自分が犠牲になる働き方はしなくていい。 | 将来世代へのバトンを和泉市から〜小林大地のブログ〜

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株式会社アースライト 代表取締役 小林大地のブログ

居酒屋🏮に行って、とても気持ちの良い接客をされると直ぐに好きになる簡単な男こと小林です。



そういうのありません?


特に東京や大阪市内にあるような人で賑わっているお店に初めて入った際に、コチラが勝手がわかっていないことを察してサラッと声掛けしてくださると、それだけで惚れます。



というほど感動します。



勉強にもなりますよね^ ^


 


さて、今回のタイトルのお話は、整備業界に関わらずサービス業全般に言えることではないかと思います。

 

 

というのも、フロンティア・コバヤシは創業当初から、

 

「すべてお客様第一。何があってもお客様を最優先すべき。」

 

というスタンスでやってきておりました。

(懐かしき旧店舗)

 

 

その原因はリーダーの僕自身にあって、

 

「せっかくご依頼くださったお客様の期待を裏切りたくない。」

「仕事なのだからお客様を優先にやるのが当たり前。」

 

といった”少し捻じ曲がったお客様第一主義”の考え方がずーっと自分の中にあったんですね。

 

そんな自分がリーダーのお店だと、当然スタッフたちもそうなるわけです。

 

 

・代車全て無料

・休日対応当たり前

・時間外対応当たり前

・理不尽なクレームにも対応

・相見積もりや自己中な人にも対応

 

 

で、そんな風にしていると湯水の如くお客様は増えるんです。


なぜなら当時は輸入車整備ができるところは少なく、お客様第一で、時間外でも休日でも、明らかに日数に無理があっても、お客様から要望を言われればそれを全て叶えようとするのですから当然といえば当然です。

 

今でこそネットが普及して情報は沢山あるので輸入車整備に対応できるお店も増えてきましたが、当時は輸入車整備のできるそんな便利な車屋はなかったわけです。

 

 

それで売上も創業時の1,400万円から翌年には2,700万円、5,400万円、8,800万円、1億2,000万円、1億7,000万円と、少ないながらもどんどん伸びていったのですが、ただただ激務になりスタッフたちは疲弊し、お客様との関係がどんどん希薄になり、何のためにやっているのかわからなくなりました。

 

 

そこで原点回帰をしたわけですが、

その時に決めたのは、

 

「自己犠牲を払うくらいならお客様に合わせなくていい。」

 

という考え方でいこうと。

 

 

スタッフからすれば、

そもそも自分が幸せになるために働きに来たのに、

会社のため、お客様のために自己犠牲を払うのはオカシイな、となる。

 

 

ただ、自己犠牲しなければいけないパターンもありますが、それはこちらに落ち度のある場合。

 

でもそうした場合は、中途半端な回答をしたことでお客様が期待してしまい、出来なかったというケース。


それならハナから出来る・出来ないをきっちりと伝えば済みます。

 

それでも理解されない人、

無理を言う人はこちらからごめんなさいでいい。

 

 

もしそれでお客様が、

 

「俺からも代車費用を取るとか許せん。」とか、

「何でそんなに高いんだ。」

 

といって他のところに行ってしまうのであれば、

それはそれでラッキーなんですよ。

 

そんなクレーマーが自分から他社に行ってくれるのですから。

 

 

それに無茶を言う人ほど、会社に貢献をしてくださっている割合は非常に少ないんです。

 

 

 

で、少し自分なりのまとめになりますが、

 

自分が犠牲になるような働き方をすることに意味はない、ということ。

 

 

”お客様のため”ではなくて、”お客様のためにすることが自分の幸せ”という、ともに幸せになるしあわせでなければ続かないし仕事を通して幸せにはなれない。

 


 

もちろん「好き勝手やりましょう!」の意ではありませんので。

 

念のため。