ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの紅葉散歩。あ、こんな素敵な場所があったんだ~。大石内蔵助とゆかりの深い「泉涌寺別当 来迎院」

2020-11-27 | 寺社仏閣

『御寺 泉涌寺」の北門を出て、少し進むと趣ある「来迎院」の山門があります。「ここ来たことない…」とミモロは、お友達といっしょに中へ入ることに…。

「あれ?ずっと奥に建物がある…行ってみよう~」と、庫裡に続く小道をトコトコ奥へと進みます。
小道の両脇には、赤い落ち葉…まるでミモロを導く赤い絨毯のよう…。

木々に抱かれたように建つ庫裡。「中、拝見できるのかな?」庫裡の入口には、人の姿がありません。柱のインターフォンを押して「あの~拝見できますか?」と尋ねます。「はい、ちょっとお待ちください~」と入口の小窓が開いて、「2名ですか?」との声。
拝観料ひとり300円をお納めし、「そこの木戸押して、中へどうぞ~」と。入口の脇の木戸を自分で押して、中へと進みます。

「わ~ここにこんなお庭があったんだ~」


ここ「来迎院」は、泉涌寺第4世月翁智鏡を開山とし、建保6年(1218)、藤原信房が建立。応仁の乱で焼失するも、その後、織田信長や前田利家、豊臣秀吉などが、再興を支援します。一時は、大きな伽藍もあったそう。明治時代、廃仏毀釈により、皇室からの援助が途絶えた泉涌寺同様、荒廃しますが、大正時代に建物の修復や庭の造園などが行われ、現在の姿に…。

ミモロは、そんな境内の中を、紅葉を眺めながら巡ります。


「静かで、趣あるお寺だね~」


敷地内には、「含翠軒」という茶室があります。

路地や待合を抜けて、手を清める場所へ
 

実は、ここは、忠臣蔵で有名な赤穂浪士の大石内蔵助とゆかりが深く、ここで、仇討への策を同士と共に練ったのだそう。
そのため、大石自筆の絵画や愛用の茶釜なども残っています。
「茶室のお庭も内蔵助さんの作なんだって~」と。ここで、いかなる思いで時を過ごしたことでしょう。


「前は、ここ通り過ぎてた~こんなに紅葉が見事だって知らなかった~」と感激しながらお庭を巡るミモロです。


本堂の座敷から眺める景色も、まるで絵画のような美しさ。


ミモロたち以外に、1組しか参拝者はいません。「静かだね~」


もう、拝観時間が終わりに近づいてきました。さぁ、お暇しましょうね~
「うん、ここ、もっとゆっくり来たい~」と、言いながら、再び山門への道を進むミモロでした。


*「泉涌寺別当 来迎院」の詳しい情報はホームページで



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ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで




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