記事一覧

• 第41回「アメリカン・ブルー」

  え…今更再発って…13年も経って？ そうだった。その時の私…

  07月05日 00:41
• 第40回「13年ぶりの再発」

  今日は「私のところに来るのは一番最後でいい」という言葉をか…

  07月02日 22:57
• 第39回「新しい出会い」

  私には、夫の葬儀の時の記憶がない。 喪服を母に着せてもらっ…

  06月26日 20:10
• 第38回「予約送信の遺書」

  アメンバー限定公開記事です。

  06月26日 20:03
• 第37回「夢の中の夢」

  旦那さんが亡くなってまだ３カ月ですか…あの、失礼ですがもう…

  06月22日 00:54
• 第36回「螺旋階段」

  私は側道に車を停めたまま、昨夜のことを思い起こす。本当は「…

  06月20日 21:18
• 第35回「溶けかかるアイスクリーム」

  ママ友との交流。これはどうしても避けて通れない道である。子…

  06月16日 09:07
• 第34回「淵の底」

  「野乃ちゃん、ほら、また忘れ物っ！」昨日は体操服入れを忘れ…

  06月14日 00:20
• 第33回「夫の嘘と修羅の手」

  「全て調べさせてもらったんだけど」 私は野乃子と義父が寝静…

  06月11日 02:27
• 第32回「腸閉塞とピノコ」

  また入院している。 また入院している。私の鼻からは管が通さ…

  06月08日 21:42
• 第31回「沈む秋色」

  風の色が静かさを帯びる。庭のドウダンツツジは紅く映え染まり…

  06月06日 21:00
• 第30回「拍手の花束を」

  芳河さんの葬儀は自宅葬だった。「大学病院の霊安室のエレベー…

  06月05日 06:45
• 第29回「光を纏うひと」

  入院患者は別の患者の寝ているICUには入れない。そんなこと…

  06月04日 09:31
• 第28回「突然の落花」

  私はようやく芳河さんが待つ病室に戻った。彼女は笑顔だ。でも…

  05月29日 22:32
• 第27回「黄泉と現(うつつ）の間」

  私の左の脇腹に灼熱の鉄の板が差し込まれている。鉄は白く赤く…

  05月27日 19:06
• 第26回「ブラインド・ドクター」

  ４回目の手術の朝。私の手術の時はなぜかいつも快晴だ。今日も…

  05月21日 10:58
• 第25回「ふたつの夕陽」

  「ね、明日、うるさい看護師がいない日だから、３時の検温の後…

  05月13日 11:09
• 第24回「青空の深閑」

  早い朝。私は、がらんどうの宇埜さんのベッドを見つめる。涙が…

  05月06日 00:25
• 第23回「病床の頬紅」

  夜７時になると担当グループの医師が一斉に回診に来る。 消化…

  04月16日 00:52
• 第22回「車いすの向日葵」

  「今回は消化器外科の病棟が空いていないんです」 入退院受付…

  04月13日 23:45