おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

台風24号被害@アーネストワン 軒天井が飛ばされる

2018-10-01 20:15:40 | 
台風24号、大きな爪痕を残していきましたね。沖縄に来て8年目。今までで一番大きい被害だったと思います。台風慣れしている沖縄なので、街路樹が折れたり信号が変な方向を向いていたり停電したりといったことは毎年のようにあるけれど、今回はその程度が大きかった。停電の範囲も広くて復旧までに時間がかかっている。


停電している中、県知事投票には行ってきましたよ。市庁舎も停電していて懐中電灯を使いながら選挙管理をしていました。写真は庁舎の敷地内にあるプレハブ。見事に破壊されている。


我が家も打撃を受けました。軒天井が綺麗に吹き飛んでいった。お隣さんも同じく。我が家は玄関とバルコニーが離れているのでこの中に電気配線はないけれど、お隣さんは玄関も繋がっていて電気配線丸出しで照明がぶら下がっている状態で危険な状況になっていた。


吹き飛ばされた軒天井の破片たち。


紙を貼り合わせたような素材。乾燥していれば軽い上にそれなりの強度で良いのだけれど、濡れるとへにょへにょになってとても弱い。濡れることを想定していない素材なのです。軒天井だから普段は雨水は当たらないけれど、台風だと雨が吹き込んで当然濡れるので、素材の選択自体に問題がある。少なくとも沖縄の軒天井でこの素材ではダメ。


釘で固定はされているけれど、素材自体が弱すぎてその周囲から剥がれ落ちている。

沖縄のアーネストワンによると、「沖縄に進出してから5年になるけれど軒天井が剥がれたのは初めて」とのこと。確かに5年だけだったら今まで大丈夫だったでしょうね。今回の台風ではうちやお隣さんだけでなく、県内のたくさんの住宅で吹き飛ばされているらしい。そりゃそうだ。

軒天の張替えだと20万円コースだなーと残念に思っていたら、購入してから1か月経っていないお隣さんが沖縄のアーネストワンにかけあって、2万円ほどでとりあえず直してくれるとのこと。今は同じ素材にしかできないらしい。同じ素材だとまた吹き飛ばされそうだけれど、2万円は安い。そして今週中にやってくれるらしいので、応急処置としてとりあえず依頼することにしました。

今のところアーネストワンに素材変更などの対応策はないらしい。次に吹き飛ばされるまでに対策を考えておいてほしいですね。この素材だと大きな台風が来たらまた吹き飛ばされる。この素材の唯一の良いところは、濡れてふにゃふにゃになるので、吹き飛ばされて他人様の家や車にぶつかっても傷をつけないところ。そもそも吹き飛ばされなければ良いのですけどね。アーネストワンをあまり信用していないので他の屋根屋さんに依頼しようかと思っていましたが、2万円ならいいかなと思って今回は依頼しました。この値段も今回だけで、次回以降はそれなりの値段になるでしょう。


我が家では他に、エアコンの化粧カバーの一部と雨どいの一部が破損しました。化粧カバーは自分で部品買って直せそうだ。

ちなみに、我が家は台風の保険はおろか、火災保険にも加入していません。なので、今回の損害は保障されず全額自腹となる。それでもやっぱり火災保険に入ろうとは思わない。保険料が高いですからね。台風被害が多い沖縄では風水害をカバーする火災保険料が特に高い。

最悪の事態でも保険なしで対応できるのであれば、保険は入らない方が経済的。最悪、火事や台風・地震で家が全焼・全壊してなくなっても、残りの住宅ローンを返済しながら賃貸住宅の家賃を払うことはできるので何とか生きていける。倒壊した家の撤去費用くらいなら何とかまとめて払える。なので、火災保険には入らないことにしました。住宅ローンは返済能力を担保するために火災保険を必須にしている保険会社がほとんどだけれど、じぶん銀行の住宅ローンでは必須ではないので、自分にとってはありがたかった。

保険は損するお買い物。数少ない不幸な人(病気とか火事とか事故とか地震とか)だけが払った額よりも多くのお金をもらえるが、平均すると当然損をする。保険会社も利益を得ているので当然のことです。

万が一の時に支払いができる能力があるのであれば、保険なんて入らない方が良いのです。万が一の時に支払い能力を超える、例えば損害賠償に関わるものは保険嫌いな僕も当然加入します(対人対物の自動車保険や仕事上の賠償責任保険)。後は、収入源の僕が突然死んだら家族が困るので、いろいろ計算した上で最低限の生命保険には入っている。でもその生命保険も、貯蓄の中で対応できるくらいお金が貯まれば脱退するつもりです。

もし自分が億万長者になったら自動車保険もやめるでしょう。人身事故を起こして何人も死んでしまっても数億円払える経済力があれば。当然そんなお金持ちにはなれないので一生自動車保険には入り続けることになります。

テレビで宣伝している民間の医療保険やがん保険は、本当に必要な人はほとんどいない。国民皆保険の日本では医療費が高額になっても月々の支払い上限額が決まっているのだから。その支払い上限額で対応できない人だけ損を承知で医療保険に入る。そうでない大部分の人はそんな保険料を支払う代わりに万が一の時のために貯めておいた方が良い。お金を銀行に眠らせておくとインフレに伴って物価に比べお金の価値が下がっていくので、適切な資産運用をするとなお良い。自分は手数料の低いネット銀行でのインデックスファンドの投資信託・ETFと個人向け国債です。他の金融商品には手を出さない。iDeCoやNISAは最大限活用します。

話がとてもそれた。我が家はまだ停電中です。沖縄電力によると明日復旧予定とのことなので、丸3日以上の停電ですね。電気のありがたさを感じました。


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