また一週間が始まりました。
嘆きの週頭なんていう言葉もありますが、今日はわりと調子が良かったと感じます。
昨晩の晩酌を、いつもより一杯少なくしたのが良かったようです。
酒飲みとは、お祝いだと言っては酒を飲み、不幸があったと言っては酒を飲み、嬉しいから酒を飲み、悲しいから酒を飲み、何事もなくても酒を飲むものです。
酒を呑むのに理由は要らぬ。
呑みたいだけ呑めばよい。
世に酒飲みはあまたあれど、私は若山牧水ほどの酒飲みをほかに知りません。
朝酒ややめむ 昼酒せんもなし 夕方ばかり 少し飲ましめ
朝二合・昼二合・夜6合の酒を欠かさなかったと聞き及びます。
それが節酒をおもいたったのですね。
一方で、こういうのもあります。
飲むな飲むなと 叱り叱りながら 母がつぐうす暗き 部屋の 夜の酒のいろ
相当の酒飲みです。
多くの名歌を残した歌人、酒はやめられなかったやあめられなかったらしく、42歳で早死にしています。
私は父が亡くなってから、酒ばかり飲んで食わずにいたら、24キロも体重がお
ちてしまいました。
その後5キロくらい増えて、ベスト体重になりました。
このままではまずい、と思い立ち、酒を減らして飯を食うようにしたら、増えたのです。
今の体重を維持しつつ、適量のお酒を楽しみたいと思っています。
ちてしてててしてむなと叱り叱りながら母がつぐ うす暗き部屋の夜の酒のいろ
朝朝酒ややめむ晝酒せんもなし ゆうがたばかり少し飲ましめ酒ややめむ晝酒せんもなし ゆうがたばかり少し飲ましめ