ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

愚行

2018年10月11日 | その他

 昨日は東京西郊の某機関に出張。

 今週は月曜日が祝日だったので、職場に行くのは3日だけ。

 それだけに、今日という一日が長く感じられました。

 日々の移ろいの中で、与えられた仕事をこなすばかりの毎日は、味気ないものです。

 一年ほど前、肝臓の数値が悪化していることを内科医に指摘され、以来、週のうち3日か4日は休肝日にするようにしました。

 おかげで肝臓の数値は正常になりましたが、いかに自分がアルコールによる意識の変容を日々の楽しみにいていたかに気付き、愕然としました。

 この無常の世の中で、変わらぬ物などありはしませんが、私は意識の変容による快楽だけは、変わらぬ心地よさを秘めていると信じていたのです。

 今思えば愚かなことです。

 素面で過ごせば出来ることも、呑んでしまえば出来ません。

 今こうしてパソコンに向かっていることだって、素面であればこそ。

 しかしそれでも、週のうち半分は酒を楽しんでいます。

 給料とは酒に化けるものと、嘯いていた時代もありましたっけ。

 このような酒に対する考え方の変化もまた、無常を現しているのでしょうね。

 常ならぬ人生、私はこれからどう変化していくのでしょう。

 正直言って、年を取るごとに、知識は増え、肩書きは変わって、経験も豊かになりましたが、本質的なところで、私はどんどん愚かになっていくような気がします。

 堪え性が無くなって、わずかな快楽にしがみつくようになったというか。

 酒だけではなく、性的な逸脱行動もあったり、抗不安薬を処方の倍も飲んで、頭をぼんやりさせたり。

 まっとうな社会人の仮面を被って、その内実は単なる愚か者です。

 これら愚行を少しづつ改めて、本来私が欲していたはずの、創造的な欲求に従えるようになれればと、切に願います。



  


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