月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

AIよ、やる気になって音声データーをテキストにしてくれ

2020-08-01 22:40:50 | コロナ禍日記 2020

 

 

6月9日(火曜日)晴れ

 

 朝6時に起きる。

 ベランダにヨガマットを敷いてヨガを15分ほど。瞑想を20分する。室内でするよりやっぱり快い。空から、近くの植栽から、心地よい気を享受している、と感じる。瞑想しながら音に耳を澄ます。ふぅ。喉が乾いたので、鉄瓶でお白湯をつくって飲んだ。

 

 このところパパさんが痛風で調子が悪い。昨日も、朝と夜に駅まで車で送迎をしたほど。きょうから2日間は在宅テレワークとのこと。部屋はコロナ自粛中と同じく、テレビが鳴りひびき、会議の声が聞こえるので、北向きの寝室に移動。こちらで、わたしは作業をすることにしよう。

 

 午後。原稿を書く。視点ということを考えていて、誰が誰をみて語っているのか。原点のところに立ち返って考え直していた。

 

3時。

 携帯が鳴る、と思ったら得意先から原稿の依頼。そろそろ……と思っているところに一気にきた。

 膨大なテープおこしが壁だ。Noteの記事やいろいろなネットの記事をみて、Googleドキュメントを使ってAIに音声入力で「テキストデーター」にしてもらい、そこから自分の手で整えられたら随分とラクだとたくらみ、あれやこれや苦心して初期設定を試みる。電気製品にもメカにも弱いので書いてあることがさっぱりわからない。

 

 3時間かけてどーにか準備し、いざ音声データーを読み込むところまで、3度の失敗をくりかえし、ようやく辿り着く。

 ドキドキしてスタート!はしてみたがAIは漢字変換にたいそう時間を要し、聞き取りも、鳥あたま。すぐ忘れる。取材のスピードに百歩追いつけない。テキストを10文字書いたら止まって、書けない。手動で動かすも、すぐにフリーズ。先に進まない。その都度ストップ。小学1・2年レベルの出来だ。それも、やる気のない子ーー。

 

 すでに9時。夕ご飯といえば、湯豆腐にネギと針ショウガをのせたもの。青菜炒め。納豆。以上。

 

 結局、夜10時から自力でテープおこしに切り替える。アナログの弾丸スピードでとりあえず1本はできた(まだテープおこしが、である)。

 就寝は2時。(しかし眠れず!)

 

 

 

 



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