How many rivers must I cross? I don't know...

幸せになりたくて川を渡る・・・

2018/08/05 奥飛騨高原川 ニジマス53cm ~高原川にニジマスはいらない

2018-09-01 01:03:00 | 渓流釣り 釣行記(高原川水系)

直近の釣果ではないのだが、高原川で少し大きめのニジマスを釣った。
ニジマスと言えば、それが種としての特徴なのか、或いは養殖による世代を継いでいった影響なのか、概しておちょぼ口の個体であるのだが、その日釣った魚は少し口が大きくなり始め、背も隆起し始めていた、率直に言って「カッコいい」個体だった。




恐らくこの個体は約1カ月前にも同じポイントで掛かったのと同個体だと思う。
その時は僕が使っている竿ではパワーが足りず、寄せてくるのに難儀していた際に、岩にすれて水中糸が切れてしまった。
寄せた姿を見た時に「いや、これは獲るのに相当苦労しそうだな。バレてくれてもいいんだがな」と思ったら、糸が切れたという話である。
その魚がもう一度かかったのだ。
ニジマスといえども、今度は獲ってやろうと思う。
実際に、普通にヤマメも釣れていれば、時にはこんなニジマスが掛かったら楽しいだろうと思う。
でも釣れるのが殆どニジマスなので正直なところ遣り取りは雑になる。
ただ、この魚との対峙は丁寧になるよう気をつけた。


釣りあげた後、この魚は暫くストリンガーに繋いで活かしておいた。
そのポイントでどの筋に魚が着くのかというのは大体把握している。
幾つかあるそんな筋の内のひとつで掛かったのだが、このニジマスを釣りあげてから尺に満たないヤマメを何匹か釣った。
日頃感じている。
ニジマスが居るポイントでは、奴らが幅を利かせてヤマメが捕食しにくいのではないかと。
だからニジマスばかり掛かってヤマメがなかなか掛からないのではないか。
時折掛かるヤマメは尺に満たない痩せた個体なのではないか。
そもそもニジマスの方が餌に対する反応は良いわけだから、これはあながち誤った推測ではなかろう。
ニジマスには申し訳にないが、釣ったら持ち帰った方がよいのではないかと思い始めていた(この個体はリリースしました)。

盆前には飽きるほど釣れたニジマスだが、盆明けは激減した。
恐らく殆どが抜かれたのだろう。
その代わりと言ってよいのか、やっとそのポイントでヤマメが釣れ始めた。
でも小さくて痩せた個体ばかりだ。
盆明けの時点では、嘗ては当たり前のように尺以上の個体が出てきた高原川で、僕はまだ尺ヤマメを獲っていなかった。

本当に切実に思う。
高原川にニジマスはいらない。
ヤマメを釣りに高原に来ているのだから。
稚魚放流は歩留まりが悪いから親魚放流や発眼卵放流に力を入れて「より自然に近い形にする」というのが近年の高原川漁協の考え方らしい。
それを証明するかのように成魚放流も実施していない。
その効果を検証する前に、ニジマスの放流をやめたらどうか。

現在の規定路線に変更してから、高原川での釣果が頗る悪くなっているのだ。

取り決めで放流せざるを得ないのであれば、ニジマスの放流量を減らして欲しい。

10年前に比べて、確実にニジマスの数が増えてヤマメの数が減っている。


 

 

魚種と当日の道具立て

魚種:ニジマス
体長:53cm(現地測定)
竿:シマノ スーパーゲームスペシャル ロング 95-100ZP
水中糸:フロロ 0.8号
ハリス:フロロ 0.6号
鈎:オーナー スーパー山女魚 8号
餌:ミミズ

 

 

にほんブログ村 釣りブログ 本流釣りへ

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿