青柳晃洋投手(28)の「投手3冠」が確定した。昨季の自己最多に並ぶ「13勝、勝率7割6分5厘、防御率2.05」をマーク。球団では44年若林忠志氏(57歳没)、03年井川慶氏(43)以来 3人目の快挙。終盤では「7試合連続勝ち星なし」と苦しんだが、今季ラスト登板の 9月27日ヤクルト戦(神宮)で「13勝目」を挙げ、チームの「CS進出」にもつながった。「新型コロナウイルス感染」で出遅れた中、昨季の自己最多に並ぶ「13勝(4敗)」を挙げたが、シーズン前に目標に掲げた「15勝」には届かなかった。

ジェフリー・マルテ内野手(31)が 8日開幕の「CSファーストステージ」横浜DeNA戦(横浜)で 3塁起用される可能性が 3日、急浮上した。チームは今季、相手先発が左腕の試合で「10連敗」を喫するなど、深刻な「左腕アレルギー」に苦しんだ。横浜DeNAには今永昇太投手(28)、濵口遥大投手(27)、石田健大投手(29)ら好左腕が並んでおり、左投手を苦にしない助っ人を打開策とする可能性が出てきた。来日 4年目の今季は戦線離脱を繰り返し、 8月末に「1軍再昇格」後も代打出場が目立っていた。とはいえ体調が万全であれば、チーム屈指の迫力はやはり魅力に違いない。そこで持ち上がったのが 3塁起用プランとみられる。仮に助っ人が 3塁に収まれば、 1塁原口文仁内野手(30)、 3塁マルテ、左翼大山悠輔内野手(27)、右翼佐藤輝明内野手(23)の「パワー型布陣」が有力。苦手の左腕攻略へ、奥の手を繰り出すか否かにも注目が集まりそうだ。

近本光司外野手(27)が「30盗塁」で「2年ぶり3度目の盗塁王」に輝いた。「盗塁死は5個」で「成功率は8割5分7厘」と「自己最高の数字」を残した。矢野燿大監督(53)は、新政権となる来季以降も期待した。

矢野燿大監督は「3位」からのCSに最後まで「積極的な野球」を貫く。「2位」横浜DeNAとの「ファーストステージ」は「2勝勝ち抜け」の短期決戦。機動力を生かし少ないチャンスをものにする。

中野拓夢内野手(26)が「ハマスタの呪縛」を解く。苦手意識はなし。横浜で「打率2割7分9厘」の成績で、セの本拠地では「3割4分1厘」の明治神宮野球場、「2割9分8厘」のバンテリンドームナゴヤに次いでまずまずの相性だ。

佐藤輝明内野手が「場外弾」を放ったこともある大好きな横浜で大暴れする。セ 5球団本拠地では「最多の4本塁打」。打率は「2番目」にいい「3割1分1厘」。「8打点」をたたき出している。「6番」に降格した 9月は「11試合連続安打」を記録するなど「打率2割8分2厘」と数字も残している。本塁打はもちろん、チャンスでの一打に期待が高まる。横浜だけでなく神宮での「ファイナル」も突破し、甲子園に帰ってくる。

記事をまとめてみました。

 

 青柳晃洋の「投手3冠」が確定した。昨季の自己最多に並ぶ「13勝、勝率7割6分5厘、防御率2.05」をマーク。球団では44年若林忠志、03年井川慶以来 3人目の快挙に「取れたのはうれしいですけと、自分 1人で取ったものではないので。一番はチームが打ってくれたから勝ってますし、野手の頑張りがいっぱいあった。みんなのおかげです」とチームメートに感謝した。

 阪神青柳晃洋投手(2022年 9月27日撮影)=明治神宮野球場

 「2年連続の最多勝&最高勝率」は、今季のオリックス山本由伸と並んで「プロ野球史上初の偉業」だ。「パ・リーグには由伸っていう『2年連続“5冠”』くらいのバケモノがいるので。それに比べたらちょっと劣るかなと思います」と苦笑い。自身初の「最優秀防御率」については「去年は(中日)柳に負けて『2位』だった。今年はそれを目指している部分があったので、取れたのはすごいうれしい」と喜んだ。

 阪神青柳晃洋投手(2022年10月 2日撮影)=阪神甲子園球場

 終盤では「7試合連続勝ち星なし」と苦しんだが、今季ラスト登板の 9月27日ヤクルト戦で「13勝目」を挙げ、チームの「CS進出」にもつながった。「チームとして絶対に負けられない試合だったので、そういう中で勝ちに久々に貢献できたというのはうれしい」。ポストシーズンに向け「CSに出るからには『日本一』まで、監督に一番長くユニホームを着てもらえたら」と決意をにじませた。

 阪神・青柳晃洋投手

 阪神の青柳は「2年連続の最多勝と勝率第1位」に加え、「最優秀防御率のタイトル」も初めて手にした。昨季は柳(中日)に次ぐ「2位の2.48」だった「防御率は2.05」。「目指している部分があった。取れたのはすごくうれしい」と相好を崩した。

 「新型コロナウイルス感染」で出遅れた中、昨季の自己最多に並ぶ「13勝(4敗)」を挙げたが、シーズン前に目標に掲げた「15勝」には届かなかった。「達成できなかったのは悔しい。来年も『15勝』を目標に、そこを埋めていきたい」と、さらなる高みを見据えた。

 

 ジェフリー・マルテ内野手が 8日開幕の「CSファーストステージ」DeNA戦(横浜)で 3塁起用される可能性が 3日、急浮上した。チームは今季、相手先発が左腕の試合で「10連敗」を喫するなど、深刻な「左腕アレルギー」に苦しんだ。DeNAには今永、濵口、石田ら好左腕が並んでおり、左投手を苦にしない助っ人を打開策とする可能性が出てきた。

 昨季自己最多の 128試合出場で「22本塁打」を記録した大砲も、来日 4年目の今季は33試合出場で「打率2割5分6厘」、わずか「1本塁打」に終わった。シーズン開幕後から右足を 3度も故障。戦線離脱を繰り返し、 8月末に「1軍再昇格」後も代打出場が目立っていた。とはいえ体調が万全であれば、チーム屈指の迫力はやはり魅力に違いない。そこで持ち上がったのが 3塁起用プランとみられる。

  2月、大山悠輔内野手(左)と早出 3塁特守を行ったジェフリー・マルテ内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村営野球場)

 もちろんリスクは少なくない。もともと 1、 3塁を守れる選手とはいえ、今季は 1度も 3塁に就いていない。 128試合に出場した昨季も 3塁守備は 1試合だけ。今後はCSを見据えて、 4日(対日本生命)、 5日(対日本海オセアンリーグ選抜)の 2軍練習試合(鳴尾浜)で 3塁守備の試運転を行う可能性が高い。この 2日間で「GOサイン」が出れば、横浜で 3塁マルテが実現するかもしれない。

 仮に助っ人が 3塁に収まれば、 1塁原口、 3塁マルテ、左翼大山、右翼佐藤輝の「パワー型布陣」が有力。苦手の左腕攻略へ、奥の手を繰り出すか否かにも注目が集まりそうだ。

  5月19日、内野ノックを受けるジェフリー・マルテ内野手。後方は中野拓夢内野手=明治神宮野球場

▼今季の阪神は、相手先発が左腕のときに「22勝32敗」と苦手にしている。相手先発が右腕だと「46勝39敗4分け」で、左右で大きく成績が変わる。 8月 9日DeNA戦から同26日中日戦にかけては相手左腕が先発時に「10連敗」。中日大野雄には 5月 6日に10回二死まで完全投球を許すなど、今季「3勝」を献上し防御率も「1点台」。「CSファーストS」で対戦するDeNAでは、石田と濵口には「防御率1点台」と苦戦している。

  8月31日、広島戦前にノックを受けるジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場

◆阪神マルテが三塁の場合の予想オーダー

<1>(遊)中野拓夢内野手(26)

<2>(二)糸原健斗内野手(29)

<3>(中)近本光司外野手(27)

<4>(左)大山悠輔内野手(27)

<5>(一)原口文仁内野手(30)

<6>(右)佐藤輝明内野手(23)

<7>(三)ジェフリー・マルテ内野手(31)

<8>(捕)梅野隆太郎捕手(31)or坂本誠志郎捕手(28)

<9>(投)

 

  2塁盗塁を決める近本光司外野手(2022年 9月20日撮影)=阪神甲子園球場

 近本光司外野手が「30盗塁」で「2年ぶり3度目の盗塁王」に輝いた。「今年は自分の中で納得のいく盗塁が多かったし、自信を持って走れていた。内容に納得した上で、こうして結果的に『盗塁王のタイトル』を取れたことはよかった」と話した。「盗塁死は5個」で「成功率は8割5分7厘」と「自己最高の数字」を残した。矢野監督は「体もずっと(試合に)出て苦しい時、しんどい時もあった中で取れた部分もある。(来季以降)これぐらいやって当たり前としてやってくれたら」と、新政権となる来季以降も期待した。

 

 矢野燿大監督は「3位」からのCSに「下から追っかける方が気持ち的に向かっていける。自分たちの野球を貫くことが大事」と、最後まで「積極的な野球」を貫く。

 井上一樹ヘッドコーチ(右)と矢野燿大監督(2022年10月 1日撮影)=阪神甲子園球場

 「2位」DeNAとの「ファーストステージ」は「2勝勝ち抜け」の短期決戦。井上ヘッドコーチは「みんなで一丸となって、束でいくということしか僕らの戦い方はない。足を絡めていくとか、秘策として例えばエンドランとかスクイズを絡めるのが、うまくいくかいかないか」と機動力を生かし少ないチャンスをものにする。

 

  6月29日横浜スタジアム 横浜DeNA対阪神 1回表阪神無死、中野拓夢内野手は左前打を放った

 中野拓夢内野手が「ハマスタの呪縛」を解く。「8連敗」でシーズンを終えた横浜で、チームはDeNAと「CSファーストステージ」を戦う。「個人としては打撃の成績というか相性のいい球場だなと思っている。『1番』を打つことがあれば、 1打席目からチームに流れを持ってこれるような打撃をしていければ」と苦手意識はなし。横浜で「打率2割7分9厘」の成績で、セの本拠地では「3割4分1厘」の神宮、「2割9分8厘」のバンテリンドームに次いでまずまずの相性だ。

 

 佐藤輝明内野手が「場外弾」を放ったこともある大好きな横浜で大暴れする。「ハマスタはいいイメージ」と話すように、セ 5球団本拠地では「最多の4本塁打」。打率は「2番目」にいい「3割1分1厘」。「8打点」をたたき出している。

  5月15日、横浜DeNA戦の 6回、佐藤輝明内野手は、この試合 2本目となる「中越え本塁打」を放った=横浜スタジアム

 昨季は「2位」で「3位」巨人に連敗し敗退した「ファーストステージ」。超短期決戦に「本当に 1点の重みが大きくなる」と話す。「6番」に降格した 9月は「11試合連続安打」を記録するなど「打率2割8分2厘」と数字も残している。本塁打はもちろん、チャンスでの一打に期待が高まる。

 「くじで引いてもらって。ずっと使ってもらった」と、20年ドラフトで「4球団競合の中」くじを引き当て、 2年間辛抱して育ててくれた矢野監督への思いは強い。「本当に最後に一緒に笑って終われるようなシリーズにしたい」。横浜だけでなく神宮での「ファイナル」も突破し、甲子園に帰ってくる。

 

 一時は「V」から見放されたが、よくここまでやってきた!あと少しだ!ファイトだ!タイガース! 夢を掴んで欲しいですね。頑張れ!我らのタイガース!     

 2022年チームスローガン「イチにカケル!」 1を意識し、1にこだわる、その思いを1に「カケル」という言葉にしました。 また赤い数字の1は、イノチをかけて勝利を目指す執念を、また「カケル!」の「ル!」には「心」という文字も表しています。

 ファンの皆さん、このスローガンで共に一番を獲りに行きましょう! 

※このスローガン・デザインは2022年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 

 2022年 オープン戦 最終順位表

 

 2022年 交流戦最終順位表

 

 2022年 公式戦 順位表

 

 2022年 公式戦日程表と結果(09月)

 

 2022年 公式戦日程表と結果(10月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね     

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキング