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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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December 3, 2018
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ブルサのテキスタイル博物館でのイーネオヤコレクション展示が11月末を持って閉幕しました。
フェスティバルに参加されたみなさま、尽力された関係者のみなさま、訪問してくださったみなさま、そしてオヤを愛し、作り続ける全ての人たちへ厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

博物館の展示にはフェスティバル以降も多くの訪問者があったようで、オヤフェス専門の記念ノートにもたくさんのコメントが残されていました。

週末2日間は撤収作業のために会場を訪れました。
初日はトルコのコレクターさんたちの展示を、翌日は私とイブラヒムと日本人作家さんたちの作品をそれぞれお片付けしに行きました。




展示にはあれだけ時間をかけたのに、撤収となるとあっけないものですね。
撤収しながらガラスケースを外した状態でじっくり写真を撮らせてもらったり、展示しなかった分のオヤを見せてもらったりしながら、最後は半分片づけ終わった割礼式のベットで(別の角度から見たらかなりお行儀の悪い姿で)記念撮影しました。

博物館スタッフとの打ち上げランチでは、オヤにまつわる面白い話をいくつか聞きましたが、コレクターさんや先生たちは学術的な面からのアプローチを考えているようです。
もちろんそれはトルコでイーネオヤの地位を上げていくためには必要不可欠なことです。

その一方で私がはトルコのイーネオヤを作る女性たちにもっと見てもらうべきだとも思います。
昔の技術、素材、それによる繊細さ、モチーフ、そしてこれらが自分たちの先輩である一般の女性たちの手によって作られたこと、これらを作ることが可能だということ。




今回、展示されたようなイーネオヤは普通には目にすることのないものばかりです。
見る機会がなければ基準が身近なものだけになってしまうのは仕方がありません。
だからこそ少なくともイーネオヤをウリにしている市町村はバスを出しても女性たちを展示会に連れてきて欲しかったですし、イーネオヤを自分たちの「伝統手芸」と考えるならなおさら自分たちが今作っているものを見なおすことができる良い機会になったのではないかと思います。

これは私だけの思いではなく、本来のイーネオヤの素晴らしさを知っている人なら、残念に思っていることのひとつでもあります。
とはいえ、嫁入りや女性たちの生活に関わるイーネオヤの伝統が失われつつあり、イーネオヤを作る理由が変わり、素材や形も異なるものとなっていくのも時代の流れで誰にも止められないのかもしれません。

さあ、次回は日本でトルコの伝統のイーネオヤを愛でることにしましょう。
以下はオヤフェスJapan2019の続報です。

オヤフェスJapan2019では私も仮想ギャラリートークとして3日間に渡り、ブルサでの展示品の詳細をスライド、もしくは映像を見てもらいながら解説する予定です。
お楽しみに~。
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3月1日(金)ー3日(日)に西荻のHAPA HAPAさんで開催される「オヤフェスJapan2019」のお知らせです。

出展をお考えのみなさまへ。
明日12月1日(土)19時より、出展申込みが始まりまっています。

詳しくはオヤマニアの会さんのブログをご覧の上、お早目にお申込みください。
スペースの都合上、おおよその出展者数を把握するためですので、予定されている方、お悩み中の方もまずはお申込みください。

お申込み詳細はこちら ⇒⇒⇒ オヤマニアの会のブログ

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Last updated  December 3, 2018 10:09:14 PM
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