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イギリス人夫婦のネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン
(マシュー・グード)が、田舎の大きな屋敷でクリスマス
のディナー・パーティーを催します。
招待客は、夫妻の学生時代からの親友たちとその
パートナー。
夫妻の息子たちであるアート(ローマン・グリフィン・
デイヴィス)、双子のハーディ&トーマス(ハーディ・
グリフィン・デイヴィス、ギルビー・グリフィン・
デイヴィス)を加えた12人は、楽しい時間を
過ごしますが……。
いつもと変わらないクリスマス。
だけど、実はそうじゃない。
衝撃の事実が明らかになると、12人が選ぼうとしている
結末に唖然とします。
だけど、息子のアートは、両親の決定に納得できません。
政府の発表は本当なのでしょうか? 政府の推奨を
守らなければいけないのでしょうか?
それぞれの心の揺れや傲慢さにいろいろと考えさせられて
しまいました。
新人監督のカミラ・グリフィンは、実はローマン・
グリフィン・デイヴィスの母親。
さらに、本作には、ローマンの双子の弟・ハーディと
ギルビーも出演しています。
オリジナル脚本も手がけたグリフィン監督は、新型コロナの
パンデミックを予見したかのような世界観を作り上げて
います。
驚いたのは、このプロジェクトが開始されたのは、
新型コロナウイルスが蔓延する前だったということ。
今年のクリスマスが、何事もなく過ごせればいいなと
思ってしまいました。
11月18日(金)から、劇場公開