「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「文学的」生き方とロック… それなのに、何で、ビリー・ジョエル?

2018-09-22 14:37:00 | アナログ盤(レコード)
昨日書いたけどね、
俺は多分に「文学的な少年」だったと思う。

元々「思慮深い少年」だったのも有るけれど
「文学のお陰」で「大人の世界」へ
強く強く惹かれていた…のも事実だろう。

ココで言っておくけれど
「大人になる憧れ」では決して無いってこと。
「大人の世界だけ」に憧れ続けていたんだ。
だから今でも俺は子供っぽいだろう?(笑)

とにかく漫画よりも「片岡義男」を読み漁り
中学生の頃には「純文学の世界」に身を置く…
そんな「自分の時間」が大切となった。

でもね、全く「暗さ」は無く
「明るいスポーツ少年」だったんだ!

だから惹かれる音楽も
「暗さからの脱却を図る音楽」
例えば「ビリー・ジョエル」なんかには
ソレほど夢中にはなれなかったのね。

好きなんだよ!ビリーさん!
でも「心がトキメク瞬間」って少ない…。
その代わり「ボス」には心酔したもんだよ!
「ジャングルランド」に身を置きたい衝動を
俺はずっと…
そう、20代頭まで持っていた様に思う。
「ボブ」が心に入り込むまで、はね!(笑)

まあ「アイアンメイデン」とか
「ジューダスプリースト」とかは
全く駄目だったね!
「逃避の音楽」に見えてね!
容姿も嫌だし、カッコ悪いだろ?変化無いし!

話しをビリーさんの音楽に戻すと
良い曲がたくさんあって、「好きな盤」も多い。
でも、そこに俺は「文学的な感動」を感じない…
ってワケ。

ピアノの音色も素敵だし
メロディも申し分無い!
名曲揃いで、「全てが名盤!」と言える!
「52番街」や「ストレンジャー」なんて
ホント腐るほど聴いたよね。

でもね、俺の心に残るアルバムって
「ナイロンカーテン」だったりするの!
アレは俺にとってビリー唯一の
「文学的な感動」を覚える名作ですよ!
知ってる?彼の作品では一番売れなかったんだよ!

「ジョンの死」があり、誰もが考える…
そんな81年からレコーディングされた本作は
「ビリーらしくない重さ」が充満しており
今でも大好きな盤!

メロディこそ「ビリーらしい美しさ」
に溢れてはいるが、この盤での彼は
明らかに、怒っている!
演奏もソレに呼応し「ハッ!」とする場面が多い。
見事でR!

いい時代だった。
子供の頃(10歳)にこの盤をダイレクトに聴けたお陰で今の「自分の基礎」が有るんだから!

余談だけれど
俺が「デュランデュラン」に夢中にならなかった
その理由は、本作やボスの「ネブラスカ」
「Born In The USA」そして
ジョン・クーガーの「アメリカンフール」や
「スケアクロウ」が有ったからだろう。

この辺りは今後また書くことにしよう!

《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

* アンティーク腕時計
* レア・レコード
* セレクト・ヴィンテージ・ギター
を集めた総合セレクトVintage Shop
「ジェリーズ鎌倉店」

http://jwc.crayonsite.com





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。