皆さまこんにちは。
マヴィスタッフよりフランス出張速報レポートをお届けいたします!
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引き続き、世界で一番大きなオーガニックワインの展示会「ミレジムビオ」に参加している生産者さんたちをご紹介します。
まずはフランス・アルザスのメイエーさん。
今回初めて息子さん(写真右)も来ていました。お母さんそっくり!
いまドイツでワインの勉強中だそうです。
そして見たことのないこんな新しい泡も。
メイエーさんはマヴィの白ワインの中でも最も女性を虜にする女性キラーNo.1ワイン「ミュスカ」を作っていますが、それと同じブドウで作った、初めてのスパークリングワインです。
これは飲みたい!とさっそく試飲。
なんてエレガントな泡、なんて素晴らしい香り……これも確実に女性はノックアウトされますね。
2018年の出来を聞くと、すごく良い年で、質、量、収穫時もバッチリだったとのこと。リリースが今から楽しみです。
こちらはフランス・南西ガスコーニュのバローさん。
ブースの前はいつも人だかりが出来ていました。
すっきり軽やかな白ワイン「ガスコーニュ・キャトルセパージュ」の3リットルタイプがこんな可愛いパッケージにリニューアルしていました。※こちらのパッケージは日本未入荷です
ミレジムビオに同行しているワインセレクトのパートナー、ボワソー教授も気に入ったようです。
フランス・ブルゴーニュのシャペルさん。
こちらのブースもいつも人に囲まれていました。
ミレジムビオは毎年コンクールも合わせて開催していますが、今年のコンクールでサントネー1級ボールペールが金賞を受賞しました。
1400ものワインの中から選出された1本です。
(会場内にはコンクールで受賞したワインを一気に試せる試飲コーナーもあります)
2018年はとても良い年だったそうで、「その分飲むには待たないとダメね」とのこと。
かなり熟成するポテンシャルの年のようです。
フランス・ボルドーのピヴァさん。こちらは当主のジャン・リュック。
国指定文化財の大シャトーの主でありながら、本当に飾らない気さくな方で、昨年の来日の際にそのお人柄に触れた方もいらっしゃるかもしれません。
(2018年来日時の様子)
そしてテキパキとお客様に対応するジャン・リュックの娘、サンドリーヌちゃん。
こちらのドメーヌのワイン、シャトープショーラルケの赤も、今年のミレジムビオのコンクールで金賞を受賞しました。
2018年の様子を聞くと、病気が今までにないくらい発生し、30%の収穫量減。畑全体の約4分の1のブドウの樹を植え替えないといけないほどのダメージだったそうです。
同じフランスでも地域によって状況が違い、受ける被害も異なりますね。
フランス・ロワールのショヴァンさん。
2018年の出来はとっても良かったそう。
「2016年がすごく大変な年で、霜で50%ブドウがやられて、2017年も25%やられてしまって厳しかったけど、逆に2018年はそのせいでブドウが休んで、力を蓄えられたのかもしれないね」
さらっとそう話してくれましたが、ワイン農家にとって収量はほぼ収入。半分やられたらその年の収入が半分になるのと同じです。
でもそんな状況も淡々と話す姿に、自然と日々向き合い仕事をすることの厳しさと、オーガニック農家の強さを感じました。
フランス・シャンパーニュのミシェルさん。
先日ワイナリーを訪問したときに居なかったポリーヌさんとお母様のカトリーヌさんにも会うことが出来ました。
フランス・ローヌのアシャールさん。
スパークリングワインしか作っていない生粋の泡職人の彼は、今年のミレジムビオのコンクールで2つのスパークリングワインをダブル受賞しました。
クレレットドディ・ビオシュールが金賞、クレレットドディ・トラディションが銅賞という快挙です(トラディションは日本には未輸入のワインです)
そして、さっそく3月に限定発売するスパークリングワイン、キュヴェ・マヴィを出してくれました。
試飲すると、 柑橘系の果実と共に、とにかく強いミネラルが立ち昇ります。清々しい飲み心地で泡もきめ細かく、余韻の長さにしっかりとした造りを感じました。
強いミネラル感は後味にまで鮮烈な印象を残します。
アシャールさんも「この泡は数年は持つ強さがあるし、最初の乾杯はもちろん、魚やその他いろんな食材と楽しめると思うよ」と笑顔で話してくれました。
日本でいろんなお料理と合わせてみるのが楽しみです。
引き続き、次回はフランス以外の国の生産者さんもご紹介します。
マヴィ赤坂本店店長 野口
桜ロゼや、マヴィオリジナルの「キュヴェ マヴィ 21」はご予約受付中!
※3月下旬頃のお届けです
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