ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

投票日まで、あと5日 ( 参院選 )

2019-07-17 16:23:48 | 徒然の記
 参議院選挙の投票日まで、あと5日となりました。7月14日の千葉日報の一面に、千葉入りした与野党の幹部の顔写真が掲載されています。共産党の志位委員長が柏市で、旭市では自民党選対委員長の甘利氏が演説をしました。
 
   共産党・志位委員長   「止めよう消費増税」
   自民党・甘利選対委員長 「政権安定へ二議席」
 
 対馬の土地が韓国に買い占められ、北海道の土地が中国に爆買いされ、韓国との経済戦争も始まっています。北朝鮮の拉致は進展せず、核問題は米国頼み、香港と台湾の政治的混乱は対岸の火事でないのに、参議院選挙の与野党の演説がこんなものかと、呆れます。
 
 日本の喫緊の課題が、「国の安全保障」と「皇室の護持」の2つと分かっていながら、政治家はこれに触れません。今回の参院選に限らず日本の選挙は、常に「大切な課題」を争点にせず、ごまかしの選挙を繰り返してきました。
 
 なぜこの愚かな状況が、戦後続いて来たのか、ネットの世界では原因が、議論し尽くされています。
 
  1.  GHQの占領は終わっても、呪縛から逃れられない政治家が与野党にいる。
  2.  日本の国防のための再軍備に反対する勢力が、米国と中国・韓国にいる。
  3.  これらの国と繋がる政治家に、現憲法を固定化することが利権となっている。
 
  4.  自民党内にいる保守政治家が、正論を言わなくなった。
  5.  マスコミが反日左翼勢力となり、日本にとって大切な課題を報道しない。
  6.  大切な課題に触れる議員が出てきたら、マスコミが攻撃し、当選できなくするゴシップを拡散し国民が騙される。
 
  7.  マスコミの発信力を恐れる政治家の、大量発生。
 
 テレビのスイッチを入れると、平和で安全な日本を謳歌するような、面白おかしい番組があふれています。
 
 「家族に乾杯」「ポツンと一軒家」「お宝鑑定」「ユーは何しに日本へ」「こんなところに日本人が」など、国民の多くが楽しんでいます。中国や北朝鮮のように、退屈で、無味乾燥な報道ばかりが良いとは言いませんが、どう考えても、おかしな日本です。
 
 マスコミが反日勢力に牛耳られているというのは、大切な情報が伝えらないだけでなく、国民の意識が眠らされ続けるということになります。
 
 食料の自給率の低さを考えた場合、万一のための農業政策はどうすれば良いのか。原発を全廃し、太陽光発電や風力発電に頼っていたら、日本の電力は本当に充足できるのか。
 
 ホルムズ海峡で紛争が起きた時、日本のエネルギー事情はどうなるのか。あるいは、北朝鮮の核が一発でも打ち込まれたら日本はどうなるのか。
 
 反日・マスコミの影響で、右にも左にも「お花畑の住民」が増え、危機感を失っています。こんな時だからこそ国の指導者は、「万一の場合」を考え、議論をしなくてなりません。マスコミがこのような状況ですから、一般庶民には現実を知る情報がなく、問題点にも気づきません。
 
 国を思う本物の保守政治家がいるのは、反日野党の中でなく、自民党の中にいるのが自然です。肝心の自民党が獅子身中の虫だらけとなり、中国や韓国・北朝鮮の国益、あるいは米国のため活動しているのですから、国を愛する国民が途方にくれてしまいます。
 
 「入れる政党がない。」「信頼できる政治家もいない。」「だから、選挙に行かない。」・・・家内が私を困らせますが、現実はこの通りなのです。
 
   共産党・志位委員長   「止めよう消費増税」
   自民党・甘利選対委員長 「政権安定へ二議席」 
 
 国が危機にある時、こんなことしか言わない政治家を、どんな基準で選べというのでしょう。「弱者の味方。」「人を大切にする政治。」と立派なことを言いますが、共産党が政権をとれば、中国や北朝鮮のような言論弾圧の政治をするのが、目に見えています。バカでない限り、国民は反日野党に票を入れません。
 
 一方で安倍自民党は、韓国の対馬の土地の買占めや、北海道の土地の中国による爆買を放任しています。尖閣諸島への領海侵犯にも抗議せず、敵対国の習近平氏を、国賓待遇で招聘しようと腰を低くしています。
 
 「美しい日本を取り戻す。」「戦後レジュームからの脱却」と、国民に希望を抱かせた総理は、一体どこへ行ったのか。このまま推移するのなら、朝日新聞の慰安婦捏造報道にも似た、大ウソになります。政治家の公約を本気にする方がおかしいと、そんな意見もありますが、この状況下で国民は投票のしようがありません。
 
 「棄権してはダメだ。」「よりマシな政党に入れるしかない。」
 
 家内を説得しますが、「よりマシな政党」が、今の日本のどこにあるというのか。
 
 息子たちに言います。大事なのは、「諦めない」ことです。愚鈍と笑わても、参院選を前に言えるのは、いつもどおりの提案です。
 
  1. 反日・左翼の野党議員を落選させること。
  2. 自民党内の、獅子身中の虫を落選させること。

 いつもの繰り返しですが、信念があるから意見が変わらないと、都合のよい解釈をしています。息子たちがいつか私のブログを読んだ時、その時の悩みが、現在の私のものと同じでないことを祈ります。
 
 「自民党の中にいる、ホンモノの保守議員は、しっかりしてくれ。」・・・言いたくなるではありませんか。
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6 コメント

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投票日へ向けて (HAKASE(jnkt32))
2019-07-18 21:07:07
今晩は。近づく第25回参院選投票日へ向け、ネット報
道や他ブログ各位の記事などを拝読し、予備知識を少
しでも高めようとしている所です。勿論貴記事も良き教材です。

配達された選挙公報も一読していますが、やはり情報
の間口は広い方が良いでしょうから。その間口をむざ
むざ狭める朝日新聞の様な芳しくないメディアもある訳ですが。

貴記事の四項目目でご指摘の様に、既成メディアは一
部を除き左傾側に流れてしまいました。本当に真に受
けられない有様で、我々凡人も 本物に一歩でも近づ
く読解力リテラシーが強く求められている様に感じます。

難しいは事実ですが、少しでも努力すれば 悔いなき
一票を投じられる知見と教養を一定は引き寄せられる
かも知れず、そうなり得る様 投票日まで心がけながら
推移を見守ろうと思う次第です。
大切な一票 (onecat01)
2019-07-18 22:30:14
HAKASEさん。

 反日野党は、私の視野には、最初からありません。しかし、改めて検討しますと、自民党こそが、諸悪の根源でないのかと、怒りを覚えてきます。

 国を思う国民の期待を受け、安泰多数を得ていながら、やったことといえば、日本を崩壊させることばかりです。反日・野党に劣らない愚策を続けています。みんな自民党内にいる、獅子身中の虫たちのしたことです。

 これを抑えられないのか、抑えようとしないのか、もしかすると、安倍総理も、害虫の仲間なのかと、そんな気もしています。景気が腰折になるとわかっていながら、多くの人が、野党ですら、反対しているのに、増税をすると言うのでは、理解に苦しみます。

 参院選挙後に、安倍総理がどうするのか。国民への公約を忘れ、このまま党内の害虫議員に流されていくのか。それを見て、今後の安倍氏への支援を考えようと思います。

投票してきました (続強子の部屋)
2019-07-19 10:22:00
自民党です。しっかりして貰わないと、これから先
のことが気がかりです。

でも野党の、怪しい笑顔の怪物面、鼻膨らみの得面、
自分だけが正しいと思って都合の悪い事は頬かぶ面
お地蔵さん面、この災害列島に百年先の計画もできない面、コンクリートより人なんていうことを言う00面を見ると
やっぱり自民公明を支持します。

自民党 (onecat01)
2019-07-19 12:42:19
続強子の部屋様。

 ご苦労様です。もう行かれましたか。私はギリギリまで考えて、日曜日に参ります。

 「自民党です」・・・結論は分かっていても、今回は、考えます。反日野党の愚かさに助けられ、多数を得ているのに、国民の願いを無視した、痴れ者の自民党には、すんなり一票を入れたくありません。

 ご主人様の墓参りを済ませられ、「もうすぐ、私の番です。」と、静かな覚悟を語られる貴方を真似、余生の大切さと有難さを噛みしめる私です。

 100才を目標にしていますから、私の番は「まだまだ」ですが、いつ何時ポックリいくのか、そこは天命ですから、真面目にブログに向かっております。

 私がご先祖様を敬い、子や孫のための日本を祈るように、保守自民党の政治家たちは、謙虚に歴史を振り返らなくてどうするのでしょう。

 たまに振り返ると、大日本帝国万歳とか、世界に冠たる日本とか、見当違いのスローガンに走るバカ者が出ます。そんな人間は、保守でもなければ、国を大切にする人間でもありません。

 続強子の部屋様。
支離滅裂と聞こえますでしょうが。自民党の中にも、反日・野党に劣らない馬鹿者が沢山いると言うことを申しております。その一方で、日本を愛し、日本を大切にする政治家は、自民党の中にしかいないと言うことも、申しております。

 貴方も私も、お墓に入るのは、まだちょっと早すぎるようです。もう少し、子や孫や、若い人たちのため、この世の片隅で、たとえ小さな声だとしましても、愛国の意見を述べましょう。

 コメントに感謝いたしします。
複雑な気持ち (成田あいる)
2019-07-19 21:46:54
明後日の今頃には、結果が次々と発表になっている頃ですが。。。

今回は「消費税」「年金」が争点だと思います。
朝日をはじめ各紙も、参院選関連の記事に、ギリギリの生活をしているある人物の話題を載せていたりします。
その一方で、国の根幹をなす「外交」「国防」の話題がこれらの俎上に上がることはありませんし、選挙の争点にもなりません。
これは、生活者の利益に繋がりにくいからなのでしょうか。。。

私の周りでも、「安倍さんは戦争をしたがっている」だの「徴兵制までやりかねない」と言っています。
しかし、「改憲」は、憲法に書かれていることと現実の「ねじれ」「矛盾」を解消することだと思っています。
「戦争」だの「徴兵制」は「トンデモ」と言うか、発想の飛躍もいいとこだと思います。

マスコミでも「改憲勢力には届かず」と良く言っています。
いくら国民の間に「消費税」「年金」への不満が高いとは言え、立憲・国民民主が票を伸ばすか?と言ったら、私はそうではないと思います。
あの「NHKから国民を守る党」も、「泡沫」に終わりそうな気がします。
それでも、「安倍自民は・・・」という思いがありますので、複雑なところです。
私も同じ気持ちです。 (onecat01)
2019-07-19 23:26:34
成田あいるさん。

 政党として存続するためには、支持基盤が不可欠です。自民党は、経営者団体がメインであり、反日野党は、労働組合です。

 ですから、基盤のない政党が、新しい保守を名乗っても、シャボン玉の泡のように、いつか消えてしまいます。無党派層の支持を受け、存続している維新の会も、橋下氏がおかしなことを言い出しましたから、いつまで続くことでしょう。

 しかし自民党を支持している国民は、会社の社長から強制されて、自民党を支持しているのではありません。経営者とは無関係に、日本を守るのは自民党しかいないと、自分で判断している愛国の庶民です。

 参院選の後に、世界がまた動きます。安倍政権も、いつまでも曖昧外交を続けられなくなります。その時、安倍氏がどういう決断をするのか、これを見ましょう。

 そして私たちは、ご先祖さまや、子や孫のことを思いながら、正統の日本人として、信じる道を進みましょう。

 コメントに感謝いたします。棄権だけは、しないようにいたしましょう。

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