昭和60年のカリフォルニア州ヒルバレーに住む高校生マーティ・マクフライは、親友の科学者エメット・ブラウン博士(ドク)を手伝って、深夜のショッピングモールの駐車場でデロリアンを改造してドクが開発したタイムマシンの実験をする。
こんな場面で始まるバック・トゥ・ザ・フューチャー三部作を思い出している。
タイムマシンで博士と恋人と過去・現在・未来の世間を体験する。
そして最後はデロリアンが電車に轢かれ、バラバラになってしまい、もう永久にドクとは会えない、マーティが恋人のジェニファーと悲しむ。
「キミの未来は決まっていないということ 誰のでもそうだ 未来は自分で切り開くものなんだよ だから頑張るんだ!二人ともな!」
釈迦の遺言に自灯明法灯明がある。自然に学び自分が主人公となって堂々と生きなさい、そんな意味だろうか。
米国映画であるが根底には仏教思想が流れている。ロバート・ゼメキス監督は仏教を研究していたのだろう。