2020/5/15
どちらかというと加害者側の目線に立って、セクハラをしないために、どのようなことに注意すればいいのかを書いた本。
加害者側は加害している自覚がないまま、訴えられたり、処分を受けたりすることが多いという話。
男性が加害していることに気付きにくい理由や、女性が明確に拒否しにくい理由なども、具体的に書いてある。
立場によって見える風景が全く変わってしまうところがおもしろい。
セクハラという言葉ができて、もうずいぶん経っているけど、男女の認識の違いによる擦れ違いは、いまだに色濃く残っている。
このテーマ一本で話作れそう。
突き詰めると、社内恋愛はやめたほうがいいという話になる。
例外もあるんだろうけど、力関係が不均衡な恋愛は実際かなりリスクが高い。
劇団でもたぶん同じだなと思ったりする。