こんにちは、DNです。
先週までは台風で大荒れの天気でしたが、今週に入ってからは
曇りがちで梅雨時期に逆戻りしたような蒸し暑い天気が続いております。
日本列島の上空では、夏の太平洋高気圧と北から張り出してきている
オホーツク海高気圧のふたつの高気圧に挟まれた秋雨前線が停滞しており、
特に今日から明日にかけては局地的な激しい豪雨や落雷などによる
所謂「ゲリラ雷雨」に警戒するよう気象庁が呼び掛けております。
気象庁のHPでも雷対策のページを用意しており、
落雷から身を守るための有効な方法を取り上げております。
その内容を簡単にまとめますと、
注意しておきたい場所としてはグランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、
海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどで、こういった場所で
雷鳴が聞こえた場合は、できるだけ早く鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカー
は不可)、バスなどの内部へ避難した方がいいとのことです。
ただ、そういった危険な場所にいる時には、上記の様な安全な場所へと
避難することもなかなか難しいのではないかと思います。
そういった近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの
高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4メートル
以上離れたところに退避するよう呼びかけております。
特に危険なのは高い木の近くで、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2メートル
以上は離れる必要があり、そのうえで出来るだけ姿勢を低くする必要があります。
雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へと移動する、としております。
気象庁「雷から身を守るには」はこちら
季節を分ける雲の帯といわれる秋雨前線。
ゲリラ雷雨の警戒が緩んできたら、秋の気配が感じられる季節も近いのかもしれません。
さてマーケットでは今晩未明3時に予定しているFOMC議事要旨の公表と、
今週末に予定しているジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演に注目が
集まっております。
そうした中で、米トランプ大統領がここ数日間、TwitterでFRBの姿勢を批判し、
利下げに踏み切るよう圧力を強めております。
今週に入ってからのトランプ大統領のツイートの一部をあげてみると、
●FRBのパウエル議長とFRBの洞察力が甚だしく欠如しているにもかかわらず、
われわれの経済は非常に強い。だが、民主党は2020年の選挙のために経済を
悪くしようとしている。非常に自分勝手だ!ドルは強すぎて悲しいことに世
界の他の地域に損害を与えている…。
●FRBは、かなり短期間の間に、金利を少なくとも100bp(1%)引き下げるべき
だ。恐らくいくらかの量的金融緩和とともに。もしそうなれば、経済は世界経済は
大いに速く向上するだろう。皆にとって良いことだ!
●インドのモディ首相とパキスタンのカーン首相という私の良き友人2人と、貿易や
戦略的パートナーシップ、そして一番大切なことには、インドとパキスタンがカシ
ミールでの対立を和らげるために動くことについて話した。厳しい状況だが、良い
会談だった!
●きょう、ジョンソン首相と素晴らしい協議をした。英国の欧州連合(EU)離脱と米
英自由貿易協定(FTA)について話した。今週末フランスで開かれるG7で会うのを楽
しみにしている!
●グリーンランドをこんなふうにしないと約束する!(グリーンランドの大地に黄金の
「トランプタワー」が建った合成写真を添付)
他にもホワイトハウスで記者団に対し、中間所得層向けの給与税減税を検討していると
明らかにして、直ぐにホワイトハウスが否定するなど、その発言が様々な地域や市場に
影響を与えております。
ジャクソンホールのFRB議長講演前後には、圧力を強めてくる可能性もあり、
引き続きトランプ発言には警戒が必要です。
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