記事
夏の乾燥肌?
公開. 投稿者:アトピー性皮膚炎/ステロイド外用薬.この記事は約1分14秒で読めます.
1,681 ビュー. カテゴリ:夏でも肌は乾燥する?
肌が乾燥する季節というと冬が一番ですが、夏場でもエアコンや紫外線などで肌は乾燥しがちです。
しかも湿度が高いので、肌が潤っていると勘違いして、保湿ケアを怠りがちです。
夏でも保湿は大事なのです。
乾燥肌にステロイドは逆効果?
皮膚の乾燥によってかゆみが起こります。
かゆみや炎症が生じた場合にステロイドが処方されることがあります。
しかし、ステロイド剤は表皮からの水分の蒸発量(TEWL:経皮水分喪失)を増加させ、皮膚の乾燥をさらに悪化させる恐れがあります。
そのため、保湿剤のみを処方する医師もいます。
ドライスキン
ドライスキンとは、文字通り皮膚が乾いた状態をいいます。
さまざまな原因によって表皮角質層の水分が失われると、皮膚本来のバリア機能が低下して、手荒れ、肌荒れ、皮膚のかゆみ等の症状が起こります。
これらの症状を防ぐには、乾燥に対する正しいスキンケアが求められます。
ドライスキンになりやすい人としては、まず主婦があげられます。
主婦は炊事や洗濯、掃除などで手を使うことが多く、水仕事や洗剤の刺激などで皮膚のバリアが失われやすいことから、ドライスキンによる手荒れをおこし、湿疹などができやすくなります。
このような状態は主婦湿疹とも呼ばれます。
また、男性では50歳、女性では40歳ごろからホルモン分泌の影響で皮脂の分泌量が減り、皮膚が乾燥しやすくなります。
こうした皮脂の欠乏によるドライスキンの症状は、皮脂欠乏症ともよばれます。
ドライスキンは、いずれの場合も適切なスキンケアや日常生活での注意を守ることで改善することが可能です。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
そんな薬剤師には、m3.com(エムスリードットコム)の、【PR】薬剤師のための「学べる医療クイズ」がおすすめ。