まだメモ段階

モーツァルトは、当時音ムラがあり音程の悪いフルートが嫌いで、フルート協奏曲と四重奏曲は真面目に作らなかった。
協奏曲第2番は、オーボエ協奏曲を丸々移調したことで有名だが、第1番も何かの使い回しではないか。ウィーンで演奏しなかったからドジャンに使い回しとバレなかったのではないか。
第2番のオーボエ版とフルート版では30数箇所の違いがあるが、モーツァルトの研究を進めた結果、オーボエ版は和声がおかしいところがあるので、完璧なモーツァルトにそれはあり得ない、はじめはフルート版と同じだったのではないか。途中で誰かがオーボエ版を簡単に書き換え、現在その楽譜しか残っていないため、そちらが原本と思い込んだ。簡単バージョンを書いたものと同じ筆跡の楽譜を発見したところによると、それはオーボエとファゴット両方を演奏する奏者ではないか。(当時管楽器奏者は複数の楽器を担当していた)

コンヴェンション、金先生の講座より。