つくばセンタービルノースライト

2022年01月16日

エリック・クラプトン ロックダウン・セッションズ

 『 こう云うのも映画って云うのかしら?』とも思ったけれど。思えば 『 ワタクシが勝手にイメージしている映画らしい映画って、いったい いつからのことだろう? 』とも思ったり致します。 映画館で観るために作ったものを映画館( まちキネ )で観たので、もちろん映画カテゴリーです。
 
 クラプトンが、古くてイカすカントリーハウスにメンバーを呼んでプレーする。その間の会話やリハ、そして歌、演奏。 彼は現在 76歳になっているそうで、ワタクシの父が死んだ年齢と同じ、シブい爺さんになって居られました。
 ワタクシが彼を知ったのは約40年も前のこと。 たぶん同級生に評判を聞き、実家の寝室でライブアルバムを聴いたのが最初じゃないかと思われて。 その後、毎年のように来日していた彼のコンサートに何度か行きました。 友とも行ったし、愛する妻とも行きました。その頃は未だ夫婦ではなかったと思われますから、それも20年くらいも前のことなのだな。 映像を眺めながらワタクシ、若かった頃の様々な(残念な)出来事を思い出して居りました。 同時に彼の歌い、語り、笑う姿を眺めながら、波乱万丈の彼の人生や、その時々の彼の思いを想像したりも致しました。 古い邸宅が似合う育ちの良い老紳士のように見えるけれども、生い立ちもバンド時代の酒とドラッグや人間関係も恋愛関係もメチャメチャな人で。 そう云えば Tears in Heaven にしても Layla にしても My Father's Eyes にしても確か、辛い心境で創られた歌だったっけな、なんて。

エリック・クラプトンロックダウン・セッション

 いずれにしても、カッコ良く生きている先輩たちの姿を見ると、何だか、勇気が湧いてくるもの。


【 ERIC CLAPTON LOCKDOWN-SESSIONS 】 2021年 イギリス 89分

 再起を図る まちキネ。 3ヶ月前からプレ上映で、週末のみの営業でありました。
 応援したいと思うワタクシ、週替わりの予定表をチェックして、観たい映画とワタクシの自由になる時間帯とを擦り合わせて居たのですが、なかなか合わず。 今度で2回目。
 閉館と決まりそうになると『 続けて〜っ!』と叫ぶ市民だけれど、いざ上映すれば来場しないもののようで、ワタクシが観に来た2回ともガラガラ。今回なんか遂に鑑賞者はワタクシ一人、オカゲでワタクシ、遠慮することなくクラプトンとデュエット出来て、タイヘンに盛り上がり、心地良かったのです。

 そんなわけで、ああ。 もったいないけれど。今日で終了。 これから改装工事に入るそうで、暫らく休館で。 年末くらいに新まちキネとして再スタートするそうです。先行きが心配ですが・・・

 『 また、応援するぞっ!』

igayoshiyuki at 01:16│Comments(0) 映画 

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