ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

安倍総理は、どこを向いているのか

2019-06-18 13:10:33 | 徒然の記
 本日は、朝鮮日報の記事を、紹介いたします。6月16日のコラムで、タイトルは「あなたは韓国軍の恥だ」とつけられています。朝鮮日報の世論読者部の、張一鉉(チャン・イルヒョン)次長の署名記事です。

 6月7日に、「文大統領こそが、反日・恨日の推進者」というタイトルでブログを書いた時、私は次のように言いました。

 「このような恨日・文政権であるにも関わらず、卑屈に擦り寄っていく、日韓議員連盟の議員には、恥を知れと言いたいではありませんか。」「まして、韓国軍ですら反対しているのに、北朝鮮に傾き続ける文政権に、未来志向で接すると、バカを言う岩屋防衛大臣は、」「まさに「獅子身中の虫」「駆除すべき害虫」です。・・・」「安倍総理には、本気で、日本の明日を考えてもらいたいものです。」

 しかし総理も、防衛省も、外務省も、この盧武鉉政権以来の反日韓国政府に対し、いったいどのような処置を講じているのでしょう。岩屋防衛大臣は、更迭の動きさえありません。韓国の新聞はすべて、反日ですが、その反日新聞でさえ、こんな記事を書いていると、私は息子たちに伝えずにおれません。

 「宋永武(ソン・ヨンム)元韓国国防部(省に相当)長官が、」「先月、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、自由民主思想に近づいている状態だ、と言った時、」「韓国軍やその周辺からは、衝撃のあまり怒りが噴出した。」「わずか70年前に戦争を起こし、世界最悪の独裁制を維持し、」「今も、韓国の自由民主主義を破壊しようと、すきを狙っている政権の、」「最高権力者なのに、そういう人物に向かって、」「韓国の元国防長官が言ったとは、到底信じられない修辞だった。」

 「軍関係者らは、言葉もないと言った。」「海軍士官学校で、宋永武元長官の2年先輩である、」「キム・ヒョクス初代海軍潜水艦船団長(予備役准将)は、」「フェイスブックで、宋永武、お前は、海軍士官学校の恥であり、」「同門でもない、と書き込んだ。」

 「それから2週間後に、シンガポールで行われた、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、」「今回は現職の、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が、」「軍の存在を辱めた。」「同長官は先月の、北朝鮮のミサイル発射について、」「対話で解決しようとの、明確な考えを持っているというのが、」「隠された意味だ、と述べた。」「ある予備役将校は、鄭景斗長官は神なのか?」「一体、北朝鮮の意図が何であるかが、どうして分かるというのか。」「あの人は本当に元軍人なのか、と言った。」

 日本のマスコミは、韓国内でのこうした状況について、報道しませんので、岩屋防衛大臣の意見が、とんでもない発言だと、国民に伝わりません。私のような保守系の国民が、ブログで異議を述べても、マスコミが取り上げなければ、庶民には伝わりません。だから本日は、わざわざ反日の朝鮮日報の記事を紹介しています。

 朝鮮日報でさえ、自国の国防長官を厳しく攻撃しているのに、朝日新聞は岩屋氏を、批判すらしません。朝鮮日報以下の新聞だということも、合わせて知ってもらいたいと思います。

 「このような雰囲気になっているのは、元国防部長官や、」「現国防長官の発言・発想が、軍人には容認できず、」「踏み入ってはならない一線を、越えているためだ。」「1人の発言ならば、不純な個人の動機と、片付けることもできる。」「しかし、元国防部長官と現国防長官の2人ならば、」「これは統治権者、または執権勢力が、韓国軍の準備態勢を崩そうとしているものだ、」「との批判は免れない。」

 「事実、戦争の歴史はいつもそうだった。」「敵を安心させて、こちらの戦略を隠し、」「こちらがいつ、どこを攻撃するか分からないようにし、」「敵同士を仲たがいさせて、なんとしてでも勝つ最高の方法を研究するのが、」「兵法だ。」「だからこそ今、あらためて尋ねよう。」「元国防部長官と、現国防部長官は、」「北朝鮮の考えの真の意図を、どれだけ知っているというのか。」

 長いので、途中を割愛しましたが、これが要旨です。文在寅政権の国防長官に対し、韓国軍人の多くが怒りを感じているというのが、分かります。それなのに、なぜ岩屋氏は何の批判もされず、自衛隊のトップに座っているのでしょう。

 ヘンテコな不似合いの服装で、海外へ派遣された自衛隊員の前に現れた、稲田防衛大臣の時もそうでしたが、安倍総理は、時として、おかしな人物を防衛大臣に任命します。こうなると、当然、総理の任命責任を問いたくなります。国の安全保障を、本気で考えているのかという、疑問にもつながります。日米同盟が、国防の基本だと言いながら、総理は、岩屋氏が、反米姿勢を鮮明にする文政権の国防長官と、親しくするのを容認しています。

 最近は、中国への対応も、米国の方針と食い違っていますし、不信感の種が、総理自身の手で、沢山撒かれています。だから私は、言わずにおれなくなります。

 「安倍総理は、どこを向いているのか。」「安倍総理は、本当に、国を愛する政治家なのか。」
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4 コメント

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安倍総理はブレたのか (HAKASE(jnkt32))
2019-06-18 20:54:31
今晩は。前回からの「戦争と正義」のシリーズも良さそうですが、今回貴記事につき述べさせて頂きます。

国防トップの岩屋防衛相の扱いについても、日韓
の差を感じます。大韓民国では有力紙でも国防ト
ップが「北」に擦り寄る発言をするや、直ぐ批判
の論調に出るのに比べると、朝日を初め 我国内
紙の鈍感さは際立っている様に思います。

或いは 岩屋防衛相が更迭されない背後には、そ
れでも韓国に媚びる日韓議連の誇りを捨てた不良
姿勢による所が大きそうで不快ですが、それを
見られる立場にも関わらず 放置する安倍総理の
姿勢も問題ですね。

中国大陸に対する姿勢も、確かに日米間での意思
疎通を疑う所も見られますし、拙者も時に「本当
にブレたのか?」と思わされる時があるのは事実です。

後、もう話題にするのも意味薄いものがあるかも
ですが、自勢力に好都合な事共には沈黙する朝日
新聞の不良報道姿勢も、引き続き留意の必要がありますね。
「真実を伝えない、むしろ隠す」朝日 (成田あいる)
2019-06-18 21:05:01
前のエントリも合わせて読めば、朝日新聞が如何に、今までずっと「真実を伝えない、むしろ隠す」できたかが良く分かると思います。
朝日は米国内での「エノラ・ゲイ論争」だけでなく、韓国の国防部長官(元・現職とも)のことも、「真実を伝えない、むしろ隠す」です。
それは過去も現在も、ずっと変わらないと思いますし、如何に国民をミスリードしてきたかも良く分かります。

岩屋防衛大臣もまた、間接的に朝日らに護られ、大臣の座に居られると言うものでしょう。
朝日も野党も「2000万円」で騒ぐのではなく、岩屋防衛大臣の件と安倍総理の「任命責任」についてしっかり追及すれば、少しは見方を変えるのですが。
ま、朝日は「真実を伝えない、むしろ隠す」のですから無理だと思いますが…。
もともとそうだったのか、ブレたのか。 (onecat01)
2019-06-18 23:18:18
HAKASEさん。

 安倍総理は、もともとそうだったのか。ブレ始めたのか。不可解でなりません。

 かと言って、安倍氏以外の議員は、もっと酷い反日ですから、是々非々で支援するしかありません。野党ばかりでなく、自民党自身も、曲がり角に来ているのでしょうか。

 温故知新の読書を続けていますと、マスコミも政治家も、国民の無知を良いことに、己の安逸を貪っていたという事実が、分かってきます。

 しかし大事なことは、投げやりにならないこと、希望を失わないことであろうと、自分に言い聞かせています。これからも、どうかよろしくご指導ください。
マスコミの堕落か傲慢か (onecat01)
2019-06-18 23:32:45
成田あいるさん。

 NHKにしても、朝日新聞にしても、ここまで事実を隠し続けていたのですから、報道機関として、戦後の彼らは、すっかり堕落してしまったのか、どうせ国民にバレはしないと、傲慢になってしまったのか。

 驚くべき状況です。金まみれになり、金で懐を肥やしていたのは、中国や韓国の政治家だけでなく、日本の議員も、官僚も、同じだったということでしょうか。

 朝日は最近経営学苦しくなっていますが、テレビ界の詐欺的利益、新聞界の潤沢な利益は、政治家の政治資金として、ずっと流れてきました。

 議員たちがその気になれば、議員立法として、いくらでもマスコミを正す方法があるのに、彼らは責任を放棄しています。私は息子たちのため、自暴自棄にならず、諦めず、ブログを通じて、事実の発信を続けたいと思っています。

 国を愛する国民の数の方が、売国議員の数より、ずっと多いのですから、希望を捨てず、頑張ります。全ては、選挙の一票です。

 これからも、ご指導ご鞭撻を、よろしくお願いいたします。

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