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- キリシタン不動(大分県佐伯市宇目) 旅人の目線
- 佐伯市の旧宇目町は、もともとは岡藩(現在の竹田市)であったため、市内でも唯一キリシタン史跡を見ることのできるエリアである。「キリシタン不動」という名の偽装仏があるとのことで早速見に行ってきた。 中岳キャンプ場のそばにかかる橋を渡り左折。少し進むと右側に看板が見える。(汚れがひど…
旅人の目線 - キリシタン不動(大分県佐伯市宇目)
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- 鳥越製麺所(香川県観音寺市) 旅人の目線
- ちょっと前に、仕事で香川県に行く機会があった。 うどん県である。 かつて、四国遍路の際に香川県でいくつかのうどん屋に入ったことはあるが、所謂「名店」のようなところに行ったことはない。私の弟は姫路に在住中に幾度となく「うどん遍路」を試みたらしいが、そんな構えて食べる必要はなく、所…
旅人の目線 - 鳥越製麺所(香川県観音寺市)
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- 焼き鯖寿司 旅人の目線
- 夏日が続く6月。北部九州もようやく梅雨入りしたようで、湿度の高いこの時期は毎年体調が乱れてしまう。食欲が低下するのも原因のひとつかもしれない。 そこで、普段食べることのないものを食べてみようと思い、ネットで検索してみた。 地元の鶴崎近辺は、ほぼほぼ食べつくしていると思いきや、「…
旅人の目線 - 焼き鯖寿司
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- 城島・猪の瀬戸トレッキングコース(大分県別府市) 旅人の目線
- 猪の瀬戸湿原のことを知ったのは、かれこれ30年近く前である。貴重な生態系が現存するということで、城島後楽園(当時)の環境学習コンテンツの候補として挙げられたのだが、その頃は保全活動など行われておらず、一部の研究家やマニアの間で稀少植物の絶滅が危惧されていた。 その後、城島高原オ…
旅人の目線 - 城島・猪の瀬戸トレッキングコース(大分県別府市)
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- るるパークウォーキング(大分県杵築市・宇佐市) 旅人の目線
- 「るるパーク」という聞きなれないスポットが検索であがった。どこだろうと思い、ググってみたら大分農業文化公園が新名称を名乗り始めたとのことらしい。憩える、遊べる、学べる、楽しめるといったキーワードから「るる」を用いたとウィキペディアに書いてあったが、モロに「るるぶ」のパクリではな…
旅人の目線 - るるパークウォーキング(大分県杵築市・宇佐市)
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- 堀田湯の里・湯けむり散歩(大分県別府市) 旅人の目線
- ウォーキングのコース選びもだんだん難しくなってきた。コースは山のように存在するのだが、高低差が大きいのはNGだとかついでに綺麗な風景や面白いものを見たいだのと身勝手な注文をつけているからだろう。贅沢を言わずに黙ってどこでも歩けと言われそうだがそこはこだわってみたい。しかしながら…
旅人の目線 - 堀田湯の里・湯けむり散歩(大分県別府市)
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- フットパス 糸ヶ浜から大神回天記念公園界隈(大分県日出町) 旅人の目線
- 今春、初めて海辺のコースを歩く。県南とどっちにしようか迷ったが、温泉に入りたかったので日出町に。日出町観光協会では、6つのフットパスコースを作成しており、他にも「ザビエルの道ウォーキング大会」や「ガイドウォーク」など歩くコンテンツに力を入れているようだ。フットパスはアップダウン…
旅人の目線 - フットパス 糸ヶ浜から大神回天記念公園界隈(大分県日出町)
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- 宇佐神宮周辺と勅使道ウォーキング(大分県宇佐市) 旅人の目線
- 宇佐神宮には何度も参拝に行ったことがあるが、周辺に何があるのかなど気にしたこともない。ごく普通の住宅街というイメージだったが、偶然ネットで見つけたウォーキングコースを見ると、面白そうなスポットも点在しており歩いてみることにした。 歩いた日:2024年4月9日(火) スタート&ゴ…
旅人の目線 - 宇佐神宮周辺と勅使道ウォーキング(大分県宇佐市)
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- フットパス 清き水の故郷コース(大分県佐伯市) 旅人の目線
- さてさて、第3弾となる大分県の「歩く旅」は佐伯市本匠。常々より「田舎に移住するならココ」と決めていただけに、思い入れのある地域である。本来ならば、初夏とかが良いのかもしれないが、コースを見てみると「桜のスポット」というのがオプションコースに記されていたりして、小川地区にある千本…
旅人の目線 - フットパス 清き水の故郷コース(大分県佐伯市)
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- フットパス 草深野コース(大分県豊後大野市) 旅人の目線
- 大分県のいろんなウォーキングコースを歩いてみたいと思い、2番目に選んだのがこちらのコースだ。豊後大野市緒方町の「草深野(こうもりの滝)コース」。豊後大野市の中で、何故だか緒方町だけはフットパスのコースを4つもつくっている。磨崖仏とか酒蔵など、魅惑的なフレーズの並ぶコースもあった…
旅人の目線 - フットパス 草深野コース(大分県豊後大野市)
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- 内成棚田ウォーキング(大分県別府市) 旅人の目線
- 4月に入り、年度末に集中する仕事も落ち着いてきたので、1月~3月の運動不足を解消すべく、「歩く旅」を再開することにした。大分県内の比較的アクセスしやすく、風景や文化財など見どころもあるところを探して歩いて行こうと思う。あわよくば、国内シニア層やインバウンド向けに売り出したいと思…
旅人の目線 - 内成棚田ウォーキング(大分県別府市)
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- いざ!DC おんせん県おおいた 旅人の目線
- 2012年9月にはじめた「おんせん県」というプロモーション活動。 活動の象徴となるのが、おんせん県ポロシャツである。初年度はターコイズ、紺、ホットピンク、白の4色でスタートしたのだが、2年目からレッド、オレンジ、ライム、グリーンなどバリエーションが増えまくり、段々と収拾がつかな…
旅人の目線 - いざ!DC おんせん県おおいた
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- おんせん県関西プロモーション…再び 旅人の目線
- 我々、民間事業者が勝手に「おんせん県」という活動を始めたのは、忘れもしない2012年の夏だった。おんせん県観光誘致協議会というこれまでのしがらみに縛られない新たなマーケティング組織を立ち上げて、行政や観光団体が着手しにくい専門的な旅行会社対策事業を始動したのである。 2012年…
旅人の目線 - おんせん県関西プロモーション…再び
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- アドベンチャーツーリズムの壁 旅人の目線
- 現在、京都にある旅行会社と協働でウォーキングを取り入れた九州のセルフガイドツアーを造成している。先週は、3日間かけて佐伯と別府の宿泊施設のインスペクションを行った。これまでも長年、インスペクションのコーディネートは行ってきたが、お宿さんだけをこれほど集中的に視てまわったのは初め…
旅人の目線 - アドベンチャーツーリズムの壁
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- 天神 丸福(大分県竹田市) 旅人の目線
- 大分で「唐揚げ」といえば中津や宇佐・豊後高田などが思い浮かびがちだが、どこの町にも地元民が贔屓にしているお店がある。 奥豊後エリアで最も著名なのがココ、「丸福」さんだろう。河宇田湧水に水を汲みに行ったついでに立ち寄ってみた。 迷うことなく、一番人気の「からあげ定食」を注文。 か…
旅人の目線 - 天神 丸福(大分県竹田市)
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- 藤の郷(大分県佐伯市本匠) 旅人の目線
- 気づけば、11月も終わりかけている。 最後にブログを更新したのが6月上旬だったので、かれこれ半年近くも放置してしまっていた。初めての経験である。 更新にあたって、前回からの神社探訪を続けるチョイスもあったが、それもまた不自然な気がして、久しぶりにグリーンツーリズムの話を取り上げ…
旅人の目線 - 藤の郷(大分県佐伯市本匠)
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- 東大野八幡神社(福岡県北九州市小倉南区) 旅人の目線
- 福岡市には10年ほど住んでいたが、神社に関する記憶があまりない。勿論、大宰府天満宮とか櫛田神社、警固神社などの著名なところには何度も参拝しているものの、印象が薄く、いずれも市内ばかりである。もしかしたら、郊外にはもっと色々あるんじゃないかと思い図書館で調べたみたところ、面白いよ…
旅人の目線 - 東大野八幡神社(福岡県北九州市小倉南区)
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- 熊野那智大社と青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町) 旅人の目線
- 私の熊野詣も最終日を迎えた。 朝から川湯温泉をゆっくり満喫し、11時過ぎに町営の大門坂駐車場に到着。マップを広げて移動と滞在時間をざっくり計算してみると、徒歩で往復した場合、ゆうに4~5時間はかかりそうだ。那智大社辺りで歩くのは仕方ないとしても、同じ景色を眺めながら往復するのは…
旅人の目線 - 熊野那智大社と青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)
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- 広がる絵解きの世界 旅人の目線
- 競り師:〽ヤレー バナナ1本のカロリーは 卵三個の価値あるとー ♪ 〇〇病院院長の 〇〇博士も言うたげな ♩ 男性客:「おじさん、数は多かばってん、それ腐っとりゃせんねえ」(野次) 競り師:「何、これが腐っとる。これが腐っとるごと見ゆんないば、お前の目が腐っとるけん。そこの先の…
旅人の目線 - 広がる絵解きの世界
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- 大斎原と熊野坐神社(和歌山県田辺市本宮町) 旅人の目線
- 今回の中辺路歩きは、ここが終着点となる。 大斎原(おおゆのはら)は、3つの川が交差する中州に広がる聖域。先ほど参拝した熊野本宮大社も元々はここにあったが、明治22(1889)年に起きた大洪水ですべての建造物が倒壊したため、現在の場所に移したという。案内板の説明によると、江戸時代…
旅人の目線 - 大斎原と熊野坐神社(和歌山県田辺市本宮町)
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- 熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町) 旅人の目線
- 冷たい麦茶を飲み干し、額の汗もひいたところで重い腰を上げた。 授与所に並んだお守りや縁起品を眺めつつ、洗練された拝殿へ向かうと中から祈禱の声が聴こえてくる。次の順番を待っているのは団体ツアー客のようだった。振袖を着た若い女性と老夫婦も並んでいる。その後ろにも次々と老若男女が続い…
旅人の目線 - 熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)
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- 中辺路を歩く 旅人の目線
- 熊野古道3日目は、待望の中辺路歩き。 膝と腰の不安もあり、王道ともいえる「滝尻王子」から歩き始める34キロコースでなく、「熊野三山ハイライト」と銘打たれたお気軽コース(7キロ)をチョイスした。 事前に入手したパンフレットによれば「休憩所なども整備され、石畳の残る古道や棚田や茶畑…
旅人の目線 - 中辺路を歩く
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- 東アジアの観音信仰に思いを寄せて 旅人の目線
- 熊野古道の旅から戻ってきてからも、関連した本を探し読み続けている。旅の余韻に浸りながら、旅行前に読んだ本をもう一度開くのも楽しいひとときである。 ただ私の場合は、事前にチェックしておきながら、いつの間にか見過ごしてしまったことに気づいてガッカリすることが多い。今回も「発心門王子…
旅人の目線 - 東アジアの観音信仰に思いを寄せて
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- 補陀落渡海とその船旅(補陀落山寺にて) 旅人の目線
- 補陀落山寺で絵解きに魅了された私は、次に境内に展示されている補陀落渡海船(忠実に復元されたレプリカ)を見るため本堂をあとにした。 この時ふと、呉にある大和ミュージアムに初めて行った時のことを思い出していた。 幼い頃から無類の船好きではあったのだが、とりわけ宇宙戦艦ヤマトやAAA…
旅人の目線 - 補陀落渡海とその船旅(補陀落山寺にて)
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- 那智参詣曼荼羅の絵解き(補陀落山寺にて) 旅人の目線
- 熊野古道の中で私が群を抜いて惹かれていたのが「補陀落渡海」の聖地ともいうべき補陀落山寺であった。 補陀落渡海とは、はるか南方海上にある観音浄土を目指して、僅かな食糧を船に積み生きたまま太平洋へ流され入定するというもので、歴史上では40人(うち当寺から20人)が渡海に挑んだらしく…
旅人の目線 - 那智参詣曼荼羅の絵解き(補陀落山寺にて)
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- 神倉神社とお燈祭り(和歌山県新宮市) 旅人の目線
- 熊野速玉大社の門前にある柿乃肴(かきのあて)という店で柿の葉寿司をつまみながら、店主のお姉さんに神倉神社まではどのくらいかかるのか尋ねてみたところ、ここからだと歩いても10分かからないという。駐車場の台数は少ないけど、連休前の平日だから車で行っても大丈夫だろうとのこと…なんかイ…
旅人の目線 - 神倉神社とお燈祭り(和歌山県新宮市)
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- 熊野速玉大社(和歌山県新宮市) 旅人の目線
- 新年度に入っても中々仕事にきりがつかず、このままではゴールデンウィークに突入してしまうかもしれないと思いきって旅立った。すでに夕刻で日も沈みかかっていたが、佐賀関港へ時刻表も確認せずに向かった。国道九四フェリーは1時間に1便あるのでよっぽどの事がない限り乗れないということはない…
旅人の目線 - 熊野速玉大社(和歌山県新宮市)
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- 補陀落渡海の聖地巡礼 旅人の目線
- この本は、7~8年前に『旅するように読んだ本』(著:宮田珠己)で知り得た。宮田さんは、本書で紹介されている多くの渡海事例の中から「那智の浜から極楽浄土を目指して船出したのに何故か沖縄に漂着して生き延びてしまい、結局は薩摩で入定したという日秀上人」に着目していて、他にも川村湊が描…
旅人の目線 - 補陀落渡海の聖地巡礼
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- 聖地巡礼について考える:窮 旅人の目線
- 熊野古道に行きたいことと、現在行っている仕事が分岐点を迎えていると感じてきた二つの理由が重なり、この1ヶ月間「聖地巡礼」に関する研究と自分なりの考察を進めてきた。これが5冊目となるブログでの紹介だが、実際には20冊以上の書物を読み漁り、ためになったと感じた本だけを取りあげている…
旅人の目線 - 聖地巡礼について考える:窮
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- 聖地巡礼について考える:番外編 旅人の目線
- 熊野古道でずっと気になっていたのが「補陀落渡海」だ。「遥か南方海上にある観音浄土を目指し、僧侶が人々の願いを抱いて浜ノ宮海岸から船出をする」と言えば聞こえはいいが、要は「捨身」である。しかも、本人の意思とは無関係で行われていたとか聞いたこともあり、真相を知りたかった。 この「補…
旅人の目線 - 聖地巡礼について考える:番外編
読み込み中 …