世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

体感型カエル館 KawaZoo FILE:10

2018-12-10 22:40:20 | テーマパーク
KawaZoo本館最後は、出口の前に設置された、巨大な水槽が登場だ。

ヤドクガエル水槽群の終わりから、L字型に部屋は出口へ続いているが、ここに
正方形の大水槽が2つ。その大水槽を横に2つつなげた、ワイド大水槽1つがある。

人間も余裕で入れる大きさの水槽だ。まず手前の大水槽には
世界最大のカエルである、ゴライアスガエルが展示されていた。
KawaZooの巨大水槽 ゴライアスガエルの水槽にいたエビ
・・・が、それだけ大きなカエルなのに、どこに居るのか分からない。
むしろ水中で泳いでいた、小さなエビの方が見つけやすいくらいだった。

探し回った末に、水槽側面の葉っぱの下に隠れているのを発見!
水面から、ちらっと顔を確認する事ができたけれど・・・うーん。
隠れているゴライアスガエル ゴライアスガエルの背中
目線を下げると、水中にゴライアスガエルの背中も確認する事ができた。確かに大きい
・・・が、やはり隠れているせいで、さきほどのアフリカウシガエルを見た時のような
インパクトに欠ける。このカエルが目的で訪れていたら、少々残念な感じに思うだろう。
1つ目の大水槽は、この1種のみの展示となる。(確認できたのは1匹だが複数は居ないか)

続いてその隣、奥側にある2つ目の大水槽には、アイゾメヤドクガエルミスジヤドクガエル
トラアシネコメアマガエルの3種が展示されている。こちらも最初は姿を確認出来なかったが・・・
しばらくして餌の時間にでもなったのか、手前の開けたエリアに、みんなワラワラ集まって来た。
アイゾメヤドクガエル ミスジヤドクガエル
アイゾメヤドクガエルは、ヤドクガエル属の中で最大級の種で、黒い体に黄色い模様、青い足と
色彩的にも美しい。ミスジヤドクガエルは、黒い体に緑のラインと、ミイロヤドクガエルに近い
地味な色合いだが、こいつもヤドクガエルの中では大きい部類なのでアイゾメに引けを取らない。

トラアシネコメアマガエルだけは確認する事が出来なかったけれど
おそらく、テヅカミネコメアマガエルを大きくした感じなのだろう。

そして、その2つの大水槽の裏にある、本館最大のワイド大水槽。こちらには、アマガエルモドキ
カルカラータアマガエルアカメアマガエル、そしてアカメアマガエルのオタマジャクシがいる。

一番見つけやすかったのは、手前のガラスに貼りついていた茶色いカエル。
目が赤くないし、体が透けてもいないので、カルカラータアマガエルかな。
カルカラータアマガエル アカメアマガエルのオタマジャクシ アカメアマガエルのオタマジャクシ
次に、水中を泳いでいる、オタマ達。約35日で、カエルなるとの事で
足が生え始めたやつから、しっかりとした足があるやつまで色々いた。

しかし、これ以外のやつらが、なかなか見つからない。
頑張って探した結果、ようやく葉っぱの上で眠っている2匹を発見!
茶色がかっている方は、葉っぱに擬態したカルカラータアマガエル。
カルカラータアマガエル アカメアマガエル
緑色の方は、瞬膜の間から赤い目が見えるので、アカメアマガエルだ。
下のオタマ達が成長すると、これになる。オタマの目は赤く無いけどな。

以上8種(オタマもプレートがあったので1種としてカウント)が、大水槽にいたカエルだ。
結果、今回KawaZoo本館にて展示されていたのは、全74種。(内、確認できたのは61種)

あわしまマリンパークのカエル館が、たしか前回60種くらいだったので
KawaZoo本館だけでも、それ以上の種が展示されているという事になる。

でもこれだけ沢山のカエルが居ても、淡島で見たシルバティクスヤドクガエルや、イシカワガエル
ケンランフリンジアマガエル等は展示されていなかったので、けっこう住み分けができている感じか。

あと、淡島のカエル館は、天然光を取り入れたオシャレな作りだったのに対して
こちらは密閉感が強いせいか、実験室的な雰囲気という、イメージの違いもある。

朝の10時過ぎに本館へと入り、出たのは昼の3時過ぎ・・・なんだかんだで
5時間も、この空間に居たのか。あとは次Partで、別館と中庭を見て終了です。

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