新年早々、挨拶回りなどで留守にする時間が長く、アメブロを見ぬまま、今日になってやっと新年のあいさつです。
新年あけましておめでとうございます。
あまりにも遅すぎて間抜けな気もします。
それでも、これ抜きで新年のブログも書けないのです。
さて、今年の元日は靖国神社に初詣に行ってきました。
まさか、あれほど混雑しているなどとは予想しておりませんでした。
なぜか、鳥居に向かう歩道には保守系(?)の団体といいますか、熱心な活動家の方々が群れを成しておりました。
慰安婦問題やチベット問題等々、普段であれば興味を持って耳を傾ける内容を訴えておられたのですが、仮にも神前に向かう道中で世俗のことでもあるまいと思い、通り過ぎてしまいました。
実は靖国参拝は初めてではないのですが、初詣の参拝は初めてでした。
ここには自分の祖父も祭られていると思うと、神妙な気分になり、他のことに気を回す余裕がなかったのです。
幼いころから英雄の如く聞かされていた祖父を拝むのだと思うと、やはりいつもより気合が入ってしまいます。
ですから、願い事など全くせず、ただただ頭を下げて、「ありがとうございます」であります。
1時間強の列に並び、やっと参拝となった時にはすっかり頭の中は真っ白で、願い事などどこかに行っていたということもありますが。
それにしても靖国参拝者の方々は様々で海外の方が多くおられたことには、少々驚きました。
それから若い方がとても多かったことも印象的でした。
その若い方々の会話が我らが世代よりマトモといいますか、日本人的といいますか、自分より先輩の方々より、よほど日本人的に見えました。
お雑煮やおせち料理、七草がゆや八百万の神々のことなど、凡そ先輩諸氏の口から聞いたことがないような話題が四方八方から聞こえてきました。
その四方八方の大半が若い人たちでした。
日本は右傾化しているとか隣国の人たちが騒いでいるようですが、そのようなことはないと思います。
恐らくマトモな日本人が増えてきたというだけのことです。
さて、そんな感銘を受けるような元日を過ごしたのちに、テレビを見ましたら、相変わらずだらしない大人たちが何を根拠としているのかわからないような戯言を電波に乗せていました。
せっかくのよい気分が壊れてしまうので、そのままテレビも壊してしまいそうになりましたが、気を落ち着けて中断しました。
平成29年がどのような年になるかはわかりませんが、電波系のノイズに惑わされることなく、多くの感謝を積み重ねることができればと思いつつ、今年初のブログを閉じさせていただきます。