湯めぐり四方山話

湯めぐりは 人・風物との出会い

「三好屋」湯村温泉 再再訪

2020-03-18 | 兵庫の温泉

久々の山陰温泉旅、2日目の宿泊地、湯村温泉「三好屋」に向かった。

今回の3泊4日鳥取・兵庫の山陰旅(3つの温泉地)は①「人の少ない温泉地でゆっくり湯に浸かる」②「山陰の海の幸に出会う」を目標に出かけた。

初日(鹿野温泉「山紫苑」)と3日目(七釜温泉「みつわ荘」)は、完全な鄙び系温泉地・鄙び系宿」で、大大正解だった。
これら2つの宿は、両方とも偶然にも「宿泊客は我々以外にあと一人だけ」だった。風呂は、源泉掛け流し・24時間貸し切り。「人の少ない温泉地でゆっくり」の目標を見事に達成!!

問題は、今回紹介する真ん中の日(2日目)の宿だ。

出発前に(機器音痴の)私が、初めて今回は「湯快リゾートのメール会員登録」し予約した「湯村温泉・三好屋』だ(三好屋は3回目の訪問)

湯村温泉は、吉永小百合・主演の映画【夢千代日記】の舞台になってから急に?全国区になった温泉地。だが、その開湯の歴史は古く、静かな山間の温泉地だ。
「三好屋」はもとは『湯村温泉グランドホテル・三好屋」で、湯村温泉では1・2を争う大きなホテルだった。近年、湯快リゾートになってからは、我々(庶民)が気楽に宿泊できる宿となった。

この「三好屋」だが・・
今回の新型コロナ騒動中の湯旅で、唯一「多くの人に出会いそうな宿?」で、少し心配な面も・・

が、三好屋に宿泊した日と翌日は、天気が悪い日だったので、雨宿りの意味もあって?長時間滞在する事になった。

24時間滞在した。★チェックイン12時~チェックアウト翌日12時★の最長時間の滞在宿「三好屋」★

三好屋は、建物左下の駐車場に車を停めて、フロントまで急な道を歩く。この時、改めて大きなホテルだと感じる。

基本宿泊料金1泊2日2食付きで、9350円(今回は、メール会員登録で、ここから2020円引き)
ちゃんと手続きできたかどうか?ひそかに?心配していた「メール会員登録』は、チェックイン時に「大丈夫(会員登録OK)」と解り、宿泊代一人2020円引き特典がしっかり使えてルンルン~チェックアウト時のお会計も楽しみ~・・

チェックイン直後に、滞在中の浴衣を男女とも選べる。夫は特に嬉しそう!!(男性も自由に浴衣を選べる宿が少ないので)

12時(お昼)にチェックインして、早々に部屋でゆっくりできる。

布団は、最初から敷いてありチェックアウトまで誰も来ない!!(今回泊まった3つの宿は、すべてこのシステム)

風呂は2時~なので、この間に、部屋で、簡単な昼食をとる。サンドイッチ+牛乳(三好屋への移動時に途中のコンビニで購入)

★三好屋は、源泉掛け流しで24時間入れるお風呂★

いよいよ、お風呂開始の2時前になった。いざ!!活動開始!!

最初に、三好屋の一番売りの「森林露天風呂」へ向かう・・

最上階の露天風呂へはエレベーターで7階まで行き、そこから森の中に作られた93段の急な階段と長い渡り廊下を徒歩で行く。

「結びの階段」という。3回目の三好屋でこの急な石段にも馴れた。

階段の上まで行くと、長い渡り廊下の欄干に、宿泊者たちが書いた願い事の赤いリボンが、いっぱい括り付けられている。

最初に見えてくるのは「男湯・露天」・・この建物は雰囲気がある。

その横に、「女湯・露天」はある。

時間は、お風呂開始の「2時」少し前

外の雨脚が強くなっている・・露天風呂に落ち着いて入られるかな??かなり心配になって来た。

が、脱衣所にシャワーキャップ置き場があり、この「シャワーキャップ」をかぶって入浴することにした。

「お~この森林湯だ!!」 久々の露天に嬉しさが・・しかし、雨脚はこのあと強くなる一方・・撮影どころではない!!

あとはシャワーキャップを被って天然シャワー(小雨の中)森林浴を楽しむ。頭・髪さえ濡れなかったら、小雨の中の露天風呂も悪くない!!

天然シャワー(小雨)と壮大な森林浴を同時に楽しみ・・もと来た階段を戻る。

渡り廊下からは、雨に煙る?湯村温泉街が見えた。小雨の中の温泉街も、なかなかいい雰囲気~

森林露天風呂の帰りに、同じ7階のエレベーター口にある「内湯・大浴場・女湯」を覗いてみた・・

誰もいない!!

え~!!こんなことある❓

これは、もしかして❓ 新型コロナの影響で人が少ない❓

無人の女湯・内湯・大浴場❓

日頃は、絶対撮影できない角度から撮影できた。湯の中の「木のベンチ」がいいんだよね~!!楽ちんな姿勢で、ゆっくりと入浴できて・・

内湯大浴場をゆっくり撮影して、更衣室をみたら・・また人っ子一人いない!!

男女の内湯大浴場を出てすぐの「湯上り休憩所」 ここも誰もいない!!いつも大勢の人が湯上り後に談笑している場所なのに・・

外は、小雨・・静かな館内・・この庭もいいな~

「やはり今回は、三好屋といえども コロナの影響で、宿泊者が、少ない❓」と、密かに思って部屋に戻る。

夫に「浴室に誰も居なかった!!露天も内湯も!!」と報告した・・

夫は、「そうかな??・・」

この三好屋、今回の旅では、一番不特定多数の人に出会いそうな宿で?かなり?ちょっと心配。夕食・朝食ともバイキング形式の大食堂が心配・・
が、反面「このコロナ騒動で、意外に宿泊者が少ないのでは・・」と、わずかな期待も我々二人にはあった。

それが、夕食時になると・・見事に裏切られた。

「なっ!!なんと 食堂の大広間(自由席)に集まった人・人・人の多さ。 ちっとも宿泊者が減っていないではないか!!ないか!!」

さすが~大人気の宿「三好屋」だった!!

いつもと違うのは★バイキング会場の入り口に★使い捨てビニール手袋(大・中サイズ)+消毒液★が置いてあり、新型コロナ対策がしっかりしてあった。

食事時には、入口でまず、ビニール手袋を各自が手にはめる。あとは、いつものようにそれぞれの料理に付いているトングを持ち、バイキング料理を次々と自分の皿に取り分けていく。

気のせいか❓あまりおしゃべりする人はいない。静かに・・静かに・・料理を取り分けている人・人・人

バイキングが売りの「湯快リゾート・三好屋」
この期間は、『肉祭り』をやっていて~ローストビーフが食べ放題、合鴨肉のお寿司、他、鶏肉、豚肉の料理のメニュー充実・・さらに年中通じて豊富な『近くの日本海からの海の幸。今回もどっさり~海老、お刺身、魚介のお寿司」・・さらに天ぷら類の充実「エビ天・イカ天・たこ天ぷら」これが揚げたて熱々・・他・山菜や季節野菜のお惣菜料理も豊富で・・なかなかこれほどメニュー・味・鮮度の種類の多いバイキングは他にない。

夫は、今回も好物の海老を・・

2回目は、

翌朝の朝食は、和洋食でメニューも多い。

朝食は、昨夜の夕食時のような混雑ぶりもなく・・

食堂の下・外の景色を見る余裕もあった。山間の静かな湯村温泉・・

2日目も、12時のチェックアウトまでゆっくりと滞在した三好屋・・

11時45分にお支払いを済ませて、ロビーで寛ぎ、新聞をみたり、周囲をみたり

天気が回復したわずかな間、川向うの温泉街に光が差している

三好屋を後にした。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 七釜温泉「みつわ荘」 再訪 | トップ | 子育て中の「コウノトリ」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
湯村温泉 (屋根裏人のワイコマです)
2020-03-21 09:26:03
たぶんこの新型コロナウイルス騒動で
多くのホテルが苦戦を強いられる中で
早めにチエーン展開しているところは・・
患者がクラスターで発生している地区の
予約客を・・バスなどで代替して患者の
居ない地区に転送した可能性が大きい
一番の被害は、外国人客に頼ったホテル
旅館です、国内の人達が移動を取り
やめたのは3月の学校の休校から以降
キャンセルが相次いでます。
湯村温泉・・写真だけ撮った町並み・・
吉永小百合の夢千代日記を思い浮かべながら
海に近いの・・山あいの温泉地、今度は
湯に浸かってみたい温泉です。
湯快リゾートバスの客はいない (hitareri)
2020-03-21 10:37:02
こんな時期ですから、
湯快リゾートの送迎大型バスの客はいないようでした。バスの車内での集団移動は、コロナ感染では、一番怖いからのようです。

コメントを投稿

兵庫の温泉」カテゴリの最新記事