アフリカツメガエルの鳴き声 | 爬虫類ブレイク

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ヒキガエル、レオパ、ウパ、イモリ等の記事や、たまにワインのことを書きます。悠と申します。Twitter、Instagram更新中です。

アフリカツメガエルと呼ばれるカエルがいる。

完全に水棲のカエルで、熱帯魚のようなイメージで飼育可能だ。

 

カエルと言えば、まず思いつくのが「ゲコゲコ」と言う鳴き声だろう。

しかし、この魚のようなカエルが果たして鳴くのだろうか。

私はこれまでイメージが出来なかった。

 

 

最近は暖かくなってきた。

夜、室温が27度を超える日が増えてきたこともあり、私は夜間に扇風機を点けることが増えた。

ダイソンの羽無し扇風機、パワーは4程度、首振りモードで身体を冷やしすぎないように工夫した。

 

 

私は普段、生き物部屋で寝ている。

その日もベッドの中でウトウトしていると、突然の異音に目が覚めた。

何とも形容しがたいが、イメージするなら古いドアが開くような金属的な乾いた音。

もしくは、床が軋むような音だ。

 

 

『ギギギギギ・・ギギギギ・・』

 

 

ドアの開閉音は「ギィィ・・」とフェードアウトしていくように聞えるし、軋む音なら「ギシッギシッ」と跳ねるように聞えるだろう。その異音は、音質はそれらと同じだが、聞こえ方が異なるのだ。

『ギギギギ~』と一定、かつエンドレスに聞えるのである。それはセミの鳴き声に似ていなくも無い。

 

 

私は扇風機の首振りモードが発する音だと思った。

「買い換え時か」と考え、ウトウトしていると、それにしても断続的に聞こえすぎるように思えた。

しかも扇風機からでは無く、水槽の方から聞こえる。

 

 

「・・・」

私は電気を点けて声を発している犯人を捜すことにした。

あまりにも機械的で生き物の声には聞こえなかったが、方角は水槽の方で合っている。

容疑者はアフツメ、アマガエル、ホルブルックスキアシガエル、ヒキガエルだが、ヒキガエルは鳴かないし、アマガエルの声とは絶対に違う。レオパの声にも似ているが、彼女は自発的に鳴くことはない。

必然的に、アフツメかスキアシガエルに絞られる。暫く睨めっこしていたが、結局分からないまま、私は寝ることになった。

 

 

『ギギギ・・ギギギギ~・・』

私は声が聞こえた瞬間に電気を点けた。

 

 

犯人はアフリカツメガエルであった!

何と、あの古いドアが閉まるような乾いた音は、アフツメの鳴き声であった。

 

『ギギギ・・ギギギギ~・・』

 

外見がキモいのに、鳴き声も可愛くない・・、この世に救いは無いのだろうか!?

 

しかも水中にいるはずなのに、結構な声量で鳴くのである。

鳴き始めたきっかけは室温の上昇と生体の成長だと思うが、今より大きくなったら、夏の夜が大変なことになりそうだ。

 

外見と内面は一致する、何とも残酷的な検証となってしまった。

 

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