銀幕大帝α

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ロード・インフェルノ

2020年10月18日 21時09分51秒 | 洋画サスペンス
BUMPERKLEEF/TAILGATE
2019年
オランダ
86分
アクション/サスペンス
劇場公開(2020/07/03)



監督:
ロードヴェイク・クレインス
脚本:
ロードヴェイク・クレインス
出演:
ユルン・スピッツエンベルハー
アニエック・フェイファー
ヴィレム・デ・ヴォルフ




<ストーリー>
ハンスとディアナ夫妻は、娘たちを連れて車で実家へ向かっていた。出発が遅れ、苛立っていたハンスは前方をゆったりと走る車をあおるように運転し…。

―感想―

毒薬噴射爺、爆誕!

日本でも社会問題となっている、煽り運転。
最近出没したのが、逆煽り。
そう、わざとゆっくり走って後続車を苛立たせ、「てめえ煽っただろ!!」と難癖付けてくる輩がいるみたいだが、本作の爺が正にそれ。

わしは悪くない、お前が悪い

この一点張りで、流石に俺がされても「謝れ!」「なんでやん!」てなるわ。

この爺、訳の分からん理屈を並べ立て説教しまくるから余計に質が悪い。
だから説教された方は腹立つ訳で、確かに俺も観てて、この爺の態度には相当ムカついたからなあ。

で、絶対に謝ってこない事にキレた爺は自分だけは完全武装して毒液噴射機片手に襲い掛かって来るんですな。
キチガイ過ぎるだろ(笑)。

旦那の超過速度に一々嫌味ったらしく言ってきていた妻、自分が運転者になったら旦那のスピード違反なんて可愛いものよ、横から指図すんな!と暴走しまくる場面はなんか可笑しかった。
仲良いのか悪いのか、どっちなんだてな夫妻、この辺の人物設定も展開を時にはユーモラスに、時にはシリアスにさせていて良かったと思う。

ラストは何とかハッピーエンドへ、という期待なんて俺も全くしておらず、あの糞爺がそのまま姿消す訳ねえよてそっちに期待していたら、ほら来た。
エンドロール中に流れる、シュコシュコ等の音が物凄く不安にさせられるし、旦那はもう「駄目」だてのが予想出来るのもあって、結局後味最悪な終わり方だった。
ほんま腹立つ爺だし、胸糞悪いキチガイ行為なんだけど、悔しかな、面白かったんだよなあ(目が離せなかった)。
これはあれだな、現代版『激突!』と例えてもいいかもしんないね。

評価:★★★☆
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