「さんてらまいり」
飛騨古川に、200年以上も前から続く独特の伝統風習『三寺まいり』は、毎年1月15日の夜、親鸞聖人のご恩を偲び、町内の3つの寺、円光寺・真宗寺・本光寺を詣でるならわしです。
撮影スポットで有名なところ、はじめて行ってきました。
コロナ前は女性がずらりと並んでましたが、対策でこのとおり。
ですが誠に風情のあるお祭りでした。
出店もたくさん^^
岐阜県の名物がいっぱいで超おいしかったです。
炎の光だけで雪がふわっと明るくなり、とても幻想的で美しい風景が広がっています。
夜撮影は露出が難しいですね。
私は暗めが好きなので、こうなりましたが、撮ってる方々のモニターを盗み見ると、けっこう明るめが主流のようでした。
こういうショットが好きです^^ 撮る人撮る的な。
右側にうじゃうじゃ、わかりますか?
雪でできた巨大なロウソク、のアップ。型でもあるのでしょうか。迫力もありますがとっても素敵でした。
巨大ロウソクに魅了されて撮ってみましたが、うまくいきません。
初めての時は来年の参考探し、来年がんはる。
祈りを乗せて流れる灯篭。
雪・炎・水面、絞り込めませぬ。
撮ってて思いましたが、観光写真には向いている気がする。伝わってるのなら。
灯篭は地上にもあり、川にあるものよりカラフルでメッセージ付きなのでした。
心惹かれて全部読みました。
コロナがんばれ、コロナ負けん、コロナ退散、うんうんと思うなか、
ふわっと心が温かくなったのは、くすっと笑みがこぼれるような。
「いいかおり きれいでしょ」は小学校三年生の作品と書いてありました。
大人はコロナ前の小学校生活を知ってるけど、この子はコロナ禍の小学校生活しか知らないんだなと気づいたり。
「三寺まいり」とありますように、円光寺・真宗寺・本光寺には松明が焚かれ、参拝がなされておりました。
火に露出を合わせたため真っ黒笑 自由ってことで。
来年は三脚ともう少し防寒装備をプラスして挑もうと思ったはじめての三寺まいりでございました。
道中、マイナス3℃の標識を見ましたが、飛騨古川では暖かい方だそうで。
夢中で撮ったあとの底冷えが半端でなく、夜店の暖かいお食事でも回復しませんでした。
ま、年と筋力不足のせいでもあろうかと。
凍てつくほどに美しい雪景色ではありますが、上記写真で寒さがわかりますでしょうか。
長靴のなかにはぶ厚めの中敷きが必要です。
防寒万全でいったつもりが、そこだけ抜けてましたわ。
撮影データについて。
三脚を持ってなかったので、雪景色はISO12800でようやくブレなく撮れました。
炎はISO1600で、秒間2~3コマ連写しても炎の動きが1枚1枚違います。超面白かった。
三寺まいりを上手に撮影するには通いこみが大切だとわかりました。
来年もこよう、ここはまるで別世界。心がキレイになったような気分でした。
おしまい。