カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江津湖に句(歌)碑を訪ねて

2020-09-16 11:03:32 | おでかけ
 相方と二人で、江津湖の句(歌)碑巡りをすることになった。

 相方は、先日の健康診断再検の結果運動を奨励されたことが理由。

 私は、エンジョイウオーキングというサイトで、九州一周に挑戦中であることが理由。

 夕方からのロアッソの試合などや、荒天のため歩けない日が月に何日かあり、こんな機会に歩数を稼ぎ、帳尻を合わせようという魂胆。

 夕方の涼しい時間帯に歩いていたので、日中の歩きは久々の冒険。

 江津湖周辺の文学碑めぐりは、もうかなり以前から考えてはいたし、運動と文芸をコラボさせる案は中々良いと自画自賛。

 
 (文学碑めぐりマップ)

 近くにある国府高校の生徒達が、何年か前に作成したサイトのマップを利用させてもらった。

 したがって、それより以降に新しく建てられた歌碑もあった。

 サイトでは、水前寺に近い近代文学館あたりをスタートとして番号をふっているが、私たちは下江津湖の方から逆に歩いた。

 
 (江津湖)

 車は例によって、動物園の隣のボートハウスの駐車場にとめて、30度になろうとする江津湖へ。

 空は夏の名残の雲と、秋の雲が混在しあくまでも青い。

 動物園の南出入口をちょっと過ぎた辺りに歌碑を見つけた。

 
 (石田比呂志の歌碑)

 これは新しく建てられたばかりで、マップにも掲載されていないもの。

 「一方に向きて湖面を濡える 鴨あり首を 風に吹かれて」  石田比呂志(ひろし)

 新しいが、近寄ってじっと見ないと掘られた字がうすく読めない。

 
 (静かな湖面とボート)

 鴨は、北国に旅立ってしまっているが、ボート部の皆さんは風に吹かれて湖面をスイスイ。

 直ぐ近くに句碑を見つけた。

 
 (宗像夕野火の句碑)

 「ひるがへる ときの大きさ 夏つばめ」  宗像夕野火(ゆうのひ) 

 通常は、句の場合上五・中五・下五の間にスペースは空けないが、句碑のとおりに記述する。 

 近くにもう一つ句碑を発見。

 
 (志賀青研の句碑)

 「江津の田の 靄うすうすと 十三夜」  志賀青研(せいけん)

 句や歌には、満月より十三夜や十六夜の月の方が似合うようだ。

 空には月、地上には彼岸花の季節。

 
 (彼岸花)

 春の彼岸には、葉を茂らせるだけ、秋の彼岸には葉っぱが無くて花だけ咲かす変わり種。

 どうして、葉も花も同時に出来ないのかと彼岸花に聞いてみたい。

 動物園を過ぎた辺りから、江津湖は向こう岸がだんだんと近く狭くなり、川のような流れを見せてくる。

 
 (江津橋近く)

 若かった頃は、何度か江津湖のボートに乗ったことがある。

 ボート乗り場は、上江津湖の方にあって普通はその周辺で遊ぶ。

 下江津湖の方は、競艇のボートが主で遊覧のボートはない。

 ところが、若い頃は元気が良くてこの辺りまで下ってきていた。

 ボートを返す時間が迫って、この辺りから引き返すのは一苦労だった。

 川のように流れるので、上流に向かってボートを漕ぐのはパワー全開だった。

 この江津湖を跨ぐ橋は二つあるが、その橋と橋の間に4つの句碑がある。

 が、しかし、その話はまた、明日の心だァ・・・にしておこう。

 「うとうととうつらうつらのゆめうつつ」・・・・しろ猫

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