阪神が 8日から開幕する横浜DeNAとの「クライマックスシリーズ(CS)」のファーストステージ(横浜)へ向けて 4日、甲子園で全体練習を実施した。 3日の休日を挟み、本拠地に集合。「最優秀防御率、最多勝、最高勝率」の「投手3冠」に輝いた青柳晃洋投手(28)をはじめ、「最優秀中継ぎ賞」を手にした湯浅京己投手(23)らがリラックスした表情でキャッチボールやダッシュなどで調整した。野手では「盗塁王」の近本光司外野手(27)らがフリー打撃を行うなどして汗を流した。

CS開幕戦 4日前の甲子園。才木浩人投手(23)が横浜DeNAとの「CSファーストステージ開幕戦の先発」に急浮上していることが 4日、分かった。 8日初戦の先発は青柳晃洋投手が「大本命」とみられていたが、首脳陣は代えの利かないエースを「第2先発」として「最大限活用するプラン」も温めているもよう。短いイニングでも力を発揮できる才木を初戦の「オープナー」に抜てきする可能性が出てきた。「ファーストステージ」DeNA戦の先発投手について質問が飛ぶと、矢野燿大監督(53)は思わせぶりにけむに巻いた。 8日初戦先発の「大本命」は誰の目にもエース青柳。今や球界を代表する投手へと成長した大黒柱を、定石通り開幕戦の先発マウンドに送るのか否か。首脳陣の頭の中には、エースを試合の行方を決定づける「スーパージョーカー」として最大限活用したい考えもあるとみられる。今季は横浜DeNA戦に 1試合しか登板しておらず、傾向と対策を練りづらい点も魅力といえる。「必勝」を期す初戦。期待の成長株に「ロケットスタート」を決めさせて「第2先発」で青柳を投入するも良し。才木の状態次第ではエースを 2戦目以降に回すも良し。現状、初戦は才木と青柳を用意し、 2戦目は伊藤将司投手(26)、 3戦目は西純矢投手(21)が準備する見込みだ。

髙寺望夢内野手(19)が「プロアマ交流試合」の日本生命戦(鳴尾浜)に「2番2塁」でスタメン出場し、「5打数4安打3打点」と猛アピールした。熊谷敬宥内野手(26)、小幡竜平内野手(21)とともに調整のため 1軍から参戦。 8回の右翼への「2点適時2塁打」など鋭い打球で社会人を圧倒した。納得の表情を見せた。「ラッキーボーイ的存在」として「逆転CS進出」に貢献した。勢いや状態の良さを踏まえれば、 8日開幕の「CSファーストステージ」横浜DeNA戦でもスタメン継続の可能性は十分ある。阪神10代選手の「CS出場」は13年に当時19歳藤浪晋太郎投手(28)が「先発登板」したのみ。野手では出場すらない。「打撃センスあふれる19歳」がチャンスをものにする。

阪神は 4日、小野泰己投手(28)、守屋巧輝投手(28)、尾仲祐哉投手(27)、牧丈一郎投手(23)と来季の契約を結ばないことを発表した。小野、守屋、尾仲は「現役続行」を希望。牧は今後を未定とした。福岡出身の小野は富士大から16年「ドラフト2位」で入団。「将来の右のエース候補」として期待されたが、19年以降は 1軍で勝利を挙げることができなかった。通算69試合登板で「9勝15敗、防御率4.65」。岡山出身の守屋はホンダ鈴鹿から14年「ドラフト4位」で入団。今季は 1軍登板なくレギュラーシーズンを終えていた。通算71試合登板で「2勝3敗、防御率5.11」。福岡出身の尾仲は広島経大から16年「ドラフト6位」で横浜DeNAに入団。17年オフに横浜DeNAへFA移籍した(前田)大和内野手(34)の「人的補償」で阪神に加入。 1軍に定着できず、今季は 1試合の登板に終わっていた。通算33試合登板で「1勝2敗、防御率5.86」。京都出身の牧は啓新高校(福井)から17年「ドラフト6位」で入団。19年オフに「育成選手」となり、プロ 5年間で 1度も 1軍登板なくタテジマのユニホームを脱ぐことになった。

阪神は4日、植田海内野手(26)が「新型コロナウイルスの陽性判定」を受けたことを発表した。喉の痛みの症状があり、現在は「自主隔離」している。これにより、 8日から開幕する横浜DeNAとの「クライマックスシリーズ(CS)」のファーストステージへの出場が絶望的となった。

記事をまとめてみました。

 

 練習前、厳しい表情を見せる矢野燿大監督=阪神甲子園球場

 阪神が 8日から開幕するDeNAとの「クライマックスシリーズ(CS)」のファーストステージ(横浜)へ向けて 4日、甲子園で全体練習を実施した。

 練習中、笑顔を見せる近本光司外野手=阪神甲子園球場

  3日の休日を挟み、本拠地に集合。「最優秀防御率、最多勝、最高勝率」の「投手3冠」に輝いた青柳をはじめ、「最優秀中継ぎ賞」を手にした湯浅らがリラックスした表情でキャッチボールやダッシュなどで調整した。野手では「盗塁王」の近本らがフリー打撃を行うなどして汗を流した。

 打撃練習を行う佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

 「CSファーストステージ」は 3試合制で行い、先に「2勝」した球団が勝者。「ファイナルステージ」は12日から神宮で実施される。「1位」のヤクルトと「ファーストステージ勝者」が 6試合制で行い、先に「4勝」した球団が勝者。ヤクルトには「1勝のアドバンテージ」が与えられる。延長は12回までで、引き分けを除いた勝数が同じ場合は上位球団が勝者。予告先発を実施する。

 

 才木浩人投手がDeNAとの「CSファーストステージ開幕戦の先発」に急浮上していることが 4日、分かった。 8日初戦の先発は青柳晃洋投手が「大本命」とみられていたが、首脳陣は代えの利かないエースを「第2先発」として「最大限活用するプラン」も温めているもよう。短いイニングでも力を発揮できる才木を初戦の「オープナー」に抜てきする可能性が出てきた。

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 CS開幕戦 4日前の甲子園。「ファーストステージ」DeNA戦の先発投手について質問が飛ぶと、矢野監督は思わせぶりにけむに巻いた。

 「勝手に想像してやってくれたらええやん。予告(先発)やろ? 楽しみにしといて」

 青柳晃洋投手(左)と談笑する才木浩人投手=阪神甲子園球場

  8日初戦先発の「大本命」は誰の目にもエース青柳。今や球界を代表する投手へと成長した大黒柱を、定石通り開幕戦の先発マウンドに送るのか否か。首脳陣の頭の中には、エースを試合の行方を決定づける「スーパージョーカー」として最大限活用したい考えもあるとみられる。初戦から「第2先発」としてブルペン待機させ、最も効果的なタイミングで長いイニングを任せる作戦も予想される。

 そこで「初戦オープナー」に急浮上しているのが、伸び盛りの才木だ。「右肘手術明け」の23歳は今季、 150キロ超の直球とフォークを武器に 9試合登板で「4勝1敗、防御率1.53」。18年には中継ぎ経験もあり、ショートイニングでも力を発揮できるのは証明済みだ。今季はDeNA戦に 1試合しか登板しておらず、傾向と対策を練りづらい点も魅力といえる。

 キャッチボールをして調整する才木浩人投手=阪神甲子園球場

 一方の青柳は今季24試合先発で「13勝4敗、防御率2.05」。「最多勝、防御率、勝率」で「投手3冠」を総取りしている。ただ、DeNA戦は今季 6試合先発で「3勝1敗」ながら「防御率3.08」。左打者を並べた打線に少しばかり苦しめられてきたが、仮に「第22先発」であれば、相手に思い切ったメンバーを並べられずに済む利点もありそうだ。

 「必勝」を期す初戦。期待の成長株に「ロケットスタート」を決めさせて「第2先発」で青柳を投入するも良し。才木の状態次第ではエースを 2戦目以降に回すも良し。現状、初戦は才木と青柳を用意し、 2戦目は伊藤将、 3戦目は西純が準備する見込みだ。

 「レギュラーシーズン3位の虎」は「2位」に胸を借りる立場。失うモノは何もない。常識にとらわれず、あらゆる手を尽くして「ファーストステージ突破」をもくろむ。

 

 あるぞ、「CSスタメン」! 髙寺望夢内野手が「プロアマ交流試合」の日本生命戦(鳴尾浜)に「2番2塁」でスタメン出場し、「5打数4安打3打点」と猛アピールした。熊谷、小幡とともに調整のため 1軍から参戦。 8回の右翼への「2点適時2塁打」など鋭い打球で社会人を圧倒した。「インコースに来たら、勝手にライト方向に打っていた。後は 1軍でもやるだけ」と納得の表情を見せた。

 練習試合・阪神 2軍対日本生命 5回裏阪神二死 3塁、髙寺望夢内野手は「左前適時打」を放った=阪神鳴尾浜球場(愛称=タイガース・デン)

 レギュラーシーズン最終盤に「1軍昇格」。「プロ初安打」を放った 9月23日広島戦から「4試合連続スタメン」でチームは「3勝1分け」。「ラッキーボーイ的存在」として「逆転CS進出」に貢献した。勢いや状態の良さを踏まえれば、 8日開幕の「CSファーストステージ」DeNA戦でもスタメン継続の可能性は十分ある。

  5回裏阪神二死 3塁、髙寺望夢内野手は左前適時打を放ち笑顔を見せる=阪神鳴尾浜球場

 阪神10代選手の「CS出場」は13年に当時19歳藤浪が「先発登板」したのみ。野手では出場すらない。他球団では11年、当時新人のヤクルト山田哲人が「1軍未経験」でCSに抜てきされ、「プロ初安打」を記録した例がある。その後、チームの顔となっていった山田のように、緊迫した短期決戦の戦いは大きな成長の糧となるに違いない。「勝てばなんでもいいと思うので、勝つためにできることを考えてやります」。「打撃センスあふれる19歳」がチャンスをものにする。

  7回裏阪神一死、髙寺望夢内野手は右前打を放った=阪神鳴尾浜球場

○…藤浪がCSへ向けた調整で、 5日の「2軍練習試合」の日本海オセアンリーグ選抜戦(鳴尾浜)に登板する。中継ぎで 1イニング投げる予定。甲子園で調整した右腕は、 8日から始まるDeNAとの短期決戦へ向け「言われたところで投げるしかない。 1試合、 1イニング、 1打者への1球が重くなる。どのポジションに限らず、責任はあると思います」と引き締めた。

  7回裏阪神一死、髙寺望夢内野手は右前打を放った=阪神鳴尾浜球場

○…「ドラフト4位」前川が「4打数3安打」と大暴れした。日本生命との「プロアマ交流試合」に「5番DH」で先発。 2回に右中間への「先制適時2塁打」を放つなどクリーンヒットを連発した。これまでは「3番」前川、「4番」井上の並びだったが、この日は前川を「4番」井上の後に起用。そろって 3安打の活躍に、平田 2軍監督は「素晴らしいね。井上→前川にしたら面白いね。つなげた方が刺激し合っていい」とうなずいた。

  8回裏阪神二死 2、3塁、髙寺望夢内野手は「右越え2点適時2塁打」を放った=阪神鳴尾浜球場

○…「ドラフト3位」桐敷が 8日の楽天とのファーム日本選手権(ひなたサンマリンスタジアム)で先発することが決まった。プロ 1年目の今季は 1軍で 7試合に登板し「初勝利」ならずも、ウエスタン・リーグでは先発の一角として13試合に登板し「6勝1敗、防御率0.72」。圧倒的な成績で「リーグ連覇」に貢献した。「2年連続日本一」へ向け大役を任された左腕は「まずは 1イニング目を大事にしたい」と気合。「ドラフト1位」森木はブルペン待機する見込みだ。

  8回裏阪神二死 2、3塁、髙寺望夢内野手は「右越え2点適時2塁打」を放った=阪神鳴尾浜球場

○…阪神 2軍の「ウエスタン・リーグ連覇の表彰セレモニー」が本拠地鳴尾浜球場で行われた。平田 2軍監督が日本野球機構(NPB)」よりペナント、記念のシャーレを受け取った。選手、コーチ、スタッフと記念撮影に収まり「幸せだよ。ありがたい」と笑顔。「『2年連続日本一』になって選手たちの成長につなげたい。金曜日も楽しみにしてます」と 8日の「ファーム日本選手権」楽天戦へ向け闘志を燃やした。

 

 阪神は 4日、小野泰己投手、守屋功輝投手、尾仲祐哉投手、牧丈一郎投手と来季の契約を結ばないことを発表した。小野、守屋、尾仲は「現役続行」を希望。牧は今後を未定とした。  福岡出身の小野は富士大から16年「ドラフト2位」で入団。同期には「ドラフト1位」大山悠輔内野手、「同5位」糸原健斗内野手らがいる。当時の金本監督から大きな期待を受け、 2年目の18年には先発として「7勝7敗、防御率4.77」。「将来の右のエース候補」として期待されたが、19年以降は 1軍で勝利を挙げることができなかった。通算69試合登板で「9勝15敗、防御率4.65」。

 戦力外となり心境を話す小野泰己投手=阪神鳴尾浜球場

 岡山出身の守屋はホンダ鈴鹿から14年「ドラフト4位」で入団。19年には自己最多となる57試合に登板し、「防御率3.00」とブルペンを支えた。翌20年は右肩痛もあり 3試合の登板にとどまり、昨季は 2試合のみ。今季は 1軍登板なくレギュラーシーズンを終えていた。通算71試合登板で「2勝3敗、防御率5.11」。  福岡出身の尾仲は広島経大から16年「ドラフト6位」でDeNAに入団。17年オフにDeNAへFA移籍した大和の「人的補償」で阪神に加入。移籍 1年目の18年こそ12試合に登板したが、その後は 1軍に定着できず、今季は 1試合の登板に終わっていた。通算33試合登板で「1勝2敗、防御率5.86」。

 戦力外となり心境を話す守屋功輝投手=阪神鳴尾浜球場

 京都出身の牧は啓新(福井)から17年「ドラフト6位」で入団。19年オフに「育成選手」となり、プロ 5年間で 1度も 1軍登板なくタテジマのユニホームを脱ぐことになった。

 この日、 2軍鳴尾浜球場で取材に応じた各選手のコメントは以下の通り。

▼小野泰己投手

 ここ数年結果を残せていないので、自分の中である程度、覚悟はできていたかなと思います。(心残りは)やっぱりあの甲子園のマウンドでもっと投げたかったなという。お客さんがいっぱいいる中で投げたかったなと思います。今後も現役続行を希望して。けがもないですし、体も元気なので。しっかりやり抜いていきたいなと思います。

 戦力外となり心境を話す尾仲祐哉投手投手=阪神鳴尾浜球場

▼守屋功輝投手

 矢野さんが 2軍監督になられた時から気にかけていただいて。 1軍監督になられた時もそのまま使っていただいて、僕の野球人生を変えてくれたので恩返ししたいと思っていたんですけど、次のシーズンに肩をけがしてしまって、思うようなピッチングができなくなって、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。まだやれるという自信もあるので、トライアウトに参加していこうと思っています。

▼尾仲祐哉投手

 今は実感がないです。(DeNAから移籍し) 5年もいさせてもらったのに、その中で結果を出せなかったのは申し訳なかったなと思います。(今後は)NPBは目標にはしてるんですけど、独立とかそういうのはあまり考えていないです。

 戦力外となり心境を話す牧丈一郎投手=阪神鳴尾浜球場

▼牧丈一郎投手

 (終始涙を流しながら) 3年目に育成になった時から「いつか」とある程度覚悟して毎年やってきていたので、ショックとかそういう気持ちはそこまで強くないですね。先輩も後輩も…、 1軍に出てないですし、 1回も出たことない僕なんかでも…、みんな優しく接してくださって、ほんとにいい人ばっかりなんでこの球団、ほんとに感謝してます。(今後は)未定です。

 

 阪神は4日、植田海内野手が「新型コロナウイルスの陽性判定」を受けたことを発表した。喉の痛みの症状があり、現在は「自主隔離」している。

 植田海内野手(2021年 9月 7日撮影)=阪神甲子園球場

 今季は 4月中旬から 1軍に昇格し、主に代走要員として57試合に出場。「打率2割5分、1打点、4盗塁)。最終戦の 2日ヤクルト戦(甲子園)でも途中出場していた。

 これにより、 8日から開幕するDeNAとの「クライマックスシリーズ(CS)」のファーストステージへの出場が絶望的となった。

 

 一時は「V」から見放されたが、よくここまでやってきた!残りは「三文字にVするだけだ」!ファイトだ!タイガース! 夢を掴んで欲しいですね。頑張れ!我らのタイガース!     

 2022年チームスローガン「イチにカケル!」 1を意識し、1にこだわる、その思いを1に「カケル」という言葉にしました。 また赤い数字の1は、イノチをかけて勝利を目指す執念を、また「カケル!」の「ル!」には「心」という文字も表しています。

 ファンの皆さん、このスローガンで共に一番を獲りに行きましょう! 

※このスローガン・デザインは2022年のシーズンロゴとしても展開してまいります。

 

 

 2022年 オープン戦 最終順位表

 

 2022年 交流戦最終順位表

 

 2022年 公式戦 順位表

 

 2022年 公式戦日程表と結果(09月)

 

 2022年 公式戦日程表と結果(10月)

 

 

 

 

 

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