グダグダ３０分（旧ワクテカの祭壇）

このあいだＣＡＴＳを観に行った日、映画館の入り口で熱心な勧誘に引っ掛かり、某社の映画のサブスクの無料体験に申し込んでみた。

その日の映画代もタダになるし、一か月映画はスマホやパソコンで見放題になるというので申し込んでみた次第。

一か月経過して、そういや何観たっけと思い返して指折り数え、一か月の代金と見合うかな？と考えて我が家的に「なし」と思ったので、残念ながら契約更新なしとなりました。

ずっとスマホやパソコンに向かい続けられるわけでもなく、ひと月に２０００円ほどかかる一方、ひと月の間に観た作品数を考えると、本当に観たいのだけレンタルでいいやと。

・・大体１０本ぐらいだったのよ。旧作でね。なら旧作１００円で観られるレンタル屋が世にあふれているところ、１０００円で普通に自分の観たいタイミングで観たほうがいいやと（契約期間を考えると結構週末にわざわざ時間とってみたりとかしなきゃって変な義務感でちゃうのがね。。）。

今回のこの業者のはサブアカウント作って４人まで家族で共有できるという利点もあったけど、そんでもまあ４倍観ないよね。

ちなみに今回観たものリストしてみます。
（なお、観るに堪えなくなって途中でやめたのは含みません）

〇ヘルレイザー・リターン・オブ・ナイトメア
のっけからですがホラーです。個人的にレンタル屋はホラーの品ぞろえで自分好みかどうかの「当たり」をつけるのでホラーからの検索を始めました。もう一回観たいな、そういやあれ観たことなかったなってのを中心に検索しましたが、観たいと思ったレトロなＢ級ホラーはあんまり品ぞろえが悪く・・
・・まあ観ないですよね。今観てもつまんないものがあるでしょうし（今回ホラーの古典とも名高い（？）「ファンタズム」も観ましたが、あまりのつまらなさに途中で観るに堪えなくなってやめちゃったり・・。その当時はそれなりに評価高かったはずなんですがね。時代変遷ともいえますか。）。
ちなみにヘルレイザーはシリーズもので、２とか３とかナンバリングされたものは４まで過去に観てて、その後の続編を観てなかったので今回観ましたが、あかん。これは面白くない。ストーリー的にジェイコブズラダー的なテイストになってますが、他人の観てる悪夢のような脈絡の無さはついていくのが辛くなる。これは加齢によるものなのかもしれませんが。

〇スターゲイト
ＳＦの名作ですよ。２４みたいなテレビシリーズがあったのを思い出したので検索してみたのですが、残念ながら品ぞろえにはありませんでした。同じく名作のテレビシリーズとして「Ｖ」とかありますが、こちらもありませんでした。（このへんでもうテンションだだ下がりでしたね。俺好みなのは全然無いって）
もう一回観たいなってことで観ました。うーん、面白いんですが主人公がストーリーの進行によって「人格」までも変わっていくかのような変貌ぶりは人によっては鼻につくかもですね。あれだ、「タイムマシン」も面白いけど、最初と最後で主人公もはや別人になっとるやんけって感じのノリですよ。

〇寝ずの番
中島らも先生原作の映画。らも先生好きなのに観てなかったのでこのタイミングで。
らも節相変わらず面白いね。下ネタ多め。らも先生のエッセイでも小説でもラジオでも、何度も聞いたことのある今風でいえば「すべらない話」があらゆるところでちりばめられており最高でした。

〇寄生獣完結編
寄生獣も好きなのよね。てことで観ました。
んーそんだけ。

〇ピラニア
Ｂ級映画でもっかい観たいなってことで観始めましたが、観ててこんな話だっけ？となる。
なんと「よく知ってる」７０年代のあのピラニアではなく、２０１０年のリメイク版だそうで割と新しいものなんだそうだ。基本ストーリーは似たような展開だけど、映像技術の進歩を感じます。お色気多めでスプラッタなので人によっては胸やけするかも。同じくパニックものでジョーズも観たけど、こっちは途中で観るに堪えなくなってやめちゃった。

〇宇宙刑事ギャバンthe movie
どっちかというとメタルヒーローの名作「メタルダー」を探していたんだけど、こっちはひとつのエピソードだけでしかも中途半端な切り取りだったので残念。同じくメタルヒーローのギャバン３０周年の復刻映画を視聴。東映って会社はなんていうんだろう、戦闘シーンがメタルヒーローなのによく見ていくと時代劇的なテイストを感じたり、うーんそういうノリが好きなんだろうな。娘が小さい頃に一緒に観たプリキュア映画の時も思いましたが、黄金方程式ってのがあるんでしょう。そういやらも先生も言ってましたね。高倉健の出てくる任侠物の映画でもおんなじ様な演出があるようです（今回のギャバンではなかったけどね）。

〇空飛ぶゆうれい船
「ごーっくりごっくりんことボ～アジュース」で有名なあの古いアニメ映画です。
どんな話やったっけと気になったので再度観てみたのですが、「あの時代でこのテーマを子供向けに？？」と驚きました。んでも子供映画だからって途中の展開がおかしいだろうが！となる場面が多々あり。どこの世界に「赤の他人の事故を救いに崖をフリークライミングして助けに行く小学生」がいるんでしょうか。

〇エイリアン
ホラーで有名な本作ですが、その後前日譚を描く続編が出てきて、思わぬ背景が明らかになっておることを知らない方は多いと思いますが、それを知った上で再度観ると味わいがずいぶん変わりますね。
いや、よくできてるわ。最初からどのぐらい考えられていたのかは不明ながら、世界観として細部まで作りこまれているからこういうことができるんだろうね。

〇プロメテウス
これと「コヴェナント」がエイリアンの前日譚。この前日譚は完全な「後付け」なんじゃないかと思うけど、ぴったりはまる不思議さ。ちゃんと考えられていたのかもしれない。

〇お父さんのバックドロップ
またも「らも映画」。観たことなかったから観てみました。外れがないね。
面白い。そんで、らも先生カメオ出演しております。ああ在りし日のらも先生。。

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