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聖セラフィムの証拠「聖なるかな、聖なるかな、聖なるであることは、主の元に来ることができる」

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2022.07.23
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カテゴリ:スピリチュアル
本来、「課題や問題をクリアする方法」は、クリアできた先人たちがアドバイスすればいいだけの話であって、「教え」と称して「宝物」のように扱ったり、手の届かないところに保管したり、或いは一部の人にだけ公開したり、売ったりすべきものではありません。
普通に困っている人に伝えてあげて、その教えが役に立ったのなら「ありがとう」でいいのです。

もっと言うなら、アドバイスする側の立ち位置は、「与える力によって全てが満たされる世界」でなければなりません。
「与える力によって全てが満たされる世界に立つ」ということは、自分自身も「与える存在」にならなければならないということです。
従って、どのようなものも決して人から搾取してはならないのです。
それが教えに対する寄付やテキスト代であっても。
そもそも「教え」には元手がかかっていないのですから、伝え方も無料にすべきなのです。
今なら無料で大勢の人たちに拡散する方法があるではありませんか。

それを有料にしてしまうと、途端に搾取する側、つまり肉の支配者に我が身を貶めてしまいます。
本来人を救うべき宗教団体が、ただ人やお金を集めるだけの団体に成り下がってしまうのは、「教えの見返り」を求めてしまうからです。
これはアドバイスする側とされる側、どちらにも責任があります。
アドバイスする側は「与える」に徹し、学ぶ側も教えが役に立ったのであれば、同じように困っている人のために役立てる。
それだけでいいのです。
お互い肝に銘じておきましょう。


さて、『「課題」は、この世に生まれて来た人たちにとって、いわば「満たされた状態」に身を置くために必要なパスポートだと思ってください』と前回書きました。

この意味を説明しましょう。

以前、「この世の位置」について書きました。
『「全てが満たされた状態」に戻せるうちは、まだやり直しがきき、「やり直しがきく」ということは、この世は地獄ではないのだ』と。

つまりそれを言い換えると、『皆がこの世に生まれてくるのは、
「全てが満たされた健全な状態」に魂を戻すために必要な「学ぶべきこと」があるから』という意味になります。
その「学ぶべきこと」というのが「課題」です。

皆の「課題」には「魂を磨く」という共通点があります。
そもそも、磨く必要のない魂であれば、この世に生まれてきていないので。
例外もあるかもしれませんが、それが通常のケースです。

「魂を磨く」とは、どこかに曇りがあるから磨かなければならないわけで、まずその「曇り」が何かを探ってみましょう。

皆さんには、自分の感情を逆なでするような、苦手で避けたくなる嫌いなものはありませんか?
「気持ち」や「感情」をコントロールするのが難しいものという意味です。

結論から言うと、魂を曇らせるのは
「気持ち」や「感情」をコントロールするのが難しいものに触れることによって生み出される「悪感情」なのですが、「与える力」に「悪感情」はありません。
あったら何も与えられなくなるので。
従って、「悪感情」を持っていると、「与える力」とはつながれないのです。
「与える力」とつながれなければ、何も与えてもらえません。

そうなのです。
皆さんが豊かに幸せな人生を送ろうと思ったら、「感謝の気持ち」で「悪感情」を消し、「慈しみ深く愛せる人」にならなければならないのです。
もちろん、だからといって悪感情があるのに、いつもニコニコと悪感情を押し殺し、ないフリをして「ありがとう」と感謝の言葉を連発してはいけません。
結構これをする人がいるのですが、これをしてしまうと途端に「嘘つき」になってしまいます。
「嘘をつく」のは肉の支配者の十八番です。
そちら側に行ってしまうので気をつけましょう。

「悪感情」を克服するのは簡単ではないし、決して楽ではありません。
ものすごい苦痛を伴います。
苦痛なくして克服できないものだと心得ておいてください。
なぜなら、「悪感情」を克服しようと思ったら、絶対に人のせいにできないからです。
「人のせいにする人」は、「人を変えよう」としますが、「悪感情を克服しようとする人」は「自分を変えよう」と努力します。
今起きている出来事や自分を取り巻く環境は、全て自分が作り出したのだと、全ての責任を自分自身で負わなければ「悪感情」は消せません。
それは全てに対する「謝罪」から始まるのです。
悪いのは自分であって他人ではないのだと自覚できなければ
「謝罪」はできません。
しかし、この「謝罪」ができなければ全てに対する「悪感情」は消せないのです。
だから苦痛を伴う。
「今起きている出来事や自分を取り巻く環境」が悪ければ悪いほどね。
でも、この状況が悪ければ悪いほど魂は鍛え上げられ、強くたくましく鋼のような美しい輝きを放つようになるのです。
肉の支配者が尻尾を巻いて逃げ出すような。

そして、同時に
「与える力」との絆ができます。
すると、「
自分の感情を逆なでするような、苦手で避けたくなる嫌いなもの」ですら、自分の魂を磨くために必要な、与えられた「恩恵」だったのだと自覚できるようになり、「感謝の気持ち」が湧いてきます。
それがなければ魂はいつまでたっても磨かれず、
「与える力」にも気づけなかったわけですからね。
その時に湧いてきた「感謝の気持ち」こそが嘘偽りのない本物。
その本物を手に入れた人が放つ「感謝の言葉」には、豊かさを引き寄せるパワーが秘められています。

つまり、「与える力」とつながるために抱えてきたのが「パスポート(課題)」というわけなのです。
お分かりいただけたでしょうか?

Seraphim





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Last updated  2022.07.28 20:26:52
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