こんにちは、中学受験の家庭教師スタディリフォームの永田です♪



夏休みの課題の読書感想文については、もう考えていますか(^^)?

一冊、お勧めの本を紹介いたします☆

『夏を拾いに』(森浩美著、双葉文庫)です♪

実はこの本、今年の全国有名私立中学や高校入学試験に、最も多く選ばれた小説のひとつなんです!

この本は文章が平易で読みやすく、なおかつ主人公が小学生のため、登場人物の心情がきちんと読みとれます。

なので、受験の題材に選ばれやすいですし、単純に読み物としても面白いのでオススメです♪

参考にしていただければと思います(^皿^)


【出題傾向と内容の分析】       


慶應中等部の国語の試験時間は45分、満点は100点、大問数は4~6題程度出ます。



そのうち2題程度が文章読解問題、残りは漢字の読み書き、語句などの知識問題となっており、時間設定は適度なものとなっています。



全体的に問題の難易度は高くないのですが、受験生のレベルが高いため、高得点での勝負となり、苦手な単元があると合否に大きな影響を及ぼします。



出題される文章については小説・物語文はあまり見られず、論説・説明文と随筆から多く出ます。設問については内容の読み取り、要旨、内容吟味、語句の意味、指示語、漢字などあらゆる角度から国語の力を問われる総合問題形式となっています。



とはいえ、文章自体平易なものが多く、問題も難しくありません。



また解答形式は選択式が主で、記述については書き抜き程度です。



知識問題については、数詞やお札の実物を問うような、一見すると国語の問題ではないような社会常識を問う問題も多く出題されます。




【今後の志望校対策】


慶應中等部の国語は上記の通り、長文読解の中であらゆる角度から国語力を問われるだけでなく、知識問題では社会常識を問われ、なおかつ高い得点での勝負となります。



したがって「苦手な単元を作らない」「普段から国語に興味を持つ」という二本立ての勉強をし、過去問を行うにあたっては「満点を目指す」ことが必要となります。



読解については普段から本だけでなく、教科書の文章や新聞、雑誌などに慣れ親しむ習慣をつけましょう。



そして普段から「出典チェック」「指示語の理解」「接続詞の理解」「意味段落分け」などのポイントを押さえた学習を行い、内容を正確につかみとる力を養ってください。



また、知識問題については積み重ねが大事ですから、毎日の学習スケジュールに組み込んで、計画的に問題集を一冊こなすようにしてください。



加えて、普段から漢字の読みや意味、言葉に関することの疑問を持ったら、すぐに辞書を引いたり、人に聞く習慣をつけるようにしましょう。



「日常生活の中に国語をいかに組み込めるか」



中等部の国語攻略はこれに尽きます!





以上となります♪

参考になったでしょうか(^^)??