スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

令和 IN 皇居

2019-05-19 06:08:23 | 旅 ~東京

令和の新しい時代を迎えて3日目。

連日報道された皇居がどんな雰囲気なのか、

肌で感じたくなり久し振りに皇居へ向かった。

東京駅のドームのコンコースには

「祝 令和元年 天皇陛下御即位おめでとうございます」の

横断幕が迎えてくれた。

永年工事が続いていた東京駅丸の内の駅前広場も

工事が完了し(平成29年12月7日)、

広々とした空間に生まれ変わった。

 この通りは行幸通りといい、

大正12年の関東大震災の復興再開発の際に作られた。

(大正15年7月開通)

この通りは天皇の行幸(いわゆる外出)及び

信任状捧呈式に向かう外国大使の専用道として使われた。

もう一枚の写真には逆に行幸通りから見た東京駅。

約100年前(大正13年)に辰野金吾が設計し、

創建された当時の姿を忠実に再現する為、

5年以上をかけ平成24年リニューアル工事が完了した。

最近都内でチョコチョコ見かけるゴーカートの一団。

この日もコスプレに変した外国人グループが

春の風を受けながら気持ちよさそうに滑走していった。

行幸通りと日比谷通りの交差点で交通事故と遭遇。

何台ものパトカー、救急車が停車している中、

現場検証が行われていた。

車の損傷が結構ひどい。アレアレ!

これより和田倉門に入る。

石垣の所には特別史跡、江戸城跡の案内板が。

それをじっと読む人々。

本当に皇居の整備は素晴らしい。

これが皇居前広場の案内図。

写真が出ているのは二重橋、和田倉噴水公園、楠木正成銅像、桜田門。

この広場は昭和24年に一般開放された。

その後、昭和44年から北の丸地域が解放され

広く国民に親しまれている。

内堀通りに面した濠の角にそびえる櫓が桜田巽櫓あるいは桜田二重櫓だ。

江戸城本丸の東南(辰巳=巽)の方向にあることから名付けられた。

富士見櫓、伏見櫓と並んで

江戸城に残る江戸時代の櫓のひとつで、

三の丸に位置している。

江戸城桔梗濠に面した門が桔梗門で

桜田門外の変で井伊直弼が暗殺された外桜田門に対して、

内桜田門と呼ばれている。

この門を入ると江戸城三の丸ので、

大名などの登域は大手門と、

この桔梗門と定められていた。

現在では、皇居一般参観の入域門となっている。

 

 

 皇居前広場から見た丸の内の超髙層ビル群。

通常のサイズでは全部が入りきれないので

パノラマで撮ってみた。

日本でも有数の美しい近代的風景だと思う。

昭和10年に建設された宮内庁の庁舎。

現在の宮殿とは渡り廊下(紅葉渡)で接しているとか。

住所は東京都千代田区千代田1番1号。

なお、皇居全体が一地域で「千代田区」だそうだ。

ここは江戸城西の丸造営直後に築かれた坂下門。

江戸時代は大奥に近く、

西の丸通用門として利用されていた。

文久2年1月15日(1862年)、

老中・安藤信正がこの門外で水戸浪士に襲われた

「坂下門外の変」は有名。

現在は皇居乾通り一般公開、正月、

天皇誕生日の一般参賀の時のみ、くぐることが可能だ。

いよいよ二重橋エリアへ。

その手前にはこんな立派な車止めが並んでいる。

しかしそれ以外に丸いベンチとしても使われているようだ。

行った時は多くの機動隊の警察官が

二重橋前の広い広場に一生懸命

コーンを並べていた。

聞いてみたら明日(5月4日)に一般参賀が

予定されており、その準備との事。

翌日の報道によると14万人の人々が

参賀に参加されたとの事。

その列は東京駅まで続いたらしい。

二重橋のたもとにある、

警視庁 丸の内警察署の祝田町見張所。

古風だが重厚な造りでお洒落な建物だ。

日の丸が立てられているのが

新しい令和の時代を祝しているようだ。

ここ皇居外苑から二重橋の眺めは皇居を象徴する景色だ。

この前が皇居の正門で

手前に見える橋が「正門石橋」、

奥の橋が「正門鉄橋」。

後方には現存する数少ない

江戸城の櫓の一つ「伏見櫓」が見える。

その右手には樹木に隠れて見えないが宮殿がある。

正門鉄橋は、かつて木橋で、

その下に橋桁をささえるもう一つの橋が

あったため「二重橋」と呼ばれている。

本当に久し振りに二重橋をしみじみと眺めることができ、

新時代「令和」を実感することができた。

ここに来てみて意外だったのが

もっと祝賀モードに溢れていると思ったが、

この親子が日の丸を持って記念写真を撮っていた位で

あとは普段と変わらない光景であったことだ。

若者のグループがいきなり前へ出てきて

ご覧の様なパフォーマンス。

一体何を表現しているのかわからないが、

その息が合った姿はお見事でした。ヤルー!

こちらは外国人グループの観光客。

ツアーガイドさんが説明しているのは

2日前に行われていた天皇即位についてらしい。

手にした新聞記事でわかる。

これが正門石橋と正門鉄橋。

この二つの橋を総称して、

「二重橋」と呼ぶ人も少なくないそうだ。


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