福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓映画とパリの韓国人

2020年10月19日 |  〇映画・映画音楽

야생동물보호구역 「野生動物保護区域」 〇〇〇--
(1216)



1997年に公開された異色のノワール映画。

舞台はフランスのパリ。


△セーヌ川岸の船上で酒を飲む南北出身の主人公2人<映画より>

主人公は、韓国出身で元留学生の無職青年と、北朝鮮から
フランスに亡命し外国人部隊への入隊を希望していた
無職青年の2人。


△船の家賃は滞納中<映画より>

その2人がコンビを組み、セーヌ川岸の船を拠点に、
レンガ割りなどの大道芸で日銭を稼ぎ始めたが、
ひょんなきっかけからパリの裏組織のメンバーに
なった。

そして、ボスからはそれなりの信頼を置かれるように
なったが、内部抗争でボスは命を落とし、ボス派と
見られた2人も命を狙われるハメになる。

命からがら何とか組織の追っ手から逃げ切れたかに
見えた2人だったが、結局は、過去、暗殺した男の
恋人だった韓国人女性の復讐を受け、パリの路地裏で
命を落とす。


△恋人の仇を討つため、女は2人を射殺した<映画より>

虚無的な結末ではあったが、なかなか見ごたえの
あるノワール映画だった。


(終わり)


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