「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
辺り一面、銀世界。
1月14日木曜日は、
天気予報がドンピシャに当たり、
大雪の1日となった、
チューリッヒ州湖畔の街です。
13日に発表された、
17日月曜日から始まる昨春に続いての
スイス2度目のロックダウンは、
"セミロックダウン" と発表されました。
営業を停止される業種のリストを閲覧すると、
今回は、逆に閉まるお店の方が少ないかも?
と感じてしまう程度です。
衣類を販売する小売店やデパート、
電化製品の量販店など。
個人的には、洋服はスイスで購入しないし、
電化製品はどうしても必要であれば、
オンラインショップで手に入れられるので、
我が家の場合、直接の生活に大きな影響は、
さほどは出ないだろうと思っています。
とはいえ、
月曜日からセミロックダウンという響きが、
どんなに気にせずに、
普通に日々を過ごそうと心がけていても、
精神的にグッときてしまったことは事実で、
発表のあった日は珍しく、よく寝つけませんでした。
普段は夜ベッドに入ると朝まで熟睡できるのですが、
夜中に何度か目が覚めました。
やはり、「ロックダウン」という響きに、
がっくりとしてしまうことは否めず。
一夜明けて、木曜日は雪の予報でしたが、
週末はスーパーも混み合いそうだったし、
車を運転する夫 Banana が
仕事に合間に時間を作れる日が
今週は木曜日だけとあり、
雪が激しくなる前にと、
午前中に食料の買い出しに出かけました。
こちらは家を出る前に撮影した1枚。
雪はチラついていた程度で、
「まだ雪が残っています」程度に
ブログに掲載しようと気軽に撮った画像です。
隣町にある大きめのスーパーまで移動する際も、
路肩に少し残り雪があったものの、
道路は雨に濡れた程度でした。
しかし、
買い物に出かけている1時間ちょっとの間に、
雪は一気に激しく降り続けました。
スーパーから帰宅した約1時間後に、
同じ場所で撮影した、
ビフォー & アフターな画像がこちらです。
久しぶりに驚かされるほどの積雪。
短時間でかなりの雪が降ったため、
この日ばかりは除雪車も追いついていない様子で、
帰りは道路にも雪が降り積り、ちょっと怖かった。
いきなり過ぎる光景でした。
Banana の運転する表情にも、
いつになく緊張している様子がうかがえ、
私もちょっとドキドキでしたが、無事に帰宅。
午後からは更に雪が降り続け、
夕刻には真っ白に積もりました。
金曜日以降、
雪は少し落ち着きを見せそうですが、
月曜日には青空のチューリッヒを歩いて、
夕陽を眺めながら電車に乗っていたことを思い返すと、
ほんの数日での急激な天候の変化に、
山に囲まれた国スイスの、
自然の脅威を感じずにはいられません。
月曜日はこんな風景を車窓から眺めながら、
チューリッヒから帰宅したのに。
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前回、昨春の初めてのロックダウンの際は、
"ハムスター買い" と呼ばれたパニック買いで、
ロックダウン発表後のスーパーは
大変なことになりましたが、
今回は全くそんな様子はありません。
現在のスーパーは商品も充実しているし、
買い物客も落ち着いた様子で、
雪のせいもあってか、
むしろ普段の午前のスーパーよりも空いていました。
外は真冬ですが、
スーパーのお花売り場には、
今年もチューリップが並び、
ここには一足早く、春が訪れています。
実は我が家の片隅にも小さな春の兆しが・・。
年明けに、『〇〇Kirsch(〇〇桜)』と書かれた、
一種の桜(?)
らしい枝を見つけて購入しました。
日に日に少しずつ膨らむ蕾を楽しみに、
毎日眺めていたのですが、
奇しくもこの大雪の日に最初の蕾が開花 ♪
桜ではなくて、梅!?
こういう小さなことが、嬉しいなぁ。
蕾はまだまだいっぱいついているので、
他のも花開くのが楽しみです。
夕刻4時過ぎ。
自宅とその周りは積雪21センチと、雪が深くなってきました。
雪に閉ざされた日々は、もうしばらく続きそうです。
【追記:15日の朝】
同じ場所からの画像、
ビフォーアンドアフターの更なるアフターで、
すごいコトになっていました! ❄️
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