カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~バダイー・ホー~

2020年10月23日 22時14分59秒 | 映画 / MOVIE

2018年の作品、タイトルはヒンディー語で「おめでとう」。
高齢で妊娠した事を恥ずかしいと思う家族の話。
長男が25歳の設定なので、50歳近いと思われる。
嬉し、恥ずかし・・と言うところか。

舞台は首都デリー、これが地方ならそうかなとも思うが、
大都会でも恥ずかしいんだね。ちなみに主人公の一家が住む、
国鉄職員住宅は我が家のすぐそばだった。

実は私の友人が40代に入ってから2人目を妊娠した時、
確かに本人は恥ずかしいと言っていたが、
周りはどうだったんだろう?

  <ストーリー> 

25歳のナクル(アユーシュマン・クラーナ)は、
国鉄の車掌をしている父親ジッテンダル(ガジュラージ・ラーオ)、
母親のプリヤンヴァダー(ニーナー・グプター)、高校生の弟グッラル
(シャルドゥル・ラナ)と祖母ドゥルガ(スレーカー・スィクリー)と
デリーの国鉄職員住宅で暮らしている。同じ職場で働く
GFのリニー(サーニヤ・マルホトラ)とも順調である。

一言多い祖母が母親に対して小言を言ったある夜、
ジッテンダルはプリヤンヴァダーを慰める。
19週間後・・・体調がすぐれないプリヤンヴァダーは診療所に行くが、
妊娠5ヶ月である事が判明する。プリヤンヴァダーは産む決心をする。

ここから家族や周囲の人々との関係がぎくしゃくし始める。
ナクルとグッラルは態度が冷たくなり、周囲は冷やかし始める。
ナクルはリニーを避け始めたためリニーが自宅に来る。
事情を知ったリニーは笑いが止まらなかった。

 いやいや、そんなに可笑しい事かなぁ?
 しかも自分のBFの家族の事に対して失礼極まりない、
 と思うのは、私が日本人だからか?

親戚の結婚式に出席する時にも息子たちは同行を拒否し、
ナクルはリニーの母親の誕生日パーティに行く。
リニ―の母親はナクルの母親が妊娠している事を聞き、
そんな家族とは親戚になれないと言う。それを聞いた
ナクルはそんな家族でも自分の家族であると主張し、
その場を立ち去る。

帰宅したナクルはグッラルが学校でからかわれ殴られた事を知り、
翌日一緒に学校へ行き仕返しをさせる。兄弟は考えを改め、
生まれてくる子供について話し合う。

結婚式に出席したプリヤンヴァダーをからかった親戚を、
祖母は初めてプリヤンヴァダーを擁護し戒める。
ナクルは自宅に戻った両親に謝罪する。

職場で意識的に避けていたナクルとリニーだったが、
内心では気になっていた。プリヤンヴァダーはナクルに
リニ―の母親に謝罪するように勧める。

ナクルは謝罪に行きリニ―の母親もナクルを許す。
突然産気づいたプリヤンヴァダーは病院で女の子を出産する。
そこにはリニーも駆けつけていた。

15カ月後、よりを戻したナルクとリニーは婚約する。

 確かにまさかの妊娠で驚き戸惑うとは思うけど、
 誰もが受け入れないとは・・・そんなものなのかしら。
 最終的には丸~く収まりめでたしめでたしだった。

 驚いたのはマンゴーの食べ方だ。(そこかよ!)
 カットしたマンゴーは皮を剥かず、しゃぶっていた。
 皮を剥く時に実の部分も剥けちゃうからね~。

 リニーの家はお金持ちであったが、ナクルの家を訪ねた際、
 「チャイは飲まない」と出されたチャイを断ったのだが、
 出してくれた気持ちに対して、それはないなぁと思ったのは、
 私が日本人だからだろうか。

 余計なお世話だけど、豪邸育ちのリニーは国鉄職員住宅では、
 暮らせないと思うので、ナクルはマスオさんになるのかな。


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