先週の日曜日、イベントで出勤したため、今日は振替でお休みです。
お休みと言っても、職場は動いているため、心から休まるという感じではありません。
平日は毎日50通ちかくのメールが届くため、確認しないと明日がつらくなります。
電子メールといい、リモートワークと言い、便利は便利なのでしょうが、どこにいてもお休みを実感できません。
今朝もすでに面倒なメールが届いていました。
とりあえず明日返信する旨の回答を行いました。
日本国中、いや、世界中でサラリーマンはこういった面倒に耐えているのですね。
電話とファックスしかなかった昔が懐かしいような気がします。
しかし今となっては、会議の日程調整とか、急を要する案件とかを、どのように片づけていたのか、はっきりと思い出せません。
アナログ人間の私ですら、現代のツールにどっぷりと浸って仕事をしているのかを思い、愕然とします。
昨日もZOOMを使用してのリモート会議で、日本各地に点在する関係機関と4時間もお話合いをしました。
しかも、会議の最中にチャットが飛び交う始末です。
対面の会議と異なり、リモートでは黙り込んでしまうか、話が過激になるか、どちらかのような気がして、精神衛生上、よろしくないような感じがします。
コロナが収まっても、もうかつてのような仕事のやり方に戻ることはないでしょう。
便利な道具があったのだと気づいてしまったのですから。
50歳を超えて、この急激な変化に付いていくのはなかなかしんどいものがあります。
新しいことを覚えるのが困難と言いますか、新しいやり方が、恐怖ですらあります。
こんなことで定年まで持つのか心配です。
19世紀の産業革命に匹敵する、あるいはそれ以上の情報革命は今まさに進行中。
産業革命当時の労働者が、どれだけ不安を覚えていたのか、もって瞑すべしといったところです。