11月も後半、向かった山は室蘭・登別周辺の山「稀府岳(702m)」です
輝く内浦湾(噴火湾)を背に
3連休
皆さん、全国で再びコロナが増え始め、北海道も第三波が押し寄せている中
いかがお過ごしでしょうか
「密」にならない工夫が必要です。
いよいよGotoにも規制ができて、自粛ムードが漂う中、万編山の会では
“北海道の湘南”と言われる伊達市の稀府岳(まれっぷだけ)で合流しました。
■10:20 登山口
misakoさんのご自宅からは1時間とかからないでしょう。
一方、Toshiの家からは中山峠⇒洞爺湖経由で凡そ2時間ちょっとで
伊達市内までやってこれました(伊達市内でmisakoさんと合流し、
2台で登山口までやってきたので濃厚接触なし・です)
予報ではこの3連休、まともに晴れてくれる日はないながら・・・
今日の午後から晴れマークが覗く伊達周辺をピンポイントで選んで
やって来たのですが、札幌を出るときは雨でした。
中山峠はみぞれ、ルスツを越えたあたりで青空が覗き、洞爺湖では
気温も上がってきました(有珠山周辺は年間を通して暖かい)
いつもより遅い登山開始です。
稀府岳の名物らしい朽ちたカローラ
実はToshiは稀府岳は初めてなので、美しいと言われる登山道がどれほどのものか
楽しみにして来ました。
Toshiが落葉(らくよう)というと、キノコを想像したmisakoさん、Toshiは“おちば”と言いなおしました
登山口から歩いて間もなく現れる針葉樹林帯
ここで問題です
森と林の違いは何でしょうか?
この答えは、エネーチケーの『日本のおなまえっ!』という番組を
視た人は知っているはず
このプレートがかかる木もそうだが、二股、三又に分かれた木がやたらと多い
【答え】は、
同じ木が生い茂る場所であっても・・・
森は、神が作ったもの
林は、人の手で植えられたもの
らしい...
山の北側は終始どんより
なので、針葉樹も広葉樹も混ざって植えられて、一見「森」のように
鬱蒼としていても、植林したものは雑木林と呼んで「林」なんだそうです。
伊達の町を眼下に7合目にあるガマ岩で
“ガッテン!”いただけましたでしょうか
って、
問題の答えを知っていた人は、かなりのエネーチケー好きでしょう。
素晴らしい笹原、ここも一級の笹原と認定いたします
前稀府岳の標識はショボいけど、前だからこのぐらいがイイ(のか?)
距離が短いので、そんな話をしていたらあっという間に頂上が近づいてきました。
■11:40 頂上
はい、やはりですが、北側の山域はこの時刻まだ厚い雲に覆われていて
羊蹄山やオロフレ山などは望めません。
室蘭岳も頂上付近は雪雲が降りたり・上がったり・・・
■12:15 下山
この時期、多くの人で賑わうのか?
と訪れた稀府岳でしたが、意外と登山客は少なくて、
トレラン装備の若者が2名の他、4組の登山者で「密」のない貸し切りの
頂上でゆっくり食事が出来ました
ここから眺める白鳥大橋(室蘭)は非常に「ヨイネ」
笹原の先(西方)には有珠山、洞爺湖ウィンザーホテルがよく見える
内浦湾の先に駒ヶ岳のすそ野が望めます
ボードで遊びに来ても良い山であることを確認(ただし雪があれば)
落葉(らくよう)して海が望める景色は本当に美すぃ~
この辺りは林ではなく、明らかに森です
尾根から谷に降りると登山口はもうすぐ・・・
■12:45 登山口
はいっ、
お隣の(伊達)紋別岳と共に、穏やかで緩やかな稜線歩きを楽しめる
内浦湾沿いの稀府岳は、この季節に訪れるというのが狙い目でしょう。
うっすらと雪が被った12月もツボ足で登れる数少ない道央の山です。
道の駅でリンゴを買ったり、スーバには置いていない菊芋を手に入れたり
周辺の見どころ一杯の伊達からの登山報告でした
それではまた来週
ブログを紹介いただき、ありがとうございます。
この時期は山のチョイスに悩みますね。
稀府岳はお気に入りの山で、晩秋か初冬に毎年登ってます。
3連休は、当初は太平洋側の山に登って温泉にと考えてましたが、医師会会長に「我慢の3連休」と言われると外出も控えてしまいます。天気予報が悪いのが幸いというか。
最近は小学生以来のアニメ「進撃の巨人」の無料配信だけが楽しみです。
コロナ禍は当分続きそうで憂鬱ですね。
先週買った壮瞥町のりんごがすごく美味しいです。
花粉症由来の果物アレルギーがあるのでコンポートにしてますが、これがまた美味しいのでオススメですよー。
先日は有り難うございました。
この季節、ただでさえ山を選ぶのに悩むのに、コロナで自粛ムードまで重なると行くところが
限られますね。
登山は、おかげさまで「密」にはなりませんが下山後の行動が甚だ制約されてしまいます。
こちらは大腸ポリープで一泊入院したときに病院のライブラリで読みかけた山岳サスペンス
を図書館で借りてきて、再び読書スイッチが入りました。
梓林太郎という人の小説です。
さすがナジャさん、コンポートてな貴婦人が食べそうな果物がよくお似合いです
今更ですばってん、
ウイルス感染には十分気をつけてはいよぉ〜。
山行中はじぇんじぇん心配なかろうばってん、
下界ではいつ何時経路不明で貰い事故になるか
分からんけんね。
まぁ、用心深かトシクンのこつやけん、
普段から呼吸ば止めて生活しよらすとやろう。
頑張ってはいよぉ〜。
今週もチャーミングなお姉さんとの
楽しいひとときばアップしてくれてありがとさん♪
トシクンのうわずった笑い声が聴こえてくるばい。
段々と「白い景色」なってくる予感・・
また次回もよろしゅう頼んどきますば〜い♪
日本の植林の歴史の長さにまず驚きますね。
日本という國は森林面積が諸外国に比べて半端無く多いようです。
そのことは今度ゆっくりと四方山話で取り上げたいと思います。
が、その一見同じ緑で覆われている国土の面積のかなりの部分が実は林さんで、植林があるからこそその緑が維持されているというところが凄いです。
ありがたやありがたや。
一方、森さんにも頑張っていただかないといけません。
生態系を守っていくために林さんと森さんにバランスよく共存していただくことが何よりも大切で日本という國の美しさのいまある姿そのものと言えそうです。
ということで、雨にも負けず風にも負けずコロナにも負けずにGo To登山ガンバります。