雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

しし座 NGC3521銀河(ステラショット2が届いたその夜の撮影)

2020年05月12日 | 天体写真(系外銀河)
3月末からステラショット2(体験版)を2週間ほど使ってみてから
製品版のステラショット2(アップグレード)を注文しました。

2週間で全ての機能を検証できたわけではありませんが、
注文を決めた主な理由を挙げるとすると・・
ASIカメラでの撮影が追加されたこと (将来展望として)
微動導入」で南中前からでも導入・撮影が開始できること
ミラーアップ撮影が効率的に行えること・・・・・・・・・

ステラショット2の追加機能の目玉である
◎ 「スーパー・ポーラー・アライメント」(北極星なしの極軸合わせ)
◎ 「GearBox」(無線制御デバイス) などは・・・・・・ 
わたしの場合、特に必要ではなかったのですが、
使い慣れた旧バージョンと操作性が変わらない割に
撮影用とライブビュー用に個別に感度設定ができるようになった事なども
購入を決める理由になりました。

ステラショット2は注文した数日後の 4月16日に届きました。
その日の夜は晴れる予報だったので、あわただしくインストールして
さっそく本番に使用しました。
届いたその夜に撮ったしし座の系外銀河です。

NGC 3521 銀河  (しし座)  
NGC3521(中央):距離 約2600万光年 視等級 8.9 視直径11.0' ×5' 渦巻銀河 
ほぼノートリミング ( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
右端中部に写っているのは6等級の星の一部です  ( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 4/ 16 20:50’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 15分 × 10枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2 ステライメージ7 FlatAide

銀河部分の拡大トリミング画像になります。 ↓
( 元画像の75% に縮小した画像を幅1024ピクセルでトリミング )
この銀河を撮るのは今回で2回目。
3年前の5月にに撮った画像はこちらになります。↓
( 同じく元画像の75% に縮小した画像を幅1024ピクセルでトリミング )
DATA : 2017 / 5/ 1 VC200L+Red(f=1278mm) 20分 × 6枚 ISO3200 LPS-P2  Cooled 60D (冷却オン)
撮影ノートには、西空の月明かりがひどい と書いてありましたが、月のない今年の画像と比べて・・
3年前 撮影時の記事は → こちら

恒例のおりおんショット(撮影中の空)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
30秒間の三脚固定撮影とは言え これでも8枚コンポジットしています

今回は届いたばかりのステラショット2を細かい設定値の確認もそこそこに使用した結果
ガイドが以前より乱れました。
それでもこちらは なんとか許容範囲だったのですが・・
ガイドグラフが大きく乱れた部分は ”ディザリング” 設定によるもの
このあと撮ったおおぐま座の”回転花火銀河”ではグラフが大暴れしました。

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「かたてま野菜」植え付けが終わってからは
弱ってないか、風で倒れてないか、
毎日気がかりです。
大きくて甘いという ”メガ” ピーマンに初挑戦。

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