が投資や支出をしている
2.貯蓄モード

これは基本的に
調査に基づいてレポート作ります

この中で需要と供給って言葉が出てくるんだけど

「需要」が高いと
より多くの支出がくるんじゃねーかって考えるらしいです

つまりデマンド プル(需要によるインフレが高いことを意味します)支出は

インフレを増加させるかもしれんってこと

●供給が少なくて需要が多いと価格は上昇します●

ちょこっと難しくなってきましたが
覚える必要はありません
読み流してください

製造する人たちが作るのを減らしてる時に
需要が高い場合は、
高い需要/低い供給です

しかし

需要と生産の両方が鈍くなっていると
景気が後退する

買う人もいない
作るのもだらだらってなれば
景気はつまんねーとなるわけです

次が最後だからもうちょっとだけ

5 – 金融政策の時間差 

金利を上げているのに
なぜその効果を感じないのか

FRBがどんだけ努力しても
それが経済に反映されるまでに
最大 1 年かかるかも
これ多くの人が気付いていません

先月利上げしたからといって
それが2023 年の夏または秋までは
完全に有効にならないということです


結論
ファンダメンタルは短期的なスキャルピングトレーダーにとっては

あまり役に立たないかもしれませんが
全体像を理解することは最良の波を見つけてそれに乗る事につながるので

上記のことを理解しておくとトレンドが把握しやすくなると思います
結局相場は指標発表を境にしてトレンドが形成されます
その内容がどうであれ