きらきらクラスターとリンゴ畑
10月15日(月)6時30分起床 晴れ時々曇り
6時30分起床、疲れからかちょっと寝坊、いつものルーチンをこなし「道の駅 にしね」を8時過ぎに出発、雫石から秋田県に向かいます。盛岡の西側を迂回するように通り雫石町に、ちょうど通勤時間帯と重なり結構車が走っていましたが、渋滞するほどではありませんでした。雫石町市街をすぎ、山間部の入り口にある「道の駅 雫石あねっこ」に立ち寄って休憩です。
「道の駅 雫石あねっこ」-1
ランキング参加中
ここの道の駅は駐車場も広く、デカイですね。温泉、食堂、直売所、ハーブ園そして川の反対側にはオートキャンプ場まであり、ロケーションも良くいい感じです。直売所が開いていますのでちょっと覗いてみましょう。
「道の駅 雫石あねっこ」-2
果物やきのこ、野菜など種類も豊富です。きのこが美味しそうだったんでひとつ買いましょう。
「道の駅 雫石あねっこ」-3
R46を進み田沢湖町、角館を経て大仙市にある「道の駅 協和」にやって来ました。
「道の駅 協和」-1
ちょうどお昼、ここで途中で買ったコンビニ弁当を開けました。
「道の駅 協和」-2
ランキング参加中
昼食後この近くにある「荒川鉱山跡」にちょっと寄り道です。今年の7月に東北の旅をした時「大雨による土砂崩れのための通行止め」で行けなかったところにリベンジです。
「荒川鉱山跡」-1
川を挟んで両側に鉱山の坑道があったようです。入ってすぐのところにモーターサイクル場がありオフロードらしきバイクが1台爆音で走り回っていました。
「荒川鉱山跡」-2
ここは江戸時代に発見され国内屈指の銅山として長きにわたって栄えましたが1940年に閉山されました。その後1993年に坑道の一部を使った「マインロード荒川」という観光施設が作られましたが坑道の崩壊により廃業、現在は先ほどのモーターサイクル場、キャンプ場、公園に利用されています。ここは案内板によると「選鉱場」跡地、まるで要塞のようです。
「荒川鉱山跡」-3
ここに来た理由はある人のブログで水晶が結構見つかるという記事を偶然目にしたからなんですが、さてさてどこを探していいものやら、人の気配もありませんので聞くわけにも行きません。駐車場に車1台発見、行ってみると何やら下を向いて何かを探している男女が、「こんちは、ありますかぁ」「小さいですが……」との返事です。私も坑道の近くを探しはましたがキラキラ輝く小さなカケラは2~3つ見つけましたが、いわゆる六角柱の水晶の結晶からはほど遠いものばかりでした。
「荒川鉱山跡」-4
ランキング参加中
駐車場のほうを見るともう1台車がやってきて、子供連れの方が川のほうに向かっています。つられるようにそちらの方に、なにやら川の中で石をひっくり返しています。
「荒川鉱山跡」-5
何と行ってみてビックリです、水晶だらけです。まぁちょっと大げさに言うと川原の石の3割ぐらいが水晶です。厳密にいうと「水晶クラスター」です。
「荒川鉱山跡」-6
サッカーボールみたいな水晶クラスターの塊も見えます。スゴイですね。
でも、でも………、残念ながら水晶クラスターの結晶の頭の部分がつぶされているんですよ。たぶんズリ(鉱山を掘ったあとの残土の山)から流されて石がこすれあってつぶされてしまったんだと思います。
「荒川鉱山跡」-7
そんな中、何とか六角柱を保ったきれいな状態のクラスターを見つけようと上流のほうも探したんですが、ありませんでした。
「荒川鉱山跡」-8
ランキング参加中
探していて気づいたんですが、川の両岸あたり一帯も巨大なズリの一部ようです。両側の山からこんな沢みたいになって川に鉱石残土が流れ込んでるようなところが何か所かありました。200年以上掘り続けたんですからズリは相当な量になるんでしょうね。
「荒川鉱山跡」-9
そのあと川に地元の人らしき年配の二人連れが降りてきましたんでいろいろ聞いた見ました。やはり川には頭がつぶれたクラスターしかなく、きれいなヤツは山に登って掘って採るしかないそうです。まぁこれはガイドさんでもいなければ無理なんであきらめです。ちなみにこの方たちは比較的きれいな水晶クラスターの表面を機械で平らに磨き、きれいな模様を浮き出ささせて楽しんでいるみたいで、そのもととなる石を探していました。
「荒川鉱山跡」-10
さて無事リベンジが済みましたんで今夜のお宿に向かうことに、とその前に温泉ですね。R13に入り山形方面に温泉を探しながら進んでいくと、横手市を過ぎたあたりで「ゆっぷる」というところを発見ここに行くことにしましょう。
「ゆっぷる」-1
ナビに導かれて進んでいくと丘陵地帯のりんご畑の中に、ありました「ゆっぷる」。建物はそんなに新しくありまのんびりせんが、リンゴ畑に囲まれてロケーション抜群です。浴槽の露天からは畑が見え、なんか時間がのんびりゆっくり過ぎていくスポットです。
「ゆっぷる」-2
ランキング参加中
ここは横手市平鹿町というところでリンゴの産地として有名みたいなんですが、もうリンゴはたくさん買ってしまいましたんで……。
「ゆっぷる」-3
さて今夜の車中泊地ですが明日は早めに自宅に戻りたいこともあって少し距離を稼いでおくことに、湯沢、雄勝を経て山形県に入りそして「道の駅 おはなざわ」に到着です。ちょっと暗くなってしまいましたがここも何度も車中泊したところ、いつもの駐車場のはずれの方に車を停めて手早く準備を整えます。
「道の駅 おはなざわ」
六角柱のきれいな水晶には残念ながら出会えませんでしたが、7月に寄れなかった荒川鉱山跡に行くことが出来ましたので、今日はまぁ満足な一日でした。コンビニ弁当を食べそうそうに寝袋に入りいつもの文庫本を読んでいるといつの間にか寝いってしまったようです。そんなこの旅のラストナイト尾花沢の夜が静かに更けていきました。
21日目の走行距離 265km(道の駅 にしね ⇒ 道の駅 おはなざわ) 累積走行距離 5,346km
10月15日(月)6時30分起床 晴れ時々曇り
6時30分起床、疲れからかちょっと寝坊、いつものルーチンをこなし「道の駅 にしね」を8時過ぎに出発、雫石から秋田県に向かいます。盛岡の西側を迂回するように通り雫石町に、ちょうど通勤時間帯と重なり結構車が走っていましたが、渋滞するほどではありませんでした。雫石町市街をすぎ、山間部の入り口にある「道の駅 雫石あねっこ」に立ち寄って休憩です。
「道の駅 雫石あねっこ」-1
ランキング参加中
ここの道の駅は駐車場も広く、デカイですね。温泉、食堂、直売所、ハーブ園そして川の反対側にはオートキャンプ場まであり、ロケーションも良くいい感じです。直売所が開いていますのでちょっと覗いてみましょう。
「道の駅 雫石あねっこ」-2
果物やきのこ、野菜など種類も豊富です。きのこが美味しそうだったんでひとつ買いましょう。
「道の駅 雫石あねっこ」-3
R46を進み田沢湖町、角館を経て大仙市にある「道の駅 協和」にやって来ました。
「道の駅 協和」-1
ちょうどお昼、ここで途中で買ったコンビニ弁当を開けました。
「道の駅 協和」-2
ランキング参加中
昼食後この近くにある「荒川鉱山跡」にちょっと寄り道です。今年の7月に東北の旅をした時「大雨による土砂崩れのための通行止め」で行けなかったところにリベンジです。
「荒川鉱山跡」-1
川を挟んで両側に鉱山の坑道があったようです。入ってすぐのところにモーターサイクル場がありオフロードらしきバイクが1台爆音で走り回っていました。
「荒川鉱山跡」-2
ここは江戸時代に発見され国内屈指の銅山として長きにわたって栄えましたが1940年に閉山されました。その後1993年に坑道の一部を使った「マインロード荒川」という観光施設が作られましたが坑道の崩壊により廃業、現在は先ほどのモーターサイクル場、キャンプ場、公園に利用されています。ここは案内板によると「選鉱場」跡地、まるで要塞のようです。
「荒川鉱山跡」-3
ここに来た理由はある人のブログで水晶が結構見つかるという記事を偶然目にしたからなんですが、さてさてどこを探していいものやら、人の気配もありませんので聞くわけにも行きません。駐車場に車1台発見、行ってみると何やら下を向いて何かを探している男女が、「こんちは、ありますかぁ」「小さいですが……」との返事です。私も坑道の近くを探しはましたがキラキラ輝く小さなカケラは2~3つ見つけましたが、いわゆる六角柱の水晶の結晶からはほど遠いものばかりでした。
「荒川鉱山跡」-4
ランキング参加中
駐車場のほうを見るともう1台車がやってきて、子供連れの方が川のほうに向かっています。つられるようにそちらの方に、なにやら川の中で石をひっくり返しています。
「荒川鉱山跡」-5
何と行ってみてビックリです、水晶だらけです。まぁちょっと大げさに言うと川原の石の3割ぐらいが水晶です。厳密にいうと「水晶クラスター」です。
「荒川鉱山跡」-6
サッカーボールみたいな水晶クラスターの塊も見えます。スゴイですね。
でも、でも………、残念ながら水晶クラスターの結晶の頭の部分がつぶされているんですよ。たぶんズリ(鉱山を掘ったあとの残土の山)から流されて石がこすれあってつぶされてしまったんだと思います。
「荒川鉱山跡」-7
そんな中、何とか六角柱を保ったきれいな状態のクラスターを見つけようと上流のほうも探したんですが、ありませんでした。
「荒川鉱山跡」-8
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探していて気づいたんですが、川の両岸あたり一帯も巨大なズリの一部ようです。両側の山からこんな沢みたいになって川に鉱石残土が流れ込んでるようなところが何か所かありました。200年以上掘り続けたんですからズリは相当な量になるんでしょうね。
「荒川鉱山跡」-9
そのあと川に地元の人らしき年配の二人連れが降りてきましたんでいろいろ聞いた見ました。やはり川には頭がつぶれたクラスターしかなく、きれいなヤツは山に登って掘って採るしかないそうです。まぁこれはガイドさんでもいなければ無理なんであきらめです。ちなみにこの方たちは比較的きれいな水晶クラスターの表面を機械で平らに磨き、きれいな模様を浮き出ささせて楽しんでいるみたいで、そのもととなる石を探していました。
「荒川鉱山跡」-10
さて無事リベンジが済みましたんで今夜のお宿に向かうことに、とその前に温泉ですね。R13に入り山形方面に温泉を探しながら進んでいくと、横手市を過ぎたあたりで「ゆっぷる」というところを発見ここに行くことにしましょう。
「ゆっぷる」-1
ナビに導かれて進んでいくと丘陵地帯のりんご畑の中に、ありました「ゆっぷる」。建物はそんなに新しくありまのんびりせんが、リンゴ畑に囲まれてロケーション抜群です。浴槽の露天からは畑が見え、なんか時間がのんびりゆっくり過ぎていくスポットです。
「ゆっぷる」-2
ランキング参加中
ここは横手市平鹿町というところでリンゴの産地として有名みたいなんですが、もうリンゴはたくさん買ってしまいましたんで……。
「ゆっぷる」-3
さて今夜の車中泊地ですが明日は早めに自宅に戻りたいこともあって少し距離を稼いでおくことに、湯沢、雄勝を経て山形県に入りそして「道の駅 おはなざわ」に到着です。ちょっと暗くなってしまいましたがここも何度も車中泊したところ、いつもの駐車場のはずれの方に車を停めて手早く準備を整えます。
「道の駅 おはなざわ」
六角柱のきれいな水晶には残念ながら出会えませんでしたが、7月に寄れなかった荒川鉱山跡に行くことが出来ましたので、今日はまぁ満足な一日でした。コンビニ弁当を食べそうそうに寝袋に入りいつもの文庫本を読んでいるといつの間にか寝いってしまったようです。そんなこの旅のラストナイト尾花沢の夜が静かに更けていきました。
21日目の走行距離 265km(道の駅 にしね ⇒ 道の駅 おはなざわ) 累積走行距離 5,346km