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大学入学共通テスト 情報科目に使われる言語について

先の話になりますが、令和7年度以降の大学入学共通テストに「情報」の科目が追加されます。

大学入学共通テストというのは、今までのセンター試験が色々と変わったものです。
2021年度から適用されるので、色々と情報は出ていますが
実際に試験が実施されるまでは分からないところも多いようです。
初めて受ける学生は、不安でしょう。。。

さて、今回注目したいのはこの試験に使われる言語についてです。

試験に使用する言語はCとかPythonといった言語ではなく
⼤学⼊学共通テスト⼿順記述標準⾔語(DNCL)という言語を使います。
CやPythonが使われない理由は
アルゴリズムの理解や学習が⽬的で、⾔語の習得がゴールではない。
特定のプログラミング⾔語に習熟した受験⽣とそうでない受験⽣の不公平をなくすため。
だそうです。

このDNCLに⽇本語プログラミング⾔語「なでしこ」が選ばれたようです。
これから先の学生は、センター試験のために、この言語を学習するのでしょう。
現在、実際の現場では、日本語プログラミングはほとんど使われていないように思います。
今後、日本語プログラミングが主流になる可能性もゼロではないと思いますが、少ないのではないでしょうか。
プログラムの本質を理解していれば、実務で使用する言語にも対応できるとは思いますが、そういう学生ばかりではないはず。

まだまだ先の話だとは思いますが、日本語プログラミングしか出来ません。
といった新入社員と出会うことになるのかもしれませんね。

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