パンドラの箱を開けたトランプとドイツの再軍備 | 鳳山雑記帳アメブロ版

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ドイツ、冷戦以来の「再軍備」へ本腰、国庫開く基本法改正…ロシア抑止で米頼れず!

 昨日の記事の続きですが、日本に負けず劣らずの平和ボケ国家ドイツがついに再軍備に舵を切ったそうです。平和ボケとは言いながらドイツはNATOに加盟し戦後はそれなりの国防態勢を築いていました。ところがメルケル政権になってロシアと異常なまでに接近し経済を重視し軍縮に舵を切ります。
 
 一番ましな陸軍でも主力のレオパルト2戦車を数多く退役させ諸外国に売りまくりました。一時は本国のレオパルト2が数百両にまで落ち込んだくらいです。最近反省したのか新規生産を始めたそうですが以前の水準に戻るのはいつのことになるか。ウクライナ戦争でドイツがウクライナに戦車供与を渋ったのは、ロシアに配慮したという面もあったでしょうが、そもそも戦車の数が足らなかったという点もありました。
 
 空軍は戦闘攻撃機トーネードの老朽化が進み維持費がばかでかくなってもなかなかF-35の導入を決断できず、かといってユーロファイタータイフーンも増やさずやる気の無さが目立ちました。一番悲惨なのは海軍で、国防より国際貢献を重視し碌な防空戦力もない役立たずのフリゲートを建造したり、潜水艦は稼働率が一時的にゼロになっても放置などやる気があるのかと突っ込みたくなる惨状でした。
 
 こんなことは言いたくありませんが、私はメルケルがロシアのスパイではなかったのかと今でも疑っています。そんなドイツでも、トランプ外交でもしかしたらアメリカはNATOを見捨てロシアと同盟を結ぶのではないかと疑念を持ったのでしょう。私は単にトランプが軍事や国際外交に無知で目先の利益を追っただけだと見ていますが、ヨーロッパ諸国はアメリカへの信頼と信用を失ったのでしょうね。
 
 前回のトランプ政権の時は安倍さんという名伯楽がいましたから暴走せずに済みましたが、今回は誰もトランプの行動に意見できません。どこまで暴走するのか、世界秩序を破壊しまくるのか未知数です。ドイツでさえ真面目に国防を考えるようになったのに、日本はいつまでアメリカ頼りを続けるんでしょうかね?
 
 前記事でも書きましたが、日本は真面目に国防を考えアメリカに頼らない安全保障を真剣に模索すべきでしょう。そのためには我々国民も現実を見つめ国防意識を高めるべきだと思いますよ。まずはスパイ防止法です。皆さんはトランプ外交で世界が大混乱に陥る中日本はどのような国防態勢を築くべきだと思われますか?
 
 
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