」について、予告通り、ちょっと語らせてもらおうかと思います。
要は、３枠取れなかったことを結弦くんに問いただすような質問が
問題だということですよね。
しかも、無良くんと小塚くんには、その質問をしていなくって、と。
たしかに、判りきったことを質問してるな、とは思いました。
そして、同じ質問を無良くんと小塚くんに問うたとすれば、
それはやはり、厳し過ぎるというか、来シーズンになったら、彼らがＷＦＳのインタを受けてくれなくなるんじゃないか的な
爆弾質問と言っても良いくらいのものだと思います。
彼らが何故上海ワールドで不本意な結果になったかを考えたとしても。
というか、
無良くんについては、両足とも捻挫してたのなら、
そして、あの演技が精一杯だったのだとしたら・・・・。
結弦くんではなく、無良くんの方こそ、棄権を考えるべきだったのでは？という素人的な思いがあるのも、正直なところ。
でも、ソチを逃した悔しい１年の最後の試合として最高の舞台のチケットを手にしたのなら、
どんな無理をしてでも、何を犠牲にしようとも、
奇蹟を信じて、最後までできる限りの調整をして、
何が何でも結果を掴むのだという強い思いを抱いて上海入りしたに違いないとも思うので、
無責任に非難がましいことを言うつもりはありません。
小塚くんは気持ちの問題だったとのこと。
気持ちの問題には気付いていても、でも、それでも、本番には自分の手のひらの中に、
気持ちが戻ってくるに違いないと信じて本番を迎えたのだろうと思う。
そんな風に、彼らに心を寄せると同時に、
もし、登り龍のダイスに、
最後まで補欠としてのトレーニングを続けていたというダイスに
その枠を譲っていたらどうだったろうと密かに悔しい思いを残しているのも事実。
人生初との言える大舞台に、もしかしたら実力を発揮できずに終わるかもしれないが、
ミューズＧＧと一緒の大会、のびのびと最高の演技を実現できたかもしれない。
そしたら、余裕で10位に入っていただろう。
なんてことは、
私がこんなところで語る必要など全くない。
誰も言わないけれど、無良くんも小塚くんも、関係者も、皆、わかっていること。
だからこそ、言えないこと。
唯一、何かを言えるとすれば、それは結弦くんだけ。
厳しいシーズンを、信じ難いほどの気力だけで戦いぬいた結弦くんだからこそ、
その治りかけた傷口に塩をすり込むようなことも、
アリなのかと。
いや、もちろん厳しい質問だと思った。
でもそれは質問ではなく、ＷＦＳの記者からの、一つの決断を促すエールだったのではないかと、思う。
ＷＦＳの記者は、きっと私と同じ思いだったのだろう。
羽生選手の実力は、本来、このシーズンは全勝でもおかしくなかった。
それぞれに、たとえクワド１本ずつ失ったとしても余りあるほどの点差を叩き出す能力とプログラムがあったのだから。
にも関わらず逆転を許した理由を、
結弦くんに猛省させることが目的だったのだろう。
五輪金メダリストとなったシーズンに、
これほどの試練にまみれてしまった本当の理由を突きつけるために。
つまりは、
五輪金メダリストとなったスーパースターに押し寄せてきた、
たくさんの「お仕事」を断りきれなかったために、
アスリートとしてやるべきことよりも
しがらみを優先させてしまったことを、
そのために、
身体のメンテナンスができないまま競技シーズンを迎えてしまったことを
「二度と繰返してはならない失態」として、
いてもたってもいられないほどに自覚させるための質問だったのだろうと。
その答えは、
スケ連の祝賀会を欠席してでも新シーズンの準備を優先させるという、
鮮やかな脱出劇となって返ってきた。
それでいいんだよ、結弦くん。
国別が始まる前に、
私が綴った言葉を再掲させてください。
「「心が広くないので」なんて言葉で自分を誤魔化すのはやめにしよう。
勝ちたいのなら、どうすべきだったのか、
いや、どうすべきなのか、
国別が終わったらすぐに考えて！！！
あなたの新しいシーズンは、
国別ＦＳが終わった瞬間から始まるのだから。」
◆「真意は何？「でも、ぼくは心が広くないので悔しい」という言葉の・・・ 」2015-04-06
今シーズンがどれだけ過酷だったか、
まとめて下さった凄まじいＭＡＤをご紹介します。
動画主様に感謝して。
◆Y.H 2014-15 Recollections ーFinal Chapterー
↑のＭＡＤでは手短に紹介していたシーズンイン前のアイスショー映像なども、
こちらのＭＡＤでは映像で見せてくださっていますので、一緒にご紹介します。
※Y.H 2014-15 Recollections
◆ワールド・フィギュアスケート 69 世界選手権速報
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