タイBLブーム箸休め鑑賞、今回は華流のゲイ映画を一本。
この作品はアジアで初めて同性婚が認められたセクマイ先進国の台湾で、昨年の年間興行収入第2位、LGBT映画としては勿論歴代第1位の大ヒットを記録したという作品です。
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
『君の心に刻んだ名前』 リウ・クァンフイ監督
同性愛者への差別と偏見が色濃く残る1987年、戒厳令が解除された直後の台湾。
規律に厳しいカトリック系男子校に通う普通目高校生・ジアハンは、エキセントリックなイケメン転校生・バーディが気になって仕方がない。
どうしようもなく惹かれ合い、心と肉体（からだ）の距離を詰めてゆく二人、だが彼らの間にはとてつもない時代の壁が立ち塞がっていた…
この作品は本当に素晴らしい！最上級のゲイムービーです。
最近とかく何観てもすぐ泣き気味のワタクシではありますが、ここまで切ないと、辛すぎて逆に全然泣けませんでした…（苦笑
1987年に高校生、という事で、時代的にモロ我々世代ですね、さすがに日本はここまで酷くありませんでしたが、ただ同性愛に対するピリッとした空気感は似たようなモノがありましたので、観ていて本当に痛重いです。
愛するが故に距離を取ろうとするバーディと猪突猛進に恋に突っ走るジアハン、互いの思いがぶつかり合う様なシャワールームでの渇いた初体験のシーンは、個人的に今まで見た中で最もセクシーで切ないゲイものHシーンでした…
この映画が珠玉なのは、切なく美しい青春の思い出、的なありがちなエンディングに終わらず、30年後の現在、おっさんになり果てた二人が再開するシーンまできちんと描かれた点にあると思います。
中途半端なハッピーエンドで白けた、みたいなレビューも見かけますが、個人的にはこのエンディングはあまりハッピーエンドには見えませんでした。
これから二人のおっさんずラブが始まるのかもしれないし、それはそれで素晴らしい事には間違いないのですが、失われた彼らの30年、10代、20代、30代と積み重ねられたはずの二人の人生は決してかえってきません、永遠に奪われたままです。
実際付き合えていたとしても、例えば「トイレの後あいつ手洗わんのよ、どうしても許せん！」というようなしょーもない理由で結局は別れてたかも？、という意見もあるかもしれませんが、それはそれでいいんですよ、まさにそのしょーもない理由で別れる機会を奪われた事自体が問題なんですよね。
若キャストが陽気に歌うラストシーン、これから始まる二人の未来への応援歌、というよりは、失われた自分達の青春に送る鎮魂曲のように感じました、私には。
現在、Netflixにて独占配信されております、BLというよりは当事者監督による完全にゲイムービーですが、切なくて良い作品ですので、ご興味のある方は是非に。
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■『Wish you』&『Long time no see』
という訳で、相変わらずブログ周り色々弄ってます～！
そもそもイマドキの流行りはネタごとにブログ立ち上げる、くらいの勢いっぽくて、人によっては同じゲームの本アカとサブ垢で別ブログ、みたいな方もいらっしゃるようですが（笑、ワタクシは正直そんなクソめんどい事はしたくないので、基本こちらのブログに全ネタ集中しようと思っていたんですが。
最終的には最近乗れてなくて放置気味だったチャリブログも閉鎖してコッチにまとめようかなぁ、と思ってたんですが、せっかく作っちゃった訳だし勿体ないと言えば勿体ない、嗚呼、それならいっその事ダイエットネタをチャリブログに移してみたらどうだろう？とか思いつき。
とりあえず手動で、ダイエットネタを全てチャリブログに送り終えたトコです…メンドかった、まだ記事数が少なかったんで助かりましたけど…（汗
という訳で、過去に書いた分のダイエット日記は残しますが（抜いちゃうと、皆勤賞じゃなくなるんで…苦笑）、今後は汗臭い運動ネタはチャリブログの方に移行する予定（笑、コッチは文化系の趣味をメインにやっていく感じ？
合わせて、プロフ絵も落書き自画像からタイBL絵にキレイ目シフトしてみました…（笑
【アイスはカップ派？コーン派？】
味的にも雰囲気的にも本来は圧倒的にコーンのが好きなんですけど、手が汚れにくいなどの合理的理由から、実際にはカップで食べる事の方が多いです。
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