エトケンのブログ はじめの一歩

マイペースでのジョギングと街中散歩、食べ歩きが楽しい。

熊野古道 その2 那智の火祭り

2018-07-21 10:49:20 | 旅行記
7月14日、今日は那智の扇祭り(火祭り)。夏に行われる熊野那智大社の例大祭で、毎年同じ日に行われています。
ホテルの送迎バスで紀伊勝浦駅へ8時20分到着。今日も良い天気。
今日は混雑すると思ってお昼ご飯を調達、めはり寿司のお弁当屋さんはまだ開いてなくて仕方なくコンビニへ。

熊野交通の悠遊フリー切符(3000円)を握りしめ、8時55分発の那智山行きのバスへ。思っていたほど混んでません。
大門坂で下車、ちょっとだけ熊野古道を歩きます。

石畳が美しい、でも暑い。なるべく木蔭をゆっくり登ります。でも風が気持ち良い。

それにしても今日は暑い、途中のお茶屋さんで一休み。遠くに那智の滝が・・・梅とレモンのかき氷・・・生き返ります。
元気が出たところで、石段を一歩ずつ。熊野那智大社に到着。

主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)
あらら、工事中・・・でも拝殿の前に、扇神輿と大松明が置かれていました。

拝殿横にある御神木。護摩木を持って、大クスの胎内くぐり。
幹が空洞化していて、護摩木(300円)を持って通り抜けることが出来ます。平重盛の御手植えだそうです。
 
隣にある、青岸渡寺にもお参り、西国三十三ヶ所の第一番札所。

遠くに滝を見ながら歩いていくと、朱色の美しい三重の塔と那智の滝、定番スポット。

三重の塔は300円で上に登れます。EV有、風が気持ち良くて滝壺まで見えました。
山道を5分ほど下って那智の滝の入口、飛瀧神社。

ここから人が増えてきました。外国人も沢山。

両側の森の中に人が沢山、火祭りの場所取りですね。

滝が見えてきました。
落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さ10m、平時の水量が毎秒約1トンと言われている、落差日本一の滝。

社務所の横から奥へ、入口で「延命長寿の水」を頂いて、お滝拝所の舞台にあがるとミストシャワー。
たっぷりマイナスイオンを浴びて、社務所へ戻ります。
クライマックスとなる御滝本神事(大松明に点火)見学のため、私たちも崖を登って森の中へ。
コンビニのおにぎりを食べながら待つこと1時間30分、十二本の大松明が下りてきました。
その後、神官さんを先頭に氏子さん達、関係者の行列が社務所の方へ。
あれ、その中に見覚えのある女性が2人。北山村の筏下り一緒になった謎の中国人の親子・・・なんで???
さあ、滝前で大松明に点火、始まりました。
1本重さ50キロもある大松明、担ぎ棒を腹帯に差した持ち手が、階段を上り下り、松明を振り回して歩きます。

凄い迫力、私たちのいるところまで大松明の熱さが・・・

十二体の熊野の神々を御滝の姿に表した高さ6mの十二体の扇神輿、動くたびに小刻みに揺れてます。
そして、滝前に扇神輿が並んで、神事の後お祭りも無事終了。

帰りは、那智山から臨時バスで紀伊勝浦駅。送迎バスでホテルに着いたのは午後5時過ぎ。
那智の火祭りは、勇壮で凄い迫力、素晴らしい体験でした。


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