雨過天晴

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Time

2019-01-21 | 音楽

以前当ブログで少しご紹介したルイス・コールの『Time』をご紹介。

 

 

Time [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC575)
BEAT RECORDS / BRAINFEEDER
BEAT RECORDS / BRAINFEEDER

 

1.Weird Part Of The Night
2.When You're Ugly (feat. Genevieve Artadi)
3.Everytime
4.Phone
5.Real Life (feat. Brad Mehldau)
6.More Love Less Hate
7.Tunnels In The Air (feat. Thundercat)
8.Last Time You Went Away
9.Freaky Times
10.After The Load Is Blown
11.A Little Bit More Time
12.Trying Not To Die (feat. Dennis Hamm)
13.Things
14.Night

 

エレクトロ・ポップ・ユニット KNOWERではドラマーとして活躍し、サンダーキャットの作品にも参加していたり、大御所クインシー・ジョーンズからイベントに招待されたり、レッチリのオープニング・アクトを務めるとか、実は何気に有名人でした。

私は知らなかったのですが。

生まれも育ちもLAで、南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校という生粋のLAっ子。

当初は地元のジャズ・サークルでドラマーとしてキャリアをスタートしていたそうです。

ちなみに彼がドラマーとして尊敬しているのは、トニー・ウィリアムス、ジャック・ディジョネット、ネイト・ウッド、キース・カーロックとジャズ界の大物。

しっかりジャズです。

ただフュージョン・ドラマーだと思われていた彼が、ポップ・フィールドで注目されるようになったきっかけは、大学時代の仲間、ジェネヴィエーブ・アルターディとKNOWERを組んでから。

 

本作は大塚広子さんが

「メロディーの覚えやすさ、アルバムを通して飽きのこない曲の振り幅」

とおっしゃっていたように非常に聴いてて気持ちいい。

良い意味で”作業用BGM”に使えます。

 

どこか懐かしさも感じるのは、80年代の日本のエレクトロニック・ポップにも影響を受けているからでしょうか。

YMOとか。

“Everytime”や“Phone”、“Things”といった曲ではLAロックのルーツといえるビーチ・ボーイズからの影響が感じられます。

“Real Life”では、疾走感溢れる16ビートの上でゲストのブラッド・メルドーが流麗なピアノ・ソロを演奏。

メルドーもマーク・ジュリアナとコンビを組んだ『Mehliana: Taming the Dragon』をリリースしたぐらいだから、コールの作品には喜んで参加したでしょうね。

 

Mehliana: Taming the Dragon
Nonesuch
Nonesuch

 

 

 

 

やはりBrainfeederってレーベルは常に見張っておかなきゃいかんですね。

完全に出遅れましたが、それでも良い作品を知ることができてよかった。

 

 

 

 

ジャズ
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