アメリカツアー、ドライブオン選手権の予選ラウンドが終了しています。

トップは12アンダー、予選カットラインは3アンダーとなりました。昨日のブログでカットラインは4アンダーと予想したのですが、最後の最後に3アンダーに落ちてきました。

 

日本人選手の成績です。

15位 -8 笹生さん

23位 -7 古江さん

32位 -6 渋野さん

65位 -3 勝さん

CUT -2 優菜ちゃん

CUT +2 上原彩子さん

 

今シーズンは調子を取り戻している笹生さんは爆発力のある選手です。しかも、今シーズンは悪い時もそれほど叩きません。トップと4打差は優勝の可能性十分の位置です。アルバトロスで2打~3打はラッキーですから、このラッキーを活かせるのかどうか・・・。

 

古江さんはパーオンが11回と12回ですからショットがピンに絡んでいるというほどではありませんが、パット数が25と26です。ショートゲーム勝負の古江さんのゴルフが出来ているということです。まだ優勝圏内です。

 

渋野さんは昨日のブログで、別人28号になる選手なので予想のしようが無いと書きましたが、その通りでしたね。初日74なのに2日目に64が来ました。理屈ではなく気持ちの比重が高い選手なのでしょうね。何かがきっかけになってゴルフが良い方向に走り出した途端スイッチが入るという感じでしょうか・・・。今日は今日の風が吹き、明日は明日の風が吹きますので、今後も彼女のスコア予想はできません。常識的にはネギック理論の壁により3rdラウンドはスコアを伸ばせないと思いますが・・・。

 

勝さんは終盤にスコアを落としましたが、ギリギリで予選通過しました。2日目はショットが少し荒れましたね。それでも予選通過したというのは勝さんの運も感じます。予選通過すれば爆発力のある勝さんですから上位を狙ってほしいですね。

 

優菜ちゃんは出入りの激しいゴルフになりました。結局2アンダーでカットラインに1打足りずに予選落ちでした。

これで昨年からのアメリカツアーで3回目の1打足りずの予選落ちです。勝さんとは逆に運も無いですね。3アンダーで迎えた18番ロングで結果的にはパーでも予選通過できたのですが、その時点ではカットラインが4アンダーでしたのでバーディを狙いに行ってのボギーでした。ただ、これは読めませんね。最初からパーで良いというゴルフをしていれば結果的には予選通過したのかも知れませんが・・・。

フェアウェーキープが10、パーオンが10でしたから、初日と比較すると思うようなショットが打てなかったのか・・・と思いますが、結構飛距離が出ていますので、一部で言われるような距離が原因の力不足ではありません。

この程度の総距離でフェアウェーが転がるコースですから距離が問題ではなくてパットが入らないことが問題なのでしょう。

2日目に関しては珍しく5ボギーでした。国内ツアーであれば初日にカットライン上でも最終的にはトップテンということも多い選手ですが、スコアを伸ばさなければならない気持ちが強すぎて焦りもあったのかも知れません。

 

上原彩子さんは今後のアメリカツアー出場がかなり厳しくなります。どうするのでしょうか。

 

 

 

国内ツアー、アクサレディスの予選ラウンドも終了しました。

初日の平均スコア72.1204、2日目の平均スコア72.1019とほぼ難易度の差がありませんでした。

トップは9アンダー、予選カットラインはイーブンパーですが、トップと5打差以内に24人もいる大混戦です。

見た感じはイージーなのですが、グリーンが遅すぎるのか上位選手も今一つバーディが獲れていないようです。

今晩から雨が降るようなので、今日よりもグリーンは止まりやすく重くなるでしょう。しっかりパットを打てる選手でないと勝てないでしょう。

トップは川﨑さんです。コロナで出遅れましたが、自身3試合目で優勝争いです。川﨑さんと3打差の6アンダー以上は最近優勝していない選手や未勝利の選手が多く、川﨑さんが勝たないといけない試合になりました。

優勝スコアが13アンダー以上になれば川﨑さん、11アンダー以下なら5アンダー組にもチャンスがあります。